「うたわれるものらじお」最終回の知らせを聞いて以来、「うたらじ」と並んで私が好きな声優さんのラジオ番組の「はにはにラジオ」を最近よく聴き直しているのですが、聴けば聴く程「うたらじ」と「はにラジ」は正反対の番組だな~と実感しています。
ご存知の通り「うたらじ」はパーソナリティーの力也さんと柚木姉さんの素の魅力が番組の持ち味ですが、反面力也さんと柚木さんに全ておんぶと抱っこで、番組サイドの作りこみは弱かった気がするんですよね。
一方の「はにラジ」はそもそも出演する声優さんが全編キャラを演じて放送をしているので、台本がしっかり作りこみされていたのが特徴でしたね。反面その為声優さんの素は聴けず、毎回番組終了後数分間のフリートークでしか声優さんの素の会話は聴けなかったので、全編フリートークの「うたらじ」とは正反対に感じ、また羨ましく思えてしまいます。
そして「うたらじ」を聴いた事により、実感した「はにラジ」の特徴が毎クール毎に各種コーナーの変更がなされた事ですね。聴いていた当時は面白いと思っていたコーナーがゲストが一巡すると(クールが代わると)終わってしまうので、正直残念に思っていましたが、今考えると頻繁にコーナーを入れ替えてくれたおかげで毎回新鮮な気分で聴く事が出来ました。これは「うたらじ」が力也さんと柚木姉さん頼りでコーナーのリニューアルを怠り、現4クール目でようやく新コーナーを導入しましたが、結局物にならずに番組終了に至った現状を見ると、「はにラジ」の番組構成は正しかったのかなと思えるようになりました。
と言うか愚痴ですが、スタッフが番組構成を考えもっとコーナー変更を頻繁に行なっておけば、もう少し「うたらじ」は続いたのではないかと、ついつい思ってしまうんですよね。
さて、そんなコーナーを頻繁に行なっていた「はにラジ」ですが、特に好きだったのは、積木崩しをしながら質問に答え、積木を崩すと「センブリ茶」など不味い物を飲まされる(食べさせられる)「はにはに積木崩し」、ゲーム中の各ヒロインの名台詞を英語で話す「はにはに単語帳」でした。またコーナーとは違いますが全6クール中に2クールも毎回屋外収録があったのも印象的でした、人気番組なのに一回も屋外収録が無い「うたらじ」と比べると顕著だと思います。
以上、私の好きな声優さんのラジオ番組の「うたらじ」と「はにラジ」を比べてお互いの特徴を書いてみました。しかし「はにラジ」が終わった時はてっきり「夜明けなラジオ」としてリニューアルするものだとすっかり思い込んでいましたが、結局「夜明けなラジオ」はやりませんでしたね。う~ん「FORTUNE ARTERIAL」のラジオはやらないのかな?、もしやらないのなら「はにラジ」を復活させて「FORTUNE ARTERIAL」の宣伝をしてほしいな~と思っています。