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I Love Nature

自然の中で見つけたステキなモノ

仙人草 Sennin-sou

2006年01月26日 | 植物のお話
緑に映える真っ白な花。写真では大きな花に見えますが、実際に見るととても小さな花です。ちょっとした山道に入ると、道路際に広範囲に渡ってよく見かけます。

これは仙人草という蔓性の植物。花びらのように見えるのは実はガクで、花弁はないそうです。夏はこのように可憐な花を無数に咲かせますが、冬になるとガクが落ち、白いもじゃもじゃお髭姿になってしまいます。その様子から「仙人草」という名前がついたとも言われています。

なぜかデジタルズームで撮ってしまったため、画質が落ちてしまいましたが、実物は本当にきれいですよ。夏の山に入ったら探してみてください。まだ1月なので半年くらい先の話ですけど…

五島の海 The Sea of Goto Islands

2006年01月26日 | 五島のお話
五島と言えば、やっぱり海!これを紹介しておかなければ

上五島の海はとてもきれいです。特にこの若松島周辺の海はエメラルドグリーンで、沖縄の海に負けないくらいきれいでした。なぜここだけ海の色が違ったのかは分かりませんが、私にはこの付近の海が一段と美しく見えました。

全体的にはとてもきれいだという印象だったのですが、一つ残念だったのは、私の父や祖母が幼い頃ハマグリを採っていたという蛤浜が汚れていたことです。私の中では、そこは真っ白な砂浜が広がる美しい浜辺、のはずでした。しかし実際に行ってみると、ゴミは落ちているし、海の色も決して美しいとは言えません。ハマグリの気配も全くありません。

蛤浜は有川港という港の近くにあり、観光客がとても多い場所です。悲しいことですが、外から来た人が浜辺を汚してしまったのかもしれません。父や祖母がかつて見た浜辺は、もはや別の浜辺に変わってしまったかのようです。

もう一度ハマグリが住める浜辺に戻ってほしい。
自然界で一度失われたものを再生するには、とても長い年月がかかると言われています。せめてこれ以上海を汚さないように心がけていきたいものです