I Love Nature

自然の中で見つけたステキなモノ

漁人市場 とっとっと

2007年02月25日 | 美味しいお話

                     島原に新しい観光スポット出現!?                    

大変ご無沙汰しておりました。体を壊していたわけではありません。久しぶりに外で仕事をすることになり(といってもアルバイトですが)、この2週間はブログのネタ探しに行く暇もなく過ごしていたのです。そんな中、久々に私の中に住む「思い立ったら即行動」の虫がうずき、週末を利用して島原まで行ってきました

今回の目的地は島原市内にある『漁人(ふなと)市場 とっとっと』。先週あるローカル番組の中で紹介され、自分で釣った魚をその場で料理して食べさせてくれるという珍しいスタイルのお店であることを知り、無性に行ってみたくなったのです。今回は旦那さんも一緒に帰省し、彼の家族と私の祖母を乗せて5人で一路島原へと向かいました。

                   

国道251号線から少し入った所にある『漁人市場 とっとっと』の敷地には、『とっとっと市場』『とっとっと食堂』があります。まずは市場の方へ入ってみると、たくさんの水槽がズラリと並んでいて、まるでちょっとした水族館のような雰囲気。とらふぐや伊勢エビなどの高級食材や全く見たことのない魚まで、様々な種類の魚貝類が所狭しと泳いでいます。

                   

その中でも気になったのがキャーメという名前の魚。一体どんな魚なのかと店員さんに尋ねてみると、「キャーメはいつも笑ってるんですよ」と言って水槽の中から捕まえて見せてくれました。こちらがそのキャーメ

                

なんと、こんな魚でした。確かに笑ってる!?私には怒っているように見えるのですが… どちらにせよ、なんとも愛嬌のある魚です。キャーメは地元の呼び名で、本当はコモンサカタザメという名前そうです。英名はなんとangel fish。お刺身でも美味しいそうですよ

                   

市場の前には船の形をした釣り堀があって、10分間ただで魚釣りを楽しむことができます。魚の種類によって違うのですが、1匹釣れたら500円~2000円を払い、さらに料理料を払うとその場で活造りやみそ汁などにしてくれます。スーパーでは魚は切り身や刺身の状態で売られていることの方が多く、自分が食べている魚の原型をあまり見ることの少ない昨今、釣りをやったことのない人でも手軽に釣りの感覚を味わえ、さらに自分で釣った魚を新鮮なうちに食すことができるなんて、ちょっと面白いアイデアだと思いませんか?これだったら小さなお子さんや女性でも気軽に生きた魚たちと触れ合えますよね

        

一方『とっとっと食堂』では、魚料理はもちろん肉料理も食べることができます。私が頼んだのはフレンチフィッシュセット(1575円)。前菜からデザート・コーヒーまで付いてくるのに1575円とはかなりお得!フレンチフィッシュセットの内容は以下の通りです。

                   

彩りもきれいな3種類の前菜 

                   

濃厚でコクのあるスープ

                   

梅風味のドレッシングがかかったさっぱりとしたサラダ

                    

カレー風味のソースがかかった白身魚のメインディッシュとバゲット(orライス)

                   

甘酸っぱいイチゴがのったクリームブリュレと美味しいコーヒー

どれもこれもなかなかのお味で、とっても満足な内容でした 最後のデザート&コーヒーがまた美味しくてびっくり!強いて言えばバケットがちょっと物足りなかったかな~

その他にもお肉を使ったステーキセットやお寿司など様々なメニューが揃っていますが、やはりお肉よりお魚の方がオススメです あ、念のため言っておきますけど、一人で全部食べたわけではありませんよ

                 

敷地内にはもう一棟とんがり屋根の気になる建物が立っています。扉の中を覗いていると、親切にもお店の方が中を見せてくれました。

 

まだ未完成だということでしたが、中には八角形の囲炉裏が作られていました。囲炉裏の周りをベンチがぐるりと囲んでいて、完成したらここで貝やお魚を焼いてもらって食べることができるようになるのだそうです。これはまたおもしろい空間になりそうですね

       

とんがり屋根のてっぺんには明かり取りがあって、晴れた日は電気が点いてなくても太陽の光が囲炉裏端を明るく照らしてくれます。中から見える景色もなかなか良くて料理の味もよりいっそう美味しくなりそうです。今度来る時が楽しみだな~

まだオープンして間もない『漁人市場 とっとっと』。いろんな珍しい魚たちに出会うことができたし、料理は美味しかったし、わざわざ島原まで行った甲斐がありました これから島原の新しい観光名所となるような予感がします。興味のある方はぜひ訪ねてみてください。オススメですよ~

HPはコチラ→『漁人市場 とっとっと』

 

漁人市場 とっとっと

住所 長崎県島原市湊新地町451番地
電話 0957-63-9911
営業時間 10:00~23:00(食堂ラストオーダー22:00)
駐車場 有り


五島のツバキ

2007年02月10日 | 植物のお話

 

五島の花と言えば、このツバキ。この時期になると島のあちこちでたくさんのツバキの花を見ることができます。島に自生しているツバキなので、見ての通りちょっとワイルドな感じですが、植樹されたツバキとは違い、花の一つ一つに個性があって私は好きです。

余談ですが、こちらでは現在「五島椿まつり」が催されていて、各地で様々なイベントが開かれています。興味のある方は五島市のHPをのぞいてみてください(赤字をクリック!)。ちなみに私は『久賀島の椿の巨木とつばき林を訪ねるツアー【2月4日(日)、18日(日)、25日(日)、3月4日(日)】』に興味津々でーす


2007年2月7日

2007年02月08日 | いろんなお話

                   

今日は私の30回目の誕生日&3回目の結婚記念日。

2と7が並んでいるだけで、今年はなんだか縁起が良い。

思えば結婚式を挙げたのも2月7日、27歳の誕生日。

 

どうやら2と7がつく年は節目の年になりそうだ。

 

今年に入ってすでにたくさんの出会いと再会があった。

その出会いと再会が私に大きなエネルギーを与えてくれている。

 

やりたいことも次から次へと浮かんでくる。

去年までとはちがう自分を、今年は見つけられそうな気がする。

 

次に2と7が並ぶ年は2027年。私は50歳。

その時は一体どんな節目を迎えるのだろう。

 

いやいや、そんな先のことよりまずは明日から。

感謝の気持ちと思いやりの心を忘れずに

一日一日をハッピーに過ごしていこう。

そしてもっともっといろんなことにチャレンジしてみよう。

 

2007年、記憶に残るステキな年にするぞ!

 

最後に、メッセージを送ってくれた家族や友人達へ

「ありがとう」

 

 記念すべき30歳の誕生日と3回目の結婚記念日に。

 

 

あ、8日になっちゃった…


まさか!?

2007年02月06日 | 植物のお話

                    ほぼ満開の山桜

2月に入って本格的に冬らしくなってきたと思ったら、この2~3日は驚くほど気温が急に上昇しました。長崎の今日の最高気温は18度。車の中は暖房を入れてないのに30度。まさに異常気象です。暖冬どころではなく、まるでもう春が来てしまったかのようです。

                     

寒さが苦手な私にとってはとても過ごしやすい天候ではあるのですが、ここまで暖かいとさすがに気持ちが悪いです。山桜だけではなく、なんと菜の花までもが満開でした。

                   

2月といえば私たちが幼い頃は一番寒い季節だったはず。なのに真っ白な雪の中を歩いて登校した思い出も、今や記憶の片隅に存在する程度。これが自然界の営みに起因するものであるならば、それに抵抗するすべはありませんが、ご存じの通りこの地球温暖化はほぼ間違いなく私たち人間の営みによってもたらされたものです。現在も進行中のこの急速な変化をくい止めるには、その要因を作った私たちがもっと地球のことを考えて行動するしかありません。私たちを育んでくれる地球はたったひとつしかないのですから。

それにしても今日は本当に驚いた…。

満開の花々に初めて感動ではなく不安を覚えたkero-keroなのでした。


助け合いのココロ

2007年02月01日 | 五島のお話

                            何が釣れたのかな

奥浦方面にある南河原(なんごら)はnaoママお気に入りの釣り場。最近大きめのクロやヒラメが釣れるという噂を聞きつけ、年が明けてからnaoママと一緒に3度足を運びました。

                   

この防波堤は3段階に分かれていて、場所によって釣れる魚も違います。釣り人達の話によると、今はこんな感じなんだとか。私たちはヒラメが釣れるという一番高い場所で大物を狙います

                   

地元の人によると、ヒラメが釣れる場所は海底が砂浜になっているのだそうです。ほんのちょっと場所を変えるだけで違う魚が釣れるのは、そんな理由があるからなんですね。まぁ、私の竿には相変わらずアジしか来ませんけど…(苦笑) 

こちらはnaoママや釣り仲間のおじさん達が釣った魚たち。

                   
         カワハギ キュートな顔立ち

                    
                     チヌ でっかい!ちょっとヤクザな感じ…

                    
                     アジ 大きい方は20㎝くらいかな?

                    
                     ウマヅラハギ 別名チョウセンゴベともいうそうです

そして極めつけがコレ!↓ 大きなお口のマトウダイ 

        
                    

どうやら先に針にかかっていた小さな魚(「餌取り」と呼ばれる雑魚)を丸飲みしようとしたようです。ひっぱると信じられないくらい大きく開く口は、閉じるときれいに収納されるんですよ。不思議だなぁ~

                    

マトウダイの名前の由来はお腹の真ん中に的(まと)があるからなんだそうです。naoママに一匹分捌いてもらったのですが、その身はまるで鶏のささみにように締まっていて、きれいなピンク色をしていました。バター焼きにして食べたらとっても美味しかったですよー こんな魚が波止場で釣れるとは、さすが五島!私も一度釣り上げてみたいなぁ~。

結局3回ともヒラメにお目にかかることはできませんでしたが、いろんな魚たちに出会えてとっても楽しかったです

                    

五島の海が豊かなら、釣り人達の心も豊かです。たとえ初対面でも、困っている釣り人がいたら見て見ぬふりをせず声をかける。そんな姿をよく見かけます。

先日私がテトラポットの下の岩場に餌カゴを引っかけてしまった時のこと。水面までは軽く10メートルはあって、高所恐怖症の私にはとてもじゃないけど降りられる高さじゃありませんでした。どうにかして取れないかと竿を抱えながらウロウロしていると、隣にいたおじさんがわざわざテトラポットをつたって下まで降りて、引っかかっていた餌カゴを取ってくれたのです。おじさんのお陰で仕掛けも全部無事でした。本当にありがたかったのですが、同時にちょっと凹んでしまいました…

私は人の手助けを受けるのが苦手で、なんでも自分で解決しようとしてしまうところがあります。人から助けてもらうと、感謝の気持ちと同じくらい人の手を煩わせてしまったという申し訳ない気持ちでいっぱいになってしまうからです。だから自分から人に助けを求めることは極力しないようにしています。

でもやっぱり私はいろんな人に助けられている。だからこそ、人に助けてもらった時は素直に感謝して、人が困っている時は進んで助けられる人になろう。そう思うようにしました。失敗して助けてもらうたびに悪いことをしたって思っていたら、何にも挑戦できなくなってしまうし、せっかくいただいたチャンスを無駄にしてしまうことになってしまうから。だからといって、いつまでもおじさん達に甘えるわけにはいきません!ちょっとずつでも自分でトラブルを回避できるように頑張るぞー

今日は長崎もちらほらと雪が舞っているようです。今年はまだ一度も雪が積もってないけど、明日あたり雪化粧した鬼岳が見られるかな~?寒いのは苦手だけど年に一度は雪景色が見たいkero-keroなのでした

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「マトダイ」 or 「マトウダイ」?

お腹の丸印を的に見立ててマトダイ(的鯛)と呼ぶ地域もあれば、口が長く伸びる様子が馬の頭のように見えるのでマトウダイ(馬頭鯛)と呼ぶ地域もあるそうです。どちらにしても的を射たネーミングですよね(笑)

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