I Love Nature

自然の中で見つけたステキなモノ

ネイチャーゲーム(1) Nature Game(1)

2006年01月11日 | 山のお話
(野母崎水仙公園にて モデル:まつどんぐり←天地で発見!)

先日、ネイチャーゲームリーダー養成講座に参加してきました。会場となったのは佐世保の烏帽子岳付近にある青少年の天地。2泊3日の研修は、私にとって素晴らしい経験となりました。

みなさんは『ネイチャーゲーム』ってどんなものだと思いますか?
私は初めてこの名前を耳にした時、ただ単に「自然と触れ合いながら遊ぶこと」だと思ってました。でもそれは少し違いました。

ネイチャーゲームとは、1979年にアメリカのナチュラリストであるジョセフ・B・コーネル氏が発表した『Sharing Nature with Children(=子どもたちと自然を分かち合うこと)』という活動を、1986年に『ネイチャーゲーム』として日本に導入したものです。ゲームと言えば、ただ楽しむことを目的とした遊びのような印象を受けますが、ネイチャーゲームは自然体験の中で様々なことに気づき、その歓びや感動を分かち合うことを目的とした活動です。現在その種類は128種に及びます。

ネイチャーゲームリーダーは、参加者と自然をつなぐ「自然案内人」です。あくまでも自然そのものが先生であって、知識を与えるものではありません。今回は参加者の立場でネイチャーゲームを体験してきたのですが、講師の方は常に受け身の姿勢で、参加者のどんな小さな発見にも耳を傾け、決して否定することなく、歓びを分かち合うことを忘れません。このようなリーダーの姿勢が参加者の好奇心を駆り立て、発見の歓びを増幅させるのです。

「自然案内人」の心得って、私たちを取り巻く様々な人間関係においても大切なことだと思いませんか

つづく