歴声庵

ツイッター纏め投稿では歴史関連(幕末維新史)、ブログの通常投稿では声優さんのラジオ感想がメインのブログです。

イベント感想:「月光会」内 ここにこ朗読劇

2013年10月02日 20時23分10秒 | 声優イベント・ライブ・舞台感想

イベント名:月光会
出演者:中島裕美子さん・寺本治子さん(ここにこ)
日時会場:2013年09月23日 東京:秋葉原アトリエACT&B

 *今回のイベント感想は朗読劇の内容を完全にネタバレしています。既にイベントが終わり、この朗読劇の内容が再演される事はないだろうと思い、何より記憶が劣化しても思い出せるように書かせて頂きましたが、ネタバレが嫌と思う方はご注意下さい。

 今回の朗読劇は脚本を書いたゆみこふさんが、あらかじめ「ホラー」と言っていたので覚悟していましたが、失礼ながら普段のゆみこふさんからは想像出来ない最初から最後までちゃんとしたホラーだったので驚きました。
 内容は「トイレの花子さん」のアレンジ物。冒頭に二人の少女が、トイレの花子さんについて話しますが、二人の通う学校の花子さんは「願えを叶えてくれる」珍しい花子さんとの事。ただ三つタブーがあり、そのいずれかを破ると花子さんの世界に連れていかれてしまいます。一つ目のタブーは「花子さんに嘘をつく事」、二つ目が「花子さんに触れる事」、そして三つ目は何だっけ...?と言う所で場面転換。
 場面転換されると再び学校。ただし、ゆみこふさんの役は先生で、そこに新たにゆみこふさんの学校に転校してきたと言う寺元さんの役がゆみこふさんを訪ねて、学校案内を頼みます。頼まれたゆみこふさんは校内を案内しますが、その途中で学校の七不思議に話が及び、前述の願いを叶える花子さんの話になります。話の途中で寺本さんに「何か忘れていないか」と迫られるゆみこふさん、必至に否定するものの、やがて二人の過去が語れます。実は過去にトイレの花子さんの世界に連れて行かれた生徒が居て、その生徒が寺本さんだったのです。
 転校生の寺本さんと仲良くしなさいと先生に言われた、子供時代のゆみこふさん。本心では寺本さんを疎ましく思っていたゆみこふさんは、表面上は仲良くしつつも無茶なお願いをすれば寺本さんが離れるだろうと、花子さんにゆみこふさんが先生になれるようにお願いするように頼みます。そしてその頼みを受けた寺本さんでしたが、結局行方不明になり、ゆみこふさんも転校してしまったとの事。尚、ゆみこふさんは先生として、この学校に戻ってきたのです。
 かつて自分のせいで死なせてしまった寺本さんが現れた事に動揺するゆみこふさんでしたが、実は寺本さんの姿をしていますが、正体は花子さんであり、本当の寺本さんは花子さんに会った時にパニックを起こして、願いを言う前に転落死してしまったとの事。それを聞いたゆみこふさんは「花子さんは自分を連れに来た」と更にパニックを起こして、花子さんが現れた鏡を壊せば花子さんは元の世界に戻るのではと、その場所を目指します。
 そして見事現れた鏡を壊せたものの、花子さんは別にゆみこふを連れ去るために現れた訳ではありませんでした。願いを聞くべきだった寺本さんが亡くなってしまった為、寺本さんの願いだった「ゆみこふさんが先生になれた」かどうかを見届ける為に現れたのです。しかしゆみこふさんは花子さんのタブー、「花子さんに嘘をつく事」、「花子さんに触れる事」、そして「花子さんが現れた鏡を壊す事」の三つを全て犯してしまった為、結局花子さんの世界に連れ去られてしまうのでした...。

 以上が、ゆみこふさん脚本の朗読劇の内容でした。正直見るまでは、幾らホラーと言っても、ゆみこふさんが書く話なのだから最後はハッピーエンド、そこまでいかなくても綺麗な物語になると思っていました。実際途中までは「実は良い話」になる感じだったので、バッドエンドな終わり方には「こんな話も書けるんだな~」と思ってしまいました。意外とこのようなホラー話が好きなんですかね。
 ちなみにこの日のゆみこふの衣装は、白いブラウスに濃紺のスカート姿と言う、いかにも教師っぽい衣装でしたね。ちなみに『夜明け前より瑠璃色な』のさやかの私服姿や、『穢翼のユースティア』のフィオネの私服ぽかったと言えば判る人には判るかもしれません(^^;)。尚、開場前に並んでいたら、ゆみこふさんがこの姿で突然現れたのでビックリしました(^^;)。

 さてさて今まではSto lat!(狩)として歌+催し物と言う構成でしたが、今回はゆみこふさんの単独参加で、かつ朗読劇のみの構成でしたが、上記したとおり想像していたのは違う内容なので楽しめました。今後はこのような新たな面も見られるのかな~と思っていたら、今回元々月光会のメイン構成団体だった「HIKARIproject」が11月で解散との告知がされ、月光会その物が終わってしまうのではと不安に思っている今日この頃です。まあminoriのニコ生は当分続くと思うので、月に一度はゆみこふさんの姿は見られそうなのが救いですかね...。


10月1日(火)のつぶやき

2013年10月02日 01時01分36秒 | twitterまとめ

東大史料編纂所のDBに、県勇記の『戊辰日記』が収録されている事を、あさくらさんに教えて頂きました。良かった、これで宇都宮までコピーしに行かずに済みそうです。ダウンロードして週末にゆっくり読もう。これに鬼怒川渓谷の戦いに参加した宇都宮藩兵の編成について書かれているのを期待しています


『ガルパン』の宇津木ちゃん役の、山岡さんがラジオのパーソナリティーをすると言う事で早速聞いてみたら、凄いハイテンションな人だったのでビックリしました(汗)。