I Love Nature

自然の中で見つけたステキなモノ

金比羅山~健山~烽火山縦走登山(長崎県長崎市)その4

2013年02月19日 | 山のお話

烽火山(426m)を登頂した後はひたすら下るのみ 訓練登山開始からすでに5時間が経過しており、3つの山を縦走した隊員たちの脚には疲労が蓄積され、山を下り始めると膝がカクカク笑い出すという現象が起こり始めます。意外と上りより下りの方が足にくるんですよね~

隊員M上さんはストックを持ってきていなかったのですが、西山ダムで発見した天然木の杖のお陰でかなり足の負担が軽減された様子。私たちのような軽装備の登山者にとってはまるで魔法の杖です なかなか立派な杖だったので、おそらくこの辺りの山を登る人が別の登山者のために置いておいてくれたのでしょうね

足に負担はかかるもののやはり下りは速い あっという間に秋葉大権現(あきはだいごんげん)まで下ってきました。秋葉権現とは静岡県にある秋葉山(あきはやま)の山岳信仰と修験道が融合した神仏習合の神様なのだそうです。ちなみに秋葉山は東京都の秋葉原(あきはばら)の地名由来としても知られているとのこと。もとを辿れば何にでもきちんと由来があるものですね

 

T村さんが「目の神様みたいよ!」とお参りしているこの祠の中には、にっこりと微笑みながらうっすらと目を開いた観音様が座っておられました。その祠の両側に書かれた文字が気になったので調べてみると、ステキな言葉が刻まれていることが分かりました。

慈眼視衆生(じげんじしゅじょう)』
 仏・菩薩が大慈大悲の心で衆生を見ること

『福聚海無量(ふくじゅかいむりょう)』
 福徳の集まることが海のように広大であるということ
  観世音菩薩の恵みが広大であることをたたえた語

つまり、「観音様は何時もやさしい、思いやりの眼をもって私たち生きとし生ける衆生を見てくださる。その観音様の心をもって生きれば、海の如く無量に福が集まる。」という意味なのだそうです。この言葉、自分の心にも刻んでおきたいものですね (あ、残念ながら目の神様ではなかったようです、T村さん

 

膝が小刻みにカクカクするのを感じつつ、さらに急な階段を下っていくと、苔むした古めかしいお社が見えてきました。少し離れた場所から水が流れ落ちる音も聞こえてきます。 

 

奥には小さな滝があり、その手前には不動明王や六体地蔵など古めかしくも趣のある石像がズラリと並んでいました。ここでは修験者達が修行をしていたのでしょうか

小川の流れる緩やかな石畳の道を下っていきます。この辺りはモミジの木が多く、秋にはすばらしい紅葉の景色が見られそうです 

  

またまた石像を発見 おや、この左側の石像、なんだか誰かに似ているような… 私には政治家Iさんの顔にしか見えないのですが~ 皆さんはどなたか思い当たる人はいませんか?

こちらは瑠璃光山妙相禅寺。下り始めて約50分で烽火山を下りきりました。

 

可愛らしい狛犬さん。みごとに「阿(あ)吽(うん)」のお口になってます

この石の山門、なんだかステキ 日本のものではなさそうだと思い調べてみると、1679年に開創されたこの妙相禅寺は中国ゆかりのお寺で、江戸時代後期には長崎に住む中国人達の避難所にもなっていたのだとか。地元では昔から『春は中川カルルスの桜、秋は妙相寺(みょうそうじ)の紅葉』と言われるほど紅葉の名所としても知られているそうです。ぜひ秋に訪れてみたいものですね

日見バイパスの下を通って、本河内ダムに架かる橋を渡ります。この橋を渡ると後はバス停からバスに乗って諏訪神社に戻るのみ。ゴールまであと少しです

約6時間の訓練登山の労をねぎらってくれるかのように、ダムの噴水にはきれいな虹がかかっていました こういう自然からのサプライズが私たちの心を潤してくれます

 

訓練登山の後は久住登山前のミーティングとお疲れ会を兼ね、諏訪神社の境内にある月見茶屋へ。ここのぼた餅、ちょうど良い甘さでとっても美味しいんです 確か1個80円くらいだったかな?2つは多いかな~と思っていましたが、ペロリと食べてしまいました 甘味好きのあなた、諏訪神社を訪れる機会があればぜひ立ち寄ってみてくださいね♪

さてさて、さっと終わるはずだった訓練登山の集約がようやく終わり、次回はいよいよ久住登山をアップします。来週中には頑張ってアップしたいと思いますので、隊員の皆さん、もうしばらくお待ちくださいね~ ではでは、次回をお楽しみに

金比羅山~健山~烽火山縦走登山(完)


金比羅山~健山~ 烽火山縦走登山(長崎県長崎市)その3

2013年02月16日 | 山のお話

次に目指すのは今回のお昼ご飯スポットである仏舎利塔健山(たてやま)に登る途中にある白亜の建物です。 

道すがら、スミレの花を発見 春はもうそこまで来ているのですね 

 

またまた竹林ワールドへ突入~ この辺りは本当に竹が多いなぁ。スイセンの花もちらほら咲き始めているようでした 

春の気配を感じつつ、山を登っているうちに仏舎利塔に到着~ ここでお昼ご飯を食べましたが、今回はその様子は割愛させていただきます おにぎりと温かいスープで空腹を満たし、13:05に再び登山開始~

ピンク色のサザンカの咲く森を抜け、烽火山(ほうかさん)の山頂を目指します。

 

何の木だか分からないけど、きれいに剥けた樹皮や天然のナメタケらしきキノコに目を奪われつつ、ひたすら山を登ります 

 

なぜこんなところにたった一本だけシュロの木が 誰かが植えたのかな? 樹皮が真っ白な木も気になる~。これは一体何の木でしょうか?

『県指定史跡 烽火山のかま跡』という案内標示が現れました。根っこをしっかりと張った巨木はまるで「山頂までもう少しだよ!」と私たちを励ましてくれているようです。

今回の登山で私が見つけたMVP(Most Valuable Plant)はコレ コレ、何だと思います?隊長のお話ではおそらくキノコの仲間だろうということでしたが、発見した時は名前までは分かりませんでした。触るとぷにぷにして柔らかいこのキノコ、先ほどネットで調べてみたところ、とてもユニークな名前であることが分かったのです。皆さんにはこのキノコの名前が想像できますか?ヒントは、先っぽにある赤い部分。人の体の一部分に由来しています。ちょっと考えてみてください。

 

 

顔の一部と言った方が分かりやすいでしょうか。大体想像がつきましたか??正解は…



クチベニタケ(口紅茸)でした~ どうです?当たってましたか?このキノコ、頭部が球体の袋状になっていて、中に白い粉のような胞子を溜め、この唇の所から胞子を出すのだそうです。日本ではそう珍しくないキノコなのだそうですが、世界的には珍種なのだそうですよ ちょっとキュートでおしゃれなクチベニタケさん。またどこかで出会えるといいな~

こちらは突風か何かで倒れたのか、根っこごと横になっていた木。徐々に倒れたのか、一気に倒れたのか、真実を知るのはこの木だけ。しかしこれだけの木が倒れるのですから、相当な力がかかったに違いありません

仏舎利塔から約1時間で烽火山(426m)の山頂に到着~ 

ここは異国船の侵攻を烽火(のろし)をあげて知らせるために作った烽火台の跡なのだそうです。1638年に建てられ、その後1815年に改築されたのだとか。1647年にポルトガル軍艦2隻が来港した時に初めて点火されたのだそうです。約200年の歴史がある史跡なのですね~

というわけで、この歴史ある烽火台の中で記念撮影~ 円堤の中で撮ったのですが、うーん、ちょっと分かりにくいですな カメラマンとしてちょっと反省…

後は下るだけなので、訓練登山の様子はこれにて終了~!…と思ったのですが、もうちょっとだけ紹介したいものがあるので、あと一回分お付き合いくださいませ

今度こそ、訓練登山完結します

その4に続く


金比羅山~ 健山~烽火山縦走登山(長崎県長崎市)その2

2013年02月15日 | 山のお話

興奮冷めやらぬ前に先週末の久住登山をアップしたいので、ここからはざっくりと進めていきたいと思います

こちらは金刀比羅神社のお社です。説明板によると、金比羅山という名称は1705年に讃岐国から金比羅大権現分霊をこの山に祀ったことに由来するそうです。820年に神宮寺が建てられ、「金」の後に「刀」が付いて金刀比羅神社と改称したのは明治維新(1868年)になってからなのだとか。 

この神社の狛犬さんは筋肉隆々でかっこいい 所々に生した苔がよりいっそう風格を増しています 

金刀比羅神社の広場には『ドンク岩』という岩があります。『ドンク』とは『カエル』のことで、その姿はまさに草原に佇むカエルのよう

…かと思いきや、隊員T村さんから「カエルに見えなーい!」とクレームが 右側の岩がドンク岩なのだそうですが、うーん、確かにカエルというよりはむしろカモメのようです 皆さんには何に見えますか?

ドンク岩と英彦山。何とも風情のある風景ですよね しかしこの角度から見てもやはりカエルには見えませんな…

金刀比羅神社の鳥居を抜けるとその先には… 

長崎市内を一望できる展望所が現れました ここが金毘羅山の頂上(366m)です。ここからの景色はまさに絶景 一見の価値ありですよ~

目指すは左前方に見える烽火山(ほうかさん)。その前に健山(たてやま)に登らなきゃいけないし、うーん、まだまだ先だなぁ 

金比羅山を下って、次に目指すのは健山。結構急な斜面を下っていきます。

青くて艶やかな実を発見!これはユリ科のノシラン(熨斗蘭)の実。太陽の光を浴びてキラキラと輝いていました

 

気が付くとあたり一帯が竹林に 右を見ても左を見ても竹・竹・竹。ふと空を見上げると、黄緑色の竹の葉がさらさらと風にそよいで、とってもきれいでした。見渡す限り竹林の世界にいるなんて、普段なかなか経験することがないので、えらい感動しちゃいました

金比羅山を下ると西山ダム見えてきました。 普段車でしか通らない場所なので、この辺りを歩いたのは初めてです。

 

この西山ダムにかかる橋、前から一度渡ってみたかったんです。西山バイパスを車で通るときにいつも「どうやったら渡れるのかな~?」と思ってたのですが、まさか登山の途中で渡れるとは!この後はこれまた車の中からしか見たことがなかった仏舎利塔のある場所へ向かいます。

訓練登山は次で最終回です

その3に続く


金比羅山~健山~ 烽火山縦走登山(長崎県長崎市)その1

2013年02月13日 | 山のお話

2月9(土)~10日(日)はT小登山隊の年に一度のビッグイベント、大分県の久住登山でした。そのための訓練登山ということで、一週間前の2月2日(土)に長崎市内の山々を縦走してきました 今回の参加者は久住登山に参加する6名+1名の計7名。集合場所は長崎くんちの会場としてよく知られている諏訪神社です

 

この日のルートは街の向こうに見える烽火山(ほうかさん)まで金比羅山(こんぴらさん)を経由して縦走するとのこと。ここから見るとえらい遠くに見えるけど大丈夫かな~ 「訓練」というだけあって、かなりハードな道のりなのかも… そんな不安をうっすらと感じつつ、お諏訪さんでお参りをして、9:30から縦走開始~

まずは山登り…というよりも市内散策 諏訪神社の公園を抜けて立山公園方面へ舗装された道路を歩いていきます。この辺りはお諏訪さんの社叢があるためか、道路のど真ん中にこんな大木が何本も当たり前のように立っています。県外の皆さん、ここ一応車道なんですよ~ 運転する時はくれぐれも用心してください

住宅街の横を通ってまず目指すのは長崎東高の生徒御用達の金比羅山。その後、この写真の手前に見える健山(たてやま)とその右手に見える烽火山を縦走します。まだまだかなり遠くに見えますな~ 

 

次第に街の中から山の中へと入っていきます。途中出会ったお散歩中のワンちゃんにご挨拶して、金刀比羅神社への石段を上っていきます。 

この切り株、天然のアイビーがうまく絡んでなんだかステキ オブジェみたいだな~

苔むした風情ある石垣が私たちを森の中に誘います。ここには明治時代に金星の観測をした場所があるのだとか。 

歩き始めて50分ほどで長崎金星観測碑がある公園に到着~左のピラミッドのようなものがどうやらその観測碑のようです。なぜこんなところで金星の観測を??と思い、説明板を読んでみると…

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明治7年(1874年)に金星観測の最適地として日本が選ばれ、フランス、アメリカ、メキシコなどから観測隊が来日し、横浜神戸東京長崎で観測が行われた。フランスの天文学者ジャンサン氏一行6名は、金比羅山に観測地点を設け、明治7年12月9日、太陽面を通過する金星の観測に成功した。

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とありました。100年以上も前にこの長崎で世界的な観測が行われたなんてビックリ 今まで全然知らなかったなぁ~。

観測碑から少し離れた所には地球儀のような碑もありました。この碑には『我が国初の経緯度原点確定の地』とあります。説明板には以下のように書かれていました。

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… 金星観測のほか天文観測により長崎と東京との経度差の観測も行い、日本最初の経緯度原点(東京都飯倉:チットマン点を決定した。…

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ちなみに『チットマン点』のチットマンとは、同じく長崎市内にある星取山で金星観測を行ったアメリカ観測隊の隊長ダビットソンに東京に派遣された隊員チットマンの名前に由来するそうです。ちょっと気になる名前だったので調べてみました

 

展望台からは長崎港の入口に架かる女神大橋を望むことができます  ここから見る夜景はさぞかしきれいだろうなぁ~。

さてさて、訓練登山はまだ始まったばかり。まだまだ続きまーす

その2へ続く 


牧ノ山登山(佐賀県有田町)その3

2013年02月07日 | 山のお話

牧2峰にて待ちに待ったランチタイム~  さて、今回のお昼ご飯は…

お鍋に入れたお湯の中にみんなで持ち寄ったご飯を入れ、沸騰してきたら隊長が前日に摘んできてくださった七草を投入~ 味付けに塩少々をふって…

七草粥のできあがり~ T小登山隊メンバーの無病息災を願って、みんなそろっていっただっきまーす どうかどうか、今年一年も登山隊のみなさんが元気でいられますように 

こちらは料理上手な隊長の自信作、金柑の砂糖漬けです。隊長曰く、これを食べればのどの痛みなどすぐに収まるそうですよ とってもおいしゅうございました

さてさて、ご飯を食べた後はひたすら山を下るのみ。多少休憩が長くなって足が重たくなったとしても、下りなら重力に逆らわないので楽チンです ただし、このようながれ場は油断すると足を持っていかれるので注意が必要です 怪我をしないようにゆっくり下りましょう~。

おっと!珍しいきのこを発見 なんだかコブシの花みたいな形をしています。これって食べられるのかな~? 

道端に転がっている木の株は時に獣の姿に見えることがあります。皆さんには何に見えますか?

 

 

大きな岩が突如として目の前に現れる黒髪山系。これらの数々の奇岩が黒髪山系一帯の魅力でもあります。右側のワンコはお散歩中の柴犬くん。ご主人様とよく山に登っているそうです 足取りが軽くて羨ましい~ 

さて、牧2峰を下り始めて約40分ほどで竜門ダム付近まで下りてきました。この辺り一帯はキャンプ場になっていて、バンガローがいくつも立ち並んでいます。

最後に駐車場の手前にある橋の上で、先に下山されたお二人も一緒に記念撮影 今回はちょっと奥行きを生かした構図にしてみたのですが、ちょっと遠近感が出過ぎちゃいました セルフタイマー撮影にも随分慣れてくると、ただ横に並ぶだけでは面白くなくなってきちゃって、次第に構図を変えて遊ぶようになってきた私です。登山隊の皆さん、あまり行き過ぎていたら迷わず止めてくださいね~(笑)

さて、次回は2月2日(土)に行われた訓練登山の様子をアップします。場所は長崎市内で、スタート地点はなんとあの長崎くんちで有名な諏訪神社の一の鳥居。そこから6時間かけて三つの山を縦走しました 今週末は年に一度のお楽しみである久住登山も控えているので、できればその前にアップしたいと思います。では次回をお楽しみに~

牧ノ山登山(おわり)


牧ノ山登山(佐賀県有田町)その2

2013年02月04日 | 山のお話

なかなかハードな牧ノ山への登山道。ここから先もまだまだ急登が続きます

今度は「牧山 岩場注意」ですって どんな岩場が待ってるのかなー?

この辺りは本当に岩が多い。登りにくいけどそこがまたおもしろいのです 

 

目の前に岩壁が現れました~ ロープが下がっているので、一人ずつ順番に登っていきます。ただひたすら登るより、こういう場所があるとワクワク度がアップしちゃう♪初参加のokaもとっても楽しそうです

上から見るとこんな感じで登っていきます。だいたいどのくらいの角度か分かっていただけるでしょうか? 

案内標示にあったように、尾根をひたすら登って牧ノ山山頂(552.6m)に到着~ 登山口から1時間50分ほどかかりました。この写真では小さくて分かりづらいかも知れませんが、真ん中よりちょっと左の方に「九州のマッターホルン」(←ちょっと言い過ぎ)と呼ばれる虚空蔵山(608m)が見えています。スイスのマッターホルンと比べるとその規模は全くもって違いますが、確かに遠くからでも分かりやすいとんがった形をしていますよね

辺りの景色は見えませんが、牧ノ山山頂で恒例の記念撮影 当初参加者は10人だったのですが、今回初めて参加された方が途中でリタイヤし、y本さんが一緒に下山したため、残念ながら8名での登頂となりました。どうやら少し厚着をしていたために体温調節がうまくいかなかったようです。kさん、次回はぜひ一緒に登頂しましょう 隊員一同、またの参加をお待ちしています

 

さてさて、牧ノ山を登頂したところで時刻はすでに11:30を回っていましたが、今回のお昼休憩ポイントはここではありません。一度腰を下ろすと足が重たくなってしまうため、この先の峰を登りきってからお昼休憩を取ろうというのです。そうすれば、お昼ご飯を食べた後にたとえ足が重たくなったとしても、ひたすら重力に従って下るのみという訳です。隊長、考えてますね~

次の目的地の案内標示を発見 ん?「牧峰を経て青牧峠」って書いてあるけど、「牧峰」っていったい何と読むんだろう?「まき に みね」?いや「まき ツー みね」かな?いやいや「まき セカンド みね」なのか??英語でMaki 2nd peakって書いてあるので、「牧ノ山の二番目に高い峰」という意味になりそうですが、でも実際にはの方が高いのです。これはどういうことなのでしょうか?

英和辞典で「peak」を調べてみると「(山の連なりの中できわだった)峰」とあります。さらに広辞苑で「峰」調べてみると、「山のいただきのとがった所」・「山頂」とありました。ということは「牧峰」=「牧ノ山の二番目に際立った山頂」ということなのかも知れませんが、いずれにせよ「牧峰」の読み方は分かりません どなたかご存知の方がいらっしゃったら教えてくださいませ!

「牧峰」の読み方が分からないまま、とりあえずお昼ご飯休憩ポイントである牧峰(566m)到着~!さっきは「Maki 2nd peak」だったけど、今度は「Peak Maki 」って書いてある…。私だったら「2nd peak of Mt. Maki」にするかな~。でも二番目の高さじゃないしな…。職業柄どうも英語の表記が気になってしまうkero-keroなのでした

名前のことはしばし忘れて、牧峰でお昼休憩としましょう~ これ、何を作ってるか分かりますか?ヒントは「1月7日に食べるもの」です。もうお分かりですよね?答えは次回発表したいと思いまーす

その3へ続く 


牧ノ山登山(佐賀県有田町)その1

2013年02月03日 | 山のお話

ご挨拶が随分遅くなってしまいましたが、新年明けましておめでとうございます!ここ2~3年は山登りがメインとなってきた「I Love Nature」ですが、今年は日常の出来事なども綴っていけたらと思っておりますので、2013年もどうぞよろしくご笑覧下さいませ

またまた報告が遅れましたが、1月13日(日)にT小登山隊のメンバーと今年最初の登山に行ってきました 場所は佐賀県有田町にある牧ノ山登山という黒髪山系にある標高552.6mの山。竜門ダムの駐車場に車を停めて、竜門登山口から牧ノ山と牧ノ山の山頂を目指します。当日のお天気は朝から曇り とりあえず雨が落ちてこないことを祈りつつ、9:40に登山開始!今回のメンバーは新人さん2名を含む10名で、前々から参加したいと言っていた私の後輩であるokaも初めての参加となりました。okaにとって楽しい登山デビューとなりますように!

 

まずは竜門ダムの駐車場でトレッキングシューズとスパッツを装着し、竜門登山口へ向かいます。道端にはきれいなお顔をしたたくさんの石像が並び、私たちを出迎えてくれました

この水汲み場の先からいよいよ山に入って行きます。どうか全員揃って無事に下山できますように!

最初からなかなかのハイペースで森の中を進んでいきます。さあみんな、先頭のTさんに続け~! 

歩き始めて約25分、しばらく急登が続きます。初っ端からなかなかの急勾配です 

サクラの木の内側だけが朽ちて、樹皮だけがきれいに残ってる!茶筒なんかに使われるだけあって、サクラの皮って丈夫なんだなぁ

歩き始めて40分。ようやく眼下に下界の景色が開けました! 

向こうには国見道路が見えます。その先に広がるのは焼き物の里、伊万里の町。

 

竜門ダム方面に目をやると、大きな岩が!ここは展望岩という標高501mのところにある岩なのだそうです。 

その岩の先っぽに固まって、はいチーズ!写真では分かりにくいかも知れませんが、岩の向こうは崖になっているので、かなり腰が引けてまーす

遠くの景色を望んだかと思いきや、再び森の中へ。この辺りから牧山牧ノ山の方が正しい表記のようですが…)への案内標示がちらほらと目につき始めます。ん?なになに??「牧山 この尾根をひたすら登る」ですと???山頂までの距離が書かれてないけど、いったいどのくらい登ればいいのかなー ふと見ると、我々の目の前には再び急勾配の上りが立ちはだかっています。うーむ、確かにこれはひたすら登るしかありませんなっ

ちょっとハードな牧ノ山登山はまだまだ続きます

その2へ続く