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自然の中で見つけたステキなモノ

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九千部岳ヤマボウシ登山(長崎県雲仙市)その4

2013年06月18日 | 山のお話

九千部岳を登頂したあとは、吹越方面へと下ります。少しずつ霧が晴れてきて、再び緑の山にヤマボウシの白が現れ始めました。

道のりはまだまだ遠い~ 今回は下山してから昼食なので、おやつでちょっとずつエネルギー補給しながら山を下ります。

何やら珍しい花を発見これは何という植物なのでしょう?隊長!教えて下さーい 

こちらはスイカズラ科のニシキウツギ(二色空木)の花。白とピンクの花が可愛い~ 

これは何の葉っぱでしょう?緑の葉の上にひょっこりと白い葉っぱが顔を出していました 葉っぱのアルビノ種??なんてあるのかなー?

山をどんどん下っていきます。太陽に向かって咲くヤマボウシの花は下からはあまり見えませんが、あの山頂から見た風景の中を歩いていると思うとなんだかワクワクしちゃいます 

こちらはユキノシタ科のガクウツギ(額空木)の花。同じ「ウツギ」という名前が付いていますが、ニシキウツギ(二色空木)はスイカズラ科で、花の形は全然違います。ガクウツギの花はむしろアジサイの花に似ていますよね。純白の清楚な雰囲気の花で、この時期この辺りの一帯の山で見ることができます 

T小登山隊の登山では、ただ黙々と山を登るのではなく、時々立ち止まって山の緑を観賞します。珍しい植物があると隊長が教えて下さるので、自ずと植物の知識が増えていきます。 

またまた今回の登山の主役であるヤマボウシを発見艶やかな葉の緑と総苞片の黄緑色を帯びた白のコントラストがとってもきれい 

まるでサクラの花のようなこちらの植物。調べてみましたが、これまた名前が分かりませんでした一輪しか見つけることができなかったけど、珍しい花なのかな?

梅雨入りして蒸し暑い日が続いてたけど、山の中は本当に気持ちがいい特に雲仙は標高が高いので、下界と比べると気温も低く快適です 

こちらはスイカズラ科のスイカズラ(吸い葛)。ニシキウツギと同じでこちらも二色の花がありますが、白い花が後に黄色に変わるそうです。キンモクセイに似たほのかに甘い香りがあるのもこの花の特徴です。

吹越に到着~そしてこの写真を撮った後、事件が起こりました…

いつも隊長の三脚をお借りしてセルフタイマーで撮影をするのですが、なんと撮影後その三脚の脚をしまおうとしたところ、私の怪力で脚がボキッと折れてしまったのです…いつもは脚を縦にして下から脚を押し込めるのに、横にして真横から力をかけたらボキッといってしまいました 私の相棒と言っても過言ではない隊長の三脚さん、本当にごめんなさいっ物の扱いが荒いので、何でももっと丁寧に扱おうと思います

この後車で場所を移動し、サプライズで待ち構えていたtami&猫のノンくんと合流して、みんなでお昼ご飯を食べました。そして大量にかいた汗を流し、疲れた体を癒すべく温泉へ。今回の温泉はT小登山隊では初めての富貴屋でした。通常700円ですが、回数券で安く入ることができ、お湯は乳白色の単純硫黄温泉で温度もちょうど良く、アメニティも充実していて、とっても良い温泉でしたョ~

登山の締めは熱々の温泉卵で おしどりの池の近くにある地獄で、持参した卵を茹でて作ったできたてホヤホヤの温泉卵たち。(tami、卵持ってきてくれてありがとう)「あちちちちっ」なんて言いながら殻を剥いて、美味しいお塩を付けていただきまーす とっても美味しくて勢い余って2つも食べちゃいました

今回のヤマボウシを観賞する雲仙九千部岳登山。この時期ならではの美しい景色に終始うっとりの目にも楽しい登山でした これからどんどん暑くなっていきますが、この夏もアクティブに登山を楽しんでいきたいと思いまーす

九千部岳ヤマボウシ登山(おわり)

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九千部岳ヤマボウシ登山(長崎県雲仙市)その3

2013年06月17日 | 山のお話

雲仙の春の風物詩であるミヤマキリシマの時期はもう終わりましたが、九千部岳にはまだ所々にツツジの花が咲いています。時折現れる赤い花は新緑の山に彩りを添え、私たち登山客の目を楽しませてくれます

4枚の葉が輪生した可愛らしい植物を発見茎の先端には星のような形の花(もしくはガク?)が付いています。この植物、アカネ科のオオバノヨツバムグラ(大葉の四葉葎)に似ていますが、ちょっと違うような…。もしご存知の方がいらっしゃったら教えて下さい 

九千部岳の頂上に近づいてくると、岩の間を両手を使いながらよじ登っていく急登が続きます。前日の雨で岩が滑って登りにくくなっていましたが、手足をバランスよく使って登っていく過程はワクワクの連続です

 

山頂付近で飼い主さんと登山を楽しんでいるワンちゃん達に遭遇しました~ 左はマルチーズのぼたんちゃんで、右はダックスフントのさくらちゃん。飼い主さんのお話では、このワンちゃん達は大分県の久住連山をはじめ、九州各地の山々を登頂ことのある(おそらく飼い主さんにとっての)山岳ガイド犬なのだとか。これまでも山で何度かワンちゃんに遭遇しましたが、小型犬のワンちゃんと遭遇したのは初めてです。可愛かったなぁ~

元気いっぱいのワンちゃん達と遭遇して程なく、九千部周辺の山々が一望できる岩場に到着~昨年9月に登った時(その時の様子はコチラ!)には緑一色だった山が、まるで雪でも積もっているかのように白く染まっていました なんとこれ、ぜーんぶヤマボウシの花なんです 所々にピンク色の花も咲いていましたよ

山頂よりもこの岩場からの景色の方が素晴らしいのですが、この日は私たちと同じようにヤマボウシ目当ての登山客が多かったので、早々にこの場を離れ、山頂を目指します 

ここは九千部岳山頂への最後の難所。両手両足を使って最後のひと登りです 

九千部岳山頂(1062.4m)に到着~ちょうどこの時、辺り一帯が霧で包まれて何も見えなくなってしまいましたが、山頂では可愛らしいシモツケの花が私たちを待っていてくれました

この日の山頂は登山客で大にぎわい。清掃登山で登ってきたグループもあったようです。 

山頂に咲いていたヤマボウシの花。ヤマボウシはミズキ科の落葉高木で、白い花びらのように見えるのは総苞片(そうほうへん)と呼ばれるもので、厳密に言うと花びらではなくつぼみを包んでいた葉が開いたもの。真ん中にある小さな球状のものがヤマボウシの花なのです。下界で見る園芸用のヤマボウシと比べると、葉も総苞片も大きく逞しい印象です。やっぱり自然の中にあるものは生命力が漲ってるなぁ~ 

九千部岳の山頂は狭いので、得意の三脚セルフタイマー撮影をするかどうか迷いましたが、ちょうど一瞬だけ登山客が少なくなったので、ささっとセッティングしてパパッと撮影しました 一発勝負だったけど、お目当てのヤマボウシも入ってなかなか良い感じに撮れてよかったです

九千部岳登山はまだまだ続きまーす

その4に続く 

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九千部岳ヤマボウシ登山(長崎県雲仙市)その2

2013年06月17日 | 山のお話

雨の多いこの時期は(今年はあまり降りませんが…)、植物達は水分をたっぷりと含んで、山の緑がよりいっそう美しく見えるもの。山野に生きる草花たちが「見て見て!」と言わんばかりに私たちの視界に次から次へと飛び込んできます。上の写真はハナイカダ(花筏)といって、ヤマボウシと同じミズキ科の落葉低木です。この植物、なんと葉の上に花が咲くという特徴を持ち、その様子をイカダに見立ててハナイカダと呼ばれるようになったのだとか。別名をヨメノナミダ(嫁の涙)ともいうそうですが、こちらは花の後に付く黒い実をお嫁さんが隠れて泣いた涙に例えた呼び名なのだそうです植物の名前って時々こんな悲しい感じの名前があるんですよね~ 

こちらは私の大好きなユリ科のナルコユリ(成子百合)。きれいに一列に並んだ釣鐘形の花は揺するとカランカランと優しい音を奏でそうです。実際には音は鳴りませんのであしからず! 

田代原方面からの上りはなかなかの急登ですが、花を賞でたり、みんなでおしゃべりをしたりしながら登れば、なんてことありません。これが一人だったらきっともっとしんどいと思いますけどね 登山では仲間の存在はとても大きいものです。

隊長が珍しい植物を発見 これはクモキリソウ(雲切草、雲霧草、蜘蛛切草)というラン科の植物で、この辺りでは希少な植物なのだそうです。

調べてみるとクモキリソウという名前の由来は諸説あり、どれが本当か分かりませんでしたが、花の形が昆虫を連想させる形であることは間違いありません。一見すると茎に虫が集まっているようにも見えます。自然界にはおもしろい植物がたくさん存在するものですね

この大きな岩が見えたら頂上までは後少しです。九千部岳一面に広がるヤマボウシの様子はいよいよ次回ご紹介しまーす

その3に続く 

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九千部岳ヤマボウシ登山(長崎県雲仙市)その1

2013年06月16日 | 山のお話

長らくお待たせしました!久々の更新です

今日はT小登山隊のメンバーと雲仙市にある九千部岳(くせんぶだけ)に登ってきました。今回のメンバーは初参加のa馬さんと2回目の参加となるf中さんを含む8名。目的は今まさに満開の時を迎えているヤマボウシの花です。昨年はどういう訳かヤマボウシがほとんど花をつけなかったそうですが、今年は真っ白なたくさんの花を咲かせているそうで、しかも例年より10日ほど早く開花したのだとか。今回もどんな景色に出逢えるのか期待に胸が躍ります 

今回のコースは、田代原キャンプ場側の登山口から九千部の頂上を目指し、第二吹越側の登山口へ下るコースをチョイス。隊長たちが車を吹越側に動かして下さっている間、我々はキイチゴの試食を。甘酸っぱくて美味しかったです

この白くて小さい花はネジキ(捩木)の花。ツツジ科の落葉小高木で、幹がよくねじれることからネジキと呼ばれています。釣鐘形の小さな花はほのかに甘い香りを漂わせていました

隊長達が到着し、いよいよ登山口から山へ入っていきます。時刻は9:36を回ったところ。頂上まではやく2時間の行程を歩きます。

さっそくおもしろい植物に遭遇しました。これはキクラゲで、キノコの仲間です。漢字では「木耳」と書きます。確かに木に耳が付いているみたいに見えますよね

後ろ姿はこんな感じ。これまた耳っぽい感じ!日本では干したクラゲと味が似ているので、「樹木に生えるクラゲ」で「キクラゲ」と呼んでいたそうですが、中国から来た「木耳」という漢字をあてて「木耳」を「キクラゲ」と呼ぶようになったのだとか。漢字をそのまま読んで「きのみみ」なんて別名もあるそうですよ

こちらはコガクウツギ(小額空木)の花。ユキノシタ科アジサイ属の植物で、アジサイと同じように白い花びらのように見えるのは装飾花のガクです。

葉っぱの色や形が美しいのはユリ科のカンザシギボウシ(簪擬宝珠)。 花はこれからのようです。

そしてコチラが九千部岳の夏の風物詩であるヤマボウシ(山法師)の花ですミズキ科の落葉高木で、この花の特徴である4枚の白い花びらのようなものは花びらではなく総苞片と呼ばれるもので、真ん中にある球状の部分が花なのだそうです ちなみによく庭木や街路樹に用いられるハナミズキアメリカヤマボウシとも呼ばれ、北アメリカ原産の落葉高木です。日本原産のヤマボウシと比べて色も形も派手なイメージがあります。

ヤマボウシの花はみんな空に向かって咲くため、森の中を歩いている間はご覧の通りあまり花の様子を見ることができません。頂上から山全体を眺めたとき、どんな景色が広がっているのか考えただけでもワクワクしちゃいます ヤマボウシを観賞する夏の九千部岳登山はまだまだ続きます

その2へ続く

 

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