I Love Nature

自然の中で見つけたステキなモノ

若松島と日島

2006年08月29日 | 五島のお話

               やっぱり夏は海だなぁー

今日は上五島のステキなスポットをご紹介します。去年の夏、レンタカーを借りて上五島(中通島と若松島周辺)を一周し、数々の美しい教会と自然の豊かさに大いに感動したのですが、私の心にもっとも深く残った風景は若松島の海と日島の謎の古墳群。「え?古墳群??」と思われた方もいらっしゃるかも知れませんが、ここが本当にステキなんです

                         

古墳群がある日島へ行くには、中通島→若松島→有福島→日島と、島から島へ渡らなくてはいけないのですが、すべての島は橋で繋がっているので、車で行くことができます 中通島と若松島を結ぶ若松大橋(写真)をはじめ、すべての橋は無料です 

              

若松島の西部に位置する有福島付近の海は青というよりエメラルドグリーン 透明度もかなり高いです この海の色に感激し、しばらく足を止めて写真をたくさん撮ってしまいました。そして、さらにその先に待っていたのは…

              

日島の謎の古墳群 ここは日島曲古墳群といって、その歴史は鎌倉時代にまでさかのぼり、これほど大規模で長期的に営まれてきた墓地は九州でも大変珍しいそうです どんな人が埋葬されていたかはあまり分かっていないのだとか。古墳群を取り巻く周囲の景色がまた圧巻で、真っ青な空と紺碧の海に白い墓石が映えて、とってもステキです

           

古墳群の中には三重にも五重にも石が積まれたものがあって、「崩れることはないのかしら!?」とちょっと心配になるのですが、数百年もの間、雨風にも負けることなく見事にその原型をとどめてきたようです。私の大好きなクマツヅラ科のハマゴウの花もちょうど見頃を迎え、可憐なうす紫色の花で古墳群の周りを美しく彩っていました

              

              

日島には若松ディアパークなるものもあり、野生の鹿が普通に道路を歩いていたりします。ここの鹿たちは人に馴れているようで、立ち止まってカメラを向けるとどんどん近づいてきましたが、私が餌を持ってないことが分かるとすごすごと帰っていきました ここでは鹿と人間が共存しているようです。

若松島の海と日島の古墳群、いかがでしたか?ぜひ来年の夏にでも訪れて欲しいスポットです。私ももう一度尋ねてみたいなー


ヤナギトウワタ

2006年08月25日 | 植物のお話

               一瞬ランタナかと思いましたが…

いつものようにキョロキョロしながら歩いていると、茅がわんさか生えている中に眼にも鮮やかな花が一輪だけ咲いているのに気が付きました。近寄ってよくよく観察してみると、ちょっと変わった形をしています。花の色から一瞬ランタナかなと思いましたが、どうも葉っぱや花の形が違うようです

              

例のごとく調べてみると、やはりランタナではなく、ガガイモ科のヤナギトウワタ(柳唐綿)という西インド諸島原産の植物でした。単にトウワタともいうようですが、葉っぱが柳の葉のように細いものをトウワタと区別してヤナギトウワタと呼んでいるようです。

              

別名シュッコンパンヤ(宿根パンヤ)とも呼ばれるこの植物は、パンヤノキ(パンヤの木)のように種子の中に綿毛が入っていることからそう呼ばれているようです。

                

ちなみにパンヤノキとは熱帯地方に分布する樹木で、果実の中には「パンヤ」と呼ばれる綿のような繊維が詰まっており、クッションや枕などの詰め物に利用されるそうです。 赤道ギニア共和国の国旗にも神木としてデザインされているんですって 一度実物を見に行ってみたいものです

                

後日再びヤナギトウワタの花を見に行くと、蕾だった花もきれいに咲いていました うーん、やっぱり可愛いな しばらくしたら種を採って植木鉢に植えてみよう。来年の夏、もし花が咲いたらまたお知らせしますね

注意:トウワタの茎を傷つけると乳白色の汁が出ますが、有毒なので触らないようにしましょう


クダモノトケイソウ

2006年08月24日 | 植物のお話

               ちゅるちゅるお髭がステキでしょ?

この不思議なカタチをした花を咲かせる蔓性の植物は、ブラジル原産のクダモノトケイソウ(果物時計草)。昔見たトケイソウと違って花びらがちゅるちゅるしているので、よくよく調べてみると、やはり別の種類でした。クダモノトケイソウは別名パッションフルーツといって、果実は食用やジュースに使われます。

              

ちなみにトケイソウの英名はパッションフラワーといいますが、passionは情熱という意味ではなく、キリストの受難(キリストが捕らえられ、裁判にかけられて十字架にかけられたこと)のことなんだそうです。南アメリカを旅行中のスペインの宣教師たちが発見した時の印象から付けられた名前で、彼らには真ん中の雌しべがキリストに、それを取り囲むまわりの細い花びらが後光に見えたようです。和名トケイソウの由来は…お分かりですよね 

                      

初めてトケイソウを見た時もそのユニークな花の形に感動しましたが、さらにその上をゆくクダモノトケイソウの美しい姿には思わず目を奪われてしまいました 

よし、私もいつか育てるぞ。そして実が成ったらパッションジュースをつくって飲むのだぁー 

しかし私に育てられるかな…


時の移ろい

2006年08月23日 | いろんなお話

               夕暮れ時の女神大橋

先日実家に帰った時に女神大橋に行ってきました。長崎市から国道499号線を野母崎方面に向かう途中にある橋で、戸町方面から西彼杵半島に渡ることができます。昨年12月に開通したばかりの橋なのですが、長崎港からもその姿を見ることができ、すでに長崎市の新しいランドマークとして定着しつつあります。夜はライトアップもされるんですよ 道路端には歩道もあり、歩いて渡ることもできるので、お散歩には持ってこいです

              

車が通っていない時に橋の上を撮ってみました。夕暮れ時って空だけじゃなくアスファルトや木々の色までも薄紅色に染まってるんですよね。昼間に見ても味気ない無機質な道路が、夕暮れ時だと味のある景色に見えるのは私だけでしょうか

              

橋の上から見える景色はとってもステキ!この日は台風が近づいていたこともあり、歩いているとみるみるうちに空の表情が変わっていきます

              

空がもっとも美しい表情を見せてくれたのは、夕日が雲の奥に沈んでしまってから。次々と移りゆく雲を見上げながら、片道約1300メートルの道を往復した時には、辺りはすでに薄暗くなっていました。

「あっという間に時は過ぎてしまう。私の人生も着実に時を刻んでいるのだ。もっと一日一日を大切に生きなくては!」

…と日頃の怠慢を反省しつつ、この日は帰路についたのでした。近くにお住まいの方はぜひ女神大橋を歩いて渡ってみてください。オススメですよー

駐車場もあります


福江島探訪4

2006年08月22日 | 五島のお話

               暑いなぁ~ (photo by satomin)

satominとの福江島探訪もいよいよ最終日。最後もやっぱり海を見せたいなと思い、やってきたのは香珠子浜(こうじゅしはま)海水浴場。ここは大浜海水浴場の先にある真っ白な砂浜で、駐車場から浜までの道には南国を思わせる亜熱帯植物が並んでいます

              

この道を下っていくと、目の前には真っ白な美しい砂浜が広がっています。夏だけ営業している海の家ではそうめん流しなどもできるようでした。わざとかどうか分かりませんが、BGMがかなり昔っぽくて少し笑ってしまいました 海岸沿いを散歩してみると、岩場の陰に様々な生き物たちの気配を感じます。

              

さてはてどんな生き物がいるのかな?

              

こちらは岩場にびっしり張り付いている貝たち。亀の手やカラス貝などがひしめき合っています

              

こちらの貝はなんというのでしょう?岩場でよく見かけるのですが、名前が分かりません 誰かご存じの方がいらっしゃったら教えて下さい

              

そしてこちらはカニたちの井戸端会議。カニの横歩きはいつ見ても可愛いなぁー でもよく見てみると前進もできるようですよ

              

これは何の貝殻か分かりませんが、この日香珠子浜で見た貝殻の中で一際目立っていた貝殻です。手の平くらいの大きさでとてもきれいな色をしていたので、こちらは旅の記念にsatominにプレゼントしました

                

これでsatominとの福江島探訪記はおしまい。この後お昼のフェリーで彼女は奈留島へと旅立っていきました。satomin、また遊びに来てね!いつまでもあなたらしさを忘れないで、これからも自分の気持ちに正直に生きていって下さい。また会えるのを楽しみにしているよ

たった3日間だったけど、盛りだくさんの旅になりました もっともっと福江島のステキな場所を発掘しなきゃ!

kero-keroの福江島探訪はこれからも続きます 

(福江島探訪記 完)


福江島探訪3

2006年08月21日 | 五島のお話

               三井楽の万葉の里公園で見つけたハマユウの花

魚津ヶ崎の案山子達に別れを告げ、次に向かったのは三井楽方面。三井楽と言えばやっぱり白い砂浜と青い海でしょう!というわけで、まずは万葉の里公園の展望台から白良ヶ浜を眺めます。

              

うーん、やっぱりここから見る白良ヶ浜はきれいだなー♡いつ来てもステキな風景。いつまでも変わって欲しくないな。近くで見るのもいいけど、私はこの展望台から眺めるのが大好きです

       

アスレチックがあったので、童心に返って遊んでみました! しかしこれは大人サイズじゃないな… ギリギリセーフでなんとか網をくぐり抜けました

              

園内にはこのような遣唐使船もあります。こちらの船はあまり大きくありませんが、実際には500人もの人が乗っていたそうなので、もっともっと大きかったんでしょうね~

              

              

次に訪れたのは福江島でもっとも有名な砂浜、高浜海水浴場頓泊海水浴場を臨むことができる魚藍観音像が立っている展望台。このエメラルドグリーンの海はいつ見ても感動します。福江島に来たら必ず訪れて欲しい場所です 近くにある金比羅神社では大きな柏の木を見ることができますよ。柏餅に巻いてある葉っぱしか見たことがなかったので、この木を見つけた時は嬉しくなっちゃいました

 
↑高浜海水浴場               ↑頓泊海水浴場

それぞれのビーチは客層が違っていて、高浜は若者が多く、頓泊は小さな子ども連れの家族が多いようです。頓泊の方が遠浅で波も穏やかなので、親御さんも安心して子どもを遊ばせられるのでしょうね

              

              

美しい海を見た後は玉之浦地区にある大宝寺へ。こちらは弘法大師空海が唐から帰国して初めて真言宗を開いたと言われている場所で、西の高野と呼ばれています。境内にある88体のお地蔵様はそれぞれ顔かたちに個性があって見応えがありますよ

                

お寺見学の後はルルドがある玉之浦の井持浦教会に立ち寄りちょっとだけミサに参加し、およそ6年ぶりとなる大瀬崎園地に向かいました。 真ん中にちょこっと見えているのが福江島のシンボル大瀬崎灯台です。灯台まで行くにはここから少し先の駐車場に車を停めて往復40分ほど歩かなければなりません。真夏に行くのはちょっとオススメできないかも…

              

大瀬崎灯台を眺めた後は小浦海水浴場玉之浦のアコウ島山島とゴールデンウィークに両親と姪っ子と一緒に行ったコースを辿り(→『玉之浦&三井楽』)、夕日が落ちる時間帯を見計らって再び高浜海水浴場へ。この日の夕日はとってもきれいでした 日中気温がかなり高かったので二人とも少しくたびれ気味でしたが、旅の終わりに美しい日没を見ることができ、またまた福江島の自然からパワーをいただいた私たちは、この後元気に帰路につきました

「今日一日ステキな旅ができたことに感謝!」

satominとの旅はいよいよ最終日を迎えます 


福江島探訪2

2006年08月18日 | 五島のお話

               お堀で見つけた蓮の蕾。大きいなぁ

satominとの福江島ツアー2日目は石田城のお堀見物から始まりました。先日もブログで紹介したのですが(→「蓮の花」)、satominが蓮の花を見たことがないというので、五島市歴史資料館の側にあるお堀を再び訪れました。花はほとんど終わっていますが、たくさんの蓮の葉っぱが太陽に向かって精一杯背伸びをしています。お堀の石垣も見ごたえがあります

           

先日来た時には蓮の花しか見つけることができなかったのですが、ずっと奥の方まで行ってみると睡蓮の花も咲いていました 数年前まで蓮と睡蓮は同じものだと思っていましたが、葉っぱも花も全然違います。ちなみにこちらが睡蓮です↓

              

蓮と睡蓮の花を観察した後は、遣唐使船が立ち寄ったという魚津ヶ崎公園へ。ここにはキャンプ場などの施設もあり、海を眺めながらバーベキューもできるようですよ

              

              

海側に少し降りていくと、波紋のような模様の付いた白っぽい岩場が広がっていました。目の前には中国大陸につながる真っ青な海。遣唐使としてここから船出していった人たちもきっと様々な思いを胸に抱きながら同じ海を見ていたのでしょうね。

             

             

私たちはしばらくこの岩場に腰を下ろし、潮風に吹かれながら、日本文化の発展のために命がけで船出していった遣唐使たちに思いを馳せていました。

                             

魚津ヶ崎公園から国道に出る道の途中に立っているこの顔の真っ赤な警官は、町おこしのために作られた案山子ようです。一瞬「本物!?」と思わせてしまうほどよくできています(こんな赤ら顔の警官はいないとは思いますが…)。季節限定のようなので、気になる方は岐宿町の魚津ヶ崎方面へGO!矢印の方へ100メートルほど行くといろんな案山子を見ることができますよ

                

しかし今日の台風で吹き飛ばされてはいないだろうか…。案山子村の案山子たちがとっても心配なkero-keroでした。

福江島探訪記はまだまだ続きます 


福江島探訪1

2006年08月11日 | 五島のお話

               樫の浦のアコウ樹

satominとの福江島ツアー1日目は、奥浦町にある堂崎天主堂から始まりました。五島列島にあるレンガ造りの教会の多くを手がけた鉄川与助さん(詳しくはコチラ→おじいちゃんが建てた教会)が建てたものです。この教会は内部の写真撮影は禁止されているので、外観しかご紹介できませんが、中にはキリシタンが弾圧されていた時代のオラショやロザリオ、踏み絵、マリア観音像などが展示されています。拝観料が300円かかりますが、一度は見学してみるのもいいかもしれません。

              

堂崎天主堂は浜辺に建てられているので、少し歩くと奥浦湾に注ぐ海を眺めることができます。 地図はコチラ → 堂崎天主堂

              

              

ちょうど干潮の時間帯になると、天主堂の目の前に広がる湾内にはいくつもの大きな石が出現します。こちらの丸い石は私たちの背丈より大きいんですよ!満潮の時には見られない光景です。

              

              

次に訪れたのは堂崎天主堂にほど近い樫の浦のアコウ樹。ファインダーにはとても入りきれない大きさです。下に垂れ下がっている無数の蔓のようなものは気根といって根の一部なのだそうです。枝いっぱいに葉を茂らせ、青い小さな実をたくさん実らせていました。 

              

樫の浦漁港の海はとってもきれいでした。透明度が高くて道路の上から撮った写真でも海底が透けて見えるのがわかります。少し離れただけで海の色が違うのにも驚きです。

                

次に訪れたのは緑の草原が広がる鬼岳。ここは何度訪れても新鮮な気持ちになれる不思議な場所です。このコンクリートの屋根の下には十字型の大きなベンチがあって、ごろんと横になると心地よい風が吹いてきてとっても気持ちがいいんですよ。 人工的な音はほとんど聞こえず、聞こえてくるのは隣にある鬼岳神社の木々に集まる小鳥たちのさえずりだけ。暑さでまいりかけてた私たちはしばらくここでゆったりと過ごし、自然のパワーをたっぷりといただきました

              

この日最後に訪れたのは、鐙瀬(あぶんぜ)熔岩海岸。鬼岳から噴火した熔岩が海に流れてそのまま固り海岸となった場所です。ここは福江島の中でも最も暖かく、至る所に亜熱帯植物が繁茂しています。今まではビジターセンターの近くの展望台からしか見たことがなかったのですが、今回は好奇心旺盛のsatominが発見した遊歩道を歩いてみることにしました。今にも動き出しそうな木のトンネルがしばらく続きます。

              

木のトンネルを抜け少し歩くと、熔岩に囲まれた小さな入り江にたどり着きました。ごつごつとした真っ黒な熔岩に囲まれ、その先に広がる真っ青な海を眺めていると、自然の息遣いが聞こえてくるようです。私たちが生まれるずっとずっと前からこれらの岩はこの地球上に起こる変化を感じてきたんだろうな。

      

地球の歴史に比べたら人類の歴史はなんと浅いことか…。改めて自分の小ささを感じました。この周辺には鬼岳の他にも火ノ岳・箕岳・臼岳という火山があり、鬼岳火山群を形成しています。もちろん今はすべて死火山ですが、そこから流れ出た熔岩に触れていると、自然の力強さを感じます。 地図はコチラ → 鐙瀬熔岩海岸とその周辺

              

鐙瀬の遊歩道で可愛らしい花を見つけました よく見かける花だけど、なんていう花かな?普段は見逃してしまいそうな小さな花ですが、よくよく見るとステキな色と形をしています。自然ってアートだなー

この後、鐙瀬ビジターセンターでこの周辺に生息する動植物や五島列島の歴史について触れ、この日のツアーは終了。夜は「鳥羽」という焼き鳥屋さんでキンキンに冷えた生ビールと秘伝のたれをたっぷりつけて焼かれた焼き鳥を堪能しました。たくさん歩いた後のビールはとっても美味しかったですやっぱり夏はビールですね!

satominとの旅は2日目に続きます


原爆の日

2006年08月10日 | いろんなお話

               海の上で見た夕焼け

1945年8月9日は長崎に原子爆弾が投下された日。あの恐ろしい日から61年目の夏を迎えます。私は戦争を知らない世代の人間ですが、長崎県内の学校では8月9日に必ず平和集会が開かれ、11時2分になると原爆の犠牲となった方々に1分間の黙祷を捧げます。私が通った小学校では、被爆して火傷を負った人たちの写真や、真っ黒に焼け焦げて跡形も無くなってしまった町の写真が体育館の壁一面に展示され、毎年それを見るのがとても恐かったのを覚えています。幼い頃、夕焼けで真っ赤に染まった空を見ると、原爆が爆発したんじゃないかとふと恐ろしくなることさえありました。

                                

世界で唯一の被爆国となった日本が核兵器の恐ろしさを訴え続けてきたにもかかわらず、世界にはあの原子爆弾をはるかに上回る威力を持つ核爆弾が3万発以上あると言われています。どうして人は人を殺すための兵器を開発し続けるのでしょう?私にはとうてい理解できません。一瞬にして何万人もの罪のない人たちの命が失われてしまったこと、61年経った今も原爆の後遺症に苦しんでいる人たちがたくさんいるということを、私たちは決して忘れてはいけません。そして犠牲になった方々のためにも、これから生まれてくる子どもたちのためにも、日本は永久に非核三原則(核兵器を持たない・作らない・持ち込ませない)を守り続け、絶対に戦争をしない国であり続けなければならないと思います。

              

原爆が投下された日、長崎の空は暗闇に包まれ、真っ黒の雨が降り注いだと言います。この美しい空に二度とそのような暗闇がおとずれることがありませんように。そして世界中に平和がおとずれますように。今年もここ被爆地長崎より平和の祈りを捧げます。 → 長崎平和宣言 


再会

2006年08月09日 | いろんなお話

               海とsatomin

アメリカLA在住の友人satominが福江島に遊びに来てくれました 今回は2泊3日の滞在です。福江島のステキな場所をたくさん見せてあげたいと思い、前日までにツアープランを立て、4年ぶりの再会にワクワクしながら彼女の到着を待ちました。久々に会ったsatominはあの頃と全然変わってなくて、相変わらずニコニコ笑顔が絶えないステキな人でした 一緒にいると二人でずぅーっと笑ってるかも(笑)。やっぱり友達っていいなぁー

              
               鬼岳で見つけたアジサイの花 

今回のドライブコースを紹介しまーす 
私が計画していた通りにはいきませんでしたが(ちょっと欲張りすぎたかな)、私のお気に入りの場所はほぼ網羅できました

★1日目★ 11:40 satominフェリー1便で福江港に到着

福江港 → 堂崎天主堂 → 樫の浦のアコウ → 鬼岳 → 鐙瀬熔岩海岸 → 鐙瀬ビジターセンター

★2日目★ 

石田城 → 魚津ヶ崎公園 → 案山子村(季節限定!?) → 白良ヶ浜万葉の里公園 → 高浜海水浴場 → 頓泊海水浴場 → 大宝寺 → 井持浦教会ルルド → 大瀬崎公園 → 小浦海水浴場 → 玉之浦のアコウ → 島山島 → 高浜海水浴場(夕日を見るために)

★3日目★ 12:00 satominフェリー2便で福江港を出発

大浜 → 香珠子海水浴場 → 福江港

今日のお昼にsatominを見送ったのですが、わずか3日間の滞在だったにもかかわらず、長~い旅に出ていたような…。なんとも不思議な感覚を覚えました。本当に楽しかったなぁー

旅の中身は次回紹介します。写真もたくさん撮ってきましたのでお楽しみに!


蓮の花

2006年08月07日 | 植物のお話

               石田城のお堀にて

昨日から1泊2日でお客さまが来ていて、車で福江島を案内してきました。自分が旅行に行く時や、家族や友人が遊びに来る時、行ってみたい場所や連れて行きたい場所をピックアップして地図を見ながらコースを考えるのが大好きな私は、今回「海」をメインにしたコースを考えました。1日目、昼の2時頃合流して出かけた場所は

魚藍観音 → 高浜海水浴場 → 頓泊海水浴場 → 白良ヶ浜 → 魚津ヶ崎 → 戸岐湾 → 堂崎天主堂 → 鬼岳温泉 → 鬼岳展望台 → 鐙瀬熔岩海岸

とまあこんな感じです。天気が良かったので海の色がとってもきれいでした 家に帰り着いたのが夜の7時前だったのですが、約5時間で島の半分を巡ったことになります。しかも途中温泉つき!最近知ったのですが、鬼岳温泉って夕方5時以降は入浴料が600円なんですけど、その前までに入ると半額の300円になるんです。それも頭に入れながらちょうど5時前に温泉へ。この辺は抜かりありません

              
               かろうじて咲いていた蓮の花 

二日目はフェリー2便(昼12:00発)で帰るということだったので、ごくごく近場に案内しました。最初に行ったのは明星院。国宝級の観音様や天井画などがたくさんあったのですが、持ち主の方に「次はこちらにお座り下さい」「では次はこちらに…」という調子で、解説が終わると同時に次の場所へと案内されてしまうので、なんだかゆっくり見学することができませんでした しかも入館料は大人400円。もうちょっとじっくり見たかったなー 余談ですが、先月市原悦子がこの明星院にドラマのロケに来たそうですよ

              
                ↑親?

次に訪れたのが石田城の側にある五島観光歴史資料館。その近くで見つけたのがちょと時季はずれの蓮の花とブチ猫の親子(たぶん…)。この日はとっても蒸し暑かったんですけど、2匹ともなんだか気持ちよさそう

              
               ↑子?

資料館の中では福江島の歴史や文化に触れることができます。入館料は大人220円とそんなに高くないので、初めて来られる方は最初に訪れるとこの島のことが大まかに分かっていいかも知れません。

明日からはまた新しいお客さまを迎えます。今度のお客さまは2泊3日の滞在なので福江島一周コースに案内したいと思っています。彼女とは4~5年振りの再会なのでとっても楽しみ♪台風の進路が気になりますが、この3日間はいい天気でありますように!


黄昏時

2006年08月02日 | いろんなお話

               島の夕暮れ

ちょうど19時半頃、晩ご飯を食べながらふと窓の外に目をやると、窓枠いっぱいに美しい夕焼け空が広がっていました。ご飯の途中だったにもかかわらず、「この瞬間を残したい」と思い、カメラを手にアパートの階段を駆け上り、この空の写真を撮りました

『黄昏時(たそがれどき)』とは「誰そ、彼は」からきた言葉で、薄暗くなって人の顔が見分けにくくなった夕刻の頃。青空が徐々に紅色に染まりながら夜空に変わっていくこの時間帯は、なぜかちょっぴり切ない気分になってしまう。でもとても大好きな時間。

いつまでもこの美しい空が美しいままでいられますように

明日もいい天気なりそうです