歴声庵

ツイッター纏め投稿では歴史関連(幕末維新史)、ブログの通常投稿では声優さんのラジオ感想がメインのブログです。

2013年11月 『ガールズ&パンツァー』:大洗舞祭、あんこう祭道中記

2013年11月23日 23時20分52秒 | ロケ地訪問(聖地巡礼)



 昨年の「あんこう祭」には行けなかったので、今年のあんこう祭には絶対に行こうと前々から思い、遂にあんこう祭へ行ってきました。前日の舞祭りが行われる11月16日から大洗を訪れましたが、前日から『ガルパン』ファンの姿が多く、翌日17日のあんこう祭本番に至っては、とんでもない人数のファンで商店街が埋め尽くされていました(^^;)。

 16日朝、大洗鹿島線に乗車。残念ながら『ガルパン』仕様ではありませんでしたが、車内にはあんこう祭のポスターが貼られていました。

 しっかり『ガルパン』の事が載っていたので笑ってしまいました(^^;)。

 そして常澄駅を通り過ぎ、大洗駅に向かった所で、噂の地上絵を撮影しようと待機します。私の他にも、地上絵を撮影しようとする人が多く、進行方向に向かって右手の窓に集中しました。尚、昼近くの車両ではあまりにも右側に『ガルパン』ファンが殺到しました為、「右側に集中しないで下さい」とのアナウンスが入ったそうです(^^;)。











 前回に引き続いてのクオリティの高さに、大洗駅に着く前からテンションが上がってきました。本当にここまでくると、「夢の国 大洗ガルパンランド」ですよね(^^;)。




 大洗駅に到着。まずは当日行けなかった、みほのバースデーイベント関連の品を鑑賞。それにしても平日開催のイベントにも関わらず、ヘッドマークを作ってしまう、大洗鹿島線さんの本気度は凄い(^^;)。

 さて駅に到着したので、まずは舞祭のステージが在るまいわい市場に行こうかと思ったら、一年生チームの名刺が、M3リー関連のパネルが設置されている店で配られているという情報を得たので、急遽町内を廻る事に。このようなゲリライベントが突如開催されたりもするので、本当に現在の大洗は一時も気を抜く事が出来ません(^^;)。


 このような感じで名刺が置かれていました。


 実際に入手した名刺です。宇津木ちゃんの分のみ17日に配布された為、入手する事が出来ませんでした。大好きな一年生チームだけに無念です。ところでM3リー以外の車両の選定は、一年生チームに関係した車両なのかな?。

 突発イベントを楽しんだ後、商店街に移動。お好み焼き道さんの前を通った際、向かい側の大野屋さんを見てみたら...。


 何と今まで、あまり『ガルパン』展開をしてこなかった同店が、急に『ガルパン』仕様になっていてビックリ(^^;)。


 たかはしさん店頭の華さんは、クリスマス仕様になっていました。


 続いて、噂になっている国井屋さんの看板を鑑賞。店名ではなくて、キャラ名で書いてあるのが素敵です(^^;)。


 近づいてみたら、国井屋さんで行われているイベントの告知がされていました(^^;)。


 江口又新堂さんの店頭では、エルヴィンと左衛門佐が2ショットしていました。尚、この日の江口又新堂さんは、アンソロジーとトラベルガイドの発売に加えて、小林源文御大が突発サイン会を開催していた事もあり、凄まじい混雑をしていました(汗)。

 町内を散策した後、舞祭り会場に移動。目当ては渕上舞さんと佐咲紗花さんによる、あんこう音頭のステージです、ステージ開始前に前説として杉山Pと常磐さんによるトークが行われたのですが、前説とは思えないほど会場は大盛り上がり。特に杉山Pの大洗観光大使就任は、今後も弄られるネタになる事でしょう(^^;)。
 そんな半ばメインイベントの前説が終わり、いよいよ渕上さんと佐咲さんが登場。このステージの前に行われていた、地元のジャズバンドが「Enter Enter MISSION!」を演奏した際、渕上さんが「私も歌う!」と飛び出しそうになったと言う面白い話が聴けたり、あんこう音頭を踊るファンを見た佐咲さんが、思わず「気持ち悪い」とぶっちゃけてしまったりなど(ただし言われたファンは喜んでいましたが)、楽しいイベントでした。

 ステージ終了後、一旦今回泊まった忠愛丸さんに荷物を置いて、再び町に繰り出したのですが、何件かのお店の店頭で、あんこうの吊るし切りがされていましたね。私たちも、丸山荘...、もとい大勘荘さんで吊るし切りをしていると聴いて、鑑賞しに行ったらたくさんのギャラリーが居て驚きました。どうやら、この日の宿泊客だけではなく、私たちのように別の宿に泊まっている人達が集まっていたみたいです。




 大勘荘のご主人が吊るし切りをしてくれました。この吊るし切り初めて見たのですが、時間が掛かるかと思っていたら、手際よくするする行っていたので、10分足らずで終わってしまい驚きました。ちなみにこの時デジカメを宿に忘れてしまい、携帯で撮影したので画質が良くないです(汗)。


 大勘荘さんの吊るし切りを堪能した後、宿に帰還。この日宿泊した忠愛丸さんです。


 大洗磯前神社の大鳥居向かいの旅館なので、ご存じの方は多いのではないでしょうか。
 さて、大洗の宿は毎回食事が美味しいので、果たして忠愛丸さんではどのような夕食が出るか楽しみに食堂に向かったら...。


 何故かノンナが居てビックリ(汗)。何でも忠愛丸さんと、普段ノンナが居る森寅さんは仲が良いらしく、『ガルパン』ファンが泊まる際は、森寅さんが閉店したら、ノンナを借りてくるそうです。これは予想外の嬉しいサプライズでした(^^;)。


 忠愛丸さんの夕食その1。まずは怒涛の刺身の盛り合わせ。どれも新鮮で美味しかったです。実は私は今までウニが生臭くて食べられなかったのですけれども、忠愛丸さんのウニは美味しく食べる事が出来ました。どうやら私が今までウニと思って食べていた物は、ウニではなかったらしい(汗)。


 忠愛丸さんの夕食その2:魚の煮付け。


 忠愛丸さんの夕食その3:マリネとツブ貝。


 忠愛丸さんの夕食その4:ハマグリの酒蒸しかな?。大洗のハマグリは味が濃くて、本当に美味しいです。


 忠愛丸さんの夕食その6:エビの塩焼き。エビ好きの私としては、これが一番美味しかったです。


 忠愛丸さんの夕食その7:だめ押しのアンコウ鍋。実は前回食べたアンコウ鍋は味が濃すぎて苦手意識があったのですが、忠愛丸さんのアンコウ鍋は味も濃すぎず、味噌味のお汁が美味しく三人とも美味しく食べさせて頂きました。アンコウ鍋ってこんなに美味しい物だったのですね(^^;)。


 そんな美味しかったアンコウ鍋を、最後に雑炊にして頂きました。これがとんでもなく美味しく、「美味い」を通り越して「ヤバイ」と言う感想が、食堂内を飛び交いました(^^;)。

 翌日早朝は、祝町向州台場跡に再訪問。途中の大洗磯前神社には同じ巡礼者と思われるような方がたくさん居ました。皆さん早起きですね。祝町向州台場跡の画像は後日別に紹介させて頂くとして、祝町向州台場跡から見た日の出の画像です。



 翌日の忠愛丸さんの朝食。朝からボリュームもあり、シジミの味噌汁が美味しかったです。尚、この朝食後にノンナさんは森寅さんへ帰っていきました(^^;)。

 翌17日はいよいよあんこう祭本番です。目当てのあんこうチーム五人役の声優さんが出演するステージは昼過ぎなので、まずは痛車・痛バイク・痛チャリコンテストが行われる商店街に向かいましたが、尋常じゃない人の多さに驚きつつも、色々な痛仕様を見て楽しませて頂きました。


 会場にはたくさんの痛車があり驚きました。あんこうチームが描かれた車。 余談ですが、この痛車前方にすたじお緑茶のロゴが有り、『南十字星恋歌』のキャラが描かれていました(^^;)。


 同じくあんこうチーム。


 こちらは、さおりん号。


 秋山殿号。


 華さん号は、たかはしさんの近くに配置されていました。


 同じようにオレンジペコ号はムライさんの近くに有りました。


 ナカジマ号はブリアンさんの前に配置と、痛車の配置も考えてくれているのが好感が持てますよね。


 一年生チーム号。


 一年生チーム 二台目(桂利奈ちゃん号)。


 一年生チーム 三台目(澤ちゃん号)。
 尚、一年生チームの画像が多いのは私の趣味です(^^;)。




 またコンテスト会場では復活したあんこうタクシーも展示されていました。これは嬉しかったです。


 痛車以外にも痛バイク・痛車が展示されていましたが、中には硬派な作品もありました。


 ダージリン号。


 痛チャリコーナーでは、逆にファンシーな物もありましたね。


 他にも会場内には模型戦車の展示もされていました。


 道路上にはラジコン戦車も走り。


 更にはヘッツアーが展示され。


 極めつけは、こんな巨大なⅣ号戦車D型(今村金網様製作)までが鎮座して、桁違いの存在感を発揮していました。しかもこのⅣ号砲塔が回転可能で、回転した際は感嘆の声が挙がっていました(^^;)。
 こんな色々な意味で規格外のイベントでしたが、恐ろしいのはこのイベント、町内会が主催していると言う事ですよね(汗)。


 別のアングルから。


 また会場内の肴屋本店さんには、巨大なマチルダのパネルも展示されて、4話が再現されていました。


 肴屋本店さん向かいの駐車場には物販スペースが設けられて、スペアリブの屋台にはこのようなイラストが掲載され。


 吉田屋さんの物販列の最後尾には見慣れた物まで登場していました。何と言うか、大洗のイベント開催スキルは凄まじい勢いで向上していますよね(^^;)。


 また商店街頭上には、このような嬉しい応援幕が設置されていました。


 会場内ではないですが、街中にはたくさんの痛チャリが走っていました。このさおりん号が、今回見た痛チャリの中で個人的には一番好きです。


 更に『ef』の優子の痛車までが街中を走っていました。まさか大洗で優子を見られるとは思いませんでした(^^;)。他にも『DRACU-RIOT』の痛車も見かけましたし、もはや大洗は痛車のメッカになっている感があります(^^;)。

 商店街を堪能したので、イベント会場へ移動。今回のあんこう祭のメインイベントである、大里さんによる吊るし切りを観賞しました。


 まずは大里さんと、司会として常盤さんが登場。この二人がステージ上に挙がると、巻き起こる謎の歓声と拍手(^^;)。ちなみにイベントの予定時間が押している事から、常盤さんは大里さんに「どれくらいで出来る?」と質問。頑張れば10分くらいと答える大里さんに対して、「五分で終わらせて」との常盤さんからの無茶ぶりがされます(^^;)。


 かくして、大里さんによる吊るし切りスピードレースが開始します(^^;)。
 まずはヒレを切り落として。


 続いて皮を剥ぎます。画像でこうして見ると、結構グロいですね(汗)。


 肝を取り出します。


 大里さん曰く、このアンコウは大きさのわりに、卵巣が小さかったそうです。


 会心の笑顔(^^;)。


 最終的には殆ど骨だけになります。流石は名人芸ですね。
 常盤さんの無茶ぶりに答えて、短時間で吊るし切りを終わらせた大里さん、『ガルパン』ステージに繋ぎます。もっとも、大里さん退場時には凄まじい拍手が起きていましたが(^^;)。

 続いては『ガルパン』ステージ。廣岡さんの司会により、あんこうチーム役の五人が登場。この五人が一斉に登場するのを生で見るのが初めてだったので、凄い嬉しかったです(^^;)。
 声優さんは撮影禁止だったので画像はありませんが、当日の声優さんの衣装は、上がパンツァージャケットなのは皆さん共通ですが、下が個人毎に違いました。渕上さんは本編に準じた白いスカートに黒いタイツ、茅野さんが茶色のスカートに、えんじ色のタイツ、尾崎さんが黒チャックのスカートに黒スト、中上さんが黒い短パン(?)に灰色のニーソ、井口さんが黒いスカートに黒ストと言う衣装でした。またこうして五人並ぶと、茅野さんが凄い小柄だったのが印象的でした。その茅野さんが、ステージ後ろの垂れ幕(?)に、『ガルパン』のアンコウが居るのを指摘しましたが...。


 本当だ(汗)。何か『ガルパン』が大洗の祭りにすっかり溶け込んでいる感じがして嬉しかったです(^^;)。

 またこのステージ上に、大洗のゆるキャラとなった「あらいっぺ」が登場。


 あらいっぺ(画像は別ステージの物です)。
 声優さんに囲まれてテンションが上がったのか、あらいっぺが荒ぶっていたのが印象的でした(^^;)。
 あらいっぺが退場した後に、五大発表がされましたが、既にネット上の話題になっているので割愛します。
 発表後はChouchoさんと佐咲さんが登場してライブパートとなりましたが、五人による「Enter Enter MISSION!」は歌われませんでした(涙)。う~ん五人による「Enter Enter MISSION!」を初めて生で聴けると期待していたので残念でした(涙)。歌が無いのならば、せめてもう少し五人のトークが聴きたかったな~。告知がメインで、あまり五人によるトークは聴けなかったので...。

 以上で、あんこう祭の感想は終わりです。続いて恒例の大洗食べ歩きレポートに入らせて頂きますが、今回あまりにもたくさんのファンが大洗に訪れた為、ついにファンによる食べ物の需要が、商店街の食べ物の供給能力を超えてしまったらしく、どこもかしくも満員か売り切れで、多くの食事難民が発生していました。う~ん、これからは商店街中心部を離れた飲食店の開拓が必要ですかね。その為にも先日発売された大洗ガイドブックを活用したいと思います。


 16日に肴屋隠居さんで食べた豪快天丼。半年ぶりに食べましたが、やはりボリュームがあって美味しかったですね。


 食事難民になりそうな所を、二日とも助けてくれたgouterさん。もっともタッチの差で、すぐに満員になっていましたが。
 16日に食べたコーヒーのケーキとダージリン。


 17日に食べたレーズンのケーキとオレンジペコ。


 これは友人が注文した、戦車風抹茶ケーキのグロリアーナセット。


 ムライさんで購入した、ドイツ産の白ワイン。口当たりが良くて美味しかったので、忠愛丸さんで一本空けた後に、お土産用に二本購入しました。


 10話で歴女チームが食べていた、さくらいさんの「あのカツ丼」。お客がたくさん来て大盛況でしたが、殆どの人がこのカツ丼を注文していました(^^;)。


 旗指物もたくさん用意されており、撮影が推奨されているのが大洗らしいですね(^^;)。


 大洗から帰る前に大進さんで食事しましたが、以前は上天ざるを注文したので、今回は普通の天ざるを注文しました。ここのお店の天ざるは美味しいのでお気に入りです。


 大進さんでの夕食を終え、帰宅しようと大洗駅のホームを上がったら、そこには幸運にも『ガルパン』ラッピング車両の二号車が待機していたので、大喜びで撮影開始(^^;)。


 確かに絶妙な位置に給油口が有りますね(^^;)。




 この一年生ズの絵は、夏コミで配布されや冊子の絵ですが、正直この絵の澤ちゃんって、イメージが違うのであまり好きじゃないのですよね(汗)。


 ちなみに二号車の後ろには、一号車が連結されている『ガルパン』二両編成でした。


 車内にもたくさんイラストが貼られています。


 全体的に「大洗に行こう」とのアピールがされているポスターが多めです。


 色々な雑誌に掲載されていた版権イラストが多かったです。


 あんこうチームの水着姿。そう言えば一年生チームの水着姿の雑誌掲載イラストは無かったような...。


 エリカがまほ姉大好きなのは公式設定らしい(^^;)。


 こんなイラストまでありました(汗)。


 お口直しに華さんをご覧下さい(^^;)。


 最後になりますが、カジマさんの新商品となるミリメシ(ウインナーカレー味)を購入したので、本日喫食してみました。画像はパッケージの外観です。


 箱を空けると、中身は大まかに二つに分かれます。


 こちらはカレーのレトルトパック。


 こちらはご飯のレトルトパックと、加熱剤のセットです。


 加熱剤のパック。


 中に入っている加熱剤。水と触れると化学反応を起こして高温になります。


 このように加熱パックの底に加熱剤を置き、その上にカレーとご飯のレトルトパックを置きます。
 (注):私は縦に置いてしまいましたが、横に置いた方が上手く暖まるっぽいです。


 画像では判りにくいですが、水を注ぐと加熱剤が化学反応を起こして、水が沸騰します。


 暖まったカレーとご飯を皿に盛って出来上がり。しかし付属の皿では、内容物と比べると小さいらしく、全部を盛る事は出来ません。
 味については、正直ボンカレーを想像していましたが、ウインナーの味が染みこんでいる分、ボンカレーとは違いました(まあボンカレーにウインナーの味が染みこんだ味と言えるかもしれませんが(^^;)。
 とりあえず無難なカレーから試しましたが、カジマさんでは全部で三種類のメニューが発売されているので、今度大洗に行った際に残りの味も購入してきたいと思います。

 以上で今回の感想は終わりです。あんこうチーム役の五人や、あんこうの吊るし切りを生で見られたのは嬉しかったのですが、あんこう祭メインの予定だった為、他の大洗のイベントや食べ歩きを楽しむ時間が無かったのが残念でした。う~ん一度イベントとは関係の無い、普通の土日に訪問して、普通の土日の大洗を楽しみたいな~と思っている今日この頃です。

 訪問日:2013年11月16日・17日