I Love Nature

自然の中で見つけたステキなモノ

ティータイム Tea Time

2006年01月30日 | 美味しいお話

もともとお茶好きな私は、緑茶の他に2~3種類の紅茶を常備しています。和食の後は緑茶が多いのですが、パン食やスウィーツの後はだいたい紅茶をいただくことにしています。

シロニバリと呼ばれるこの紅茶は、インドのアッサム地方の紅茶で、そのまま飲んでもほのかに甘くてとても美味しいのですが、シナモンやクローブなどの香辛料を入れてチャイでいただくと、さらにGOOD先日あるお宅にお邪魔した時に、奥様が入れてくださったチャイがとても美味しかったので、早速長崎のアミュプラザにあるLUPICIAという紅茶の専門店に足を運んでこの茶葉を手に入れてきました。お店ではスタッフの方がいくつかの茶葉をすすめてくれます。もともと香辛料が入っている茶葉もあったのですが、自分でいろんな入れ方を試せるように、あえて入ってないものを選んでみました。

奥様に教えていただいた入れ方を参考にしながら、自分なりに何度か試してみて「美味しい!」と思った入れ方があるので、ここで紹介したいと思います。        (あくまでもkero-kero式ですので、本式をご存じの方、チャイ初心者の私にどうかアドバイスを

1.ミルクパンにお湯を沸かし(一人分100cc)茶葉を入れて(一人分ティースプーン1杯半)約1分間煮出します。あとでミルクを入れるので、少し濃いめに入れるのがポイント!茶葉と一緒に適当に切ったショウガを入れると、これまた美味しいチャイになります

                      

2.お湯と同量のミルクを入れて(一人分100cc)弱火にし、スプーン1杯~1杯半のお砂糖を入れ、お砂糖が溶けるようにスプーンなどでゆっくりかき混ぜます。かき混ぜたら表面に薄い膜ができるまでじっと待ちましょう     

                         

3.表面に薄い膜が張ってきたら火を止め、温めておいたティーポットに茶こしなどで茶葉をこしながら入れ、カップに注ぎ分けると、美味しいチャイのできあがり!この分量だとちょうどマグカップ一杯分くらいになります。

                     

寒い冬の夜に、ホッとするような味と香り。ショウガの香りがほのかに漂う甘いチャイは、それだけでもちょっとしたデザートになります。普段はストレートティーしか飲まない私ですが、この冬はすっかりチャイにはまっています。これもまた自然の恵みなのですよね

                  

チャイ用の茶葉の特徴は丸い形をしていること(この写真ちょっと見づらいですね)。長く煮出しても苦みが出にくいようです。みなさんも専門店に行ったらチャイ用の茶葉を探してみてください。

オススメですよぉ

 


松ノ森神社 Matsunomori Shrine

2006年01月27日 | いろんなお話

長崎といえば、おくんち。おくんちといえば、諏訪神社。その諏訪神社のほど近くにある松ノ森神社で、ステキなモノをたくさん発見しました

         

函館生まれなのにやけに長崎のことに詳しい母に話を聞き、無性に行きたくなった松ノ森神社。諏訪神社の駐車場に車をとめ、そこから五分ほど歩くと、樟の木に囲まれたステキな神社が見えてきます。中に入ると、たくさんの鶏さんがお出迎え。さらに奥の方に進んでいくと、「職人尽絵」という昔の職人達の様子が彫り込まれている数々の欄間を見ることができます。

                

例えばコレは「餅作り及び踊商人の図」。(ん?「桶商人」の間違い!?まさかね。誰か日本史に詳しい方、「踊商人」って何か教えてください)おもちをついている姿が見えますか?このような欄間がずらりと並んでいるのです。とても珍しい代物なので、見る価値は十分あると思います。裏の方へ回ってみると、蝋梅の花が美しく咲き乱れていました。以前紹介した「素心蝋梅」と比べると、明らかに花の形が違います。香りは素心蝋梅の方が強かったような…  

                

蝋梅の花をカメラにおさめていると、どこからともなく現れたきれいなネコ。とても人なつっこくて私の足下を行ったり来たり。じっとしていないのでなかなかうまく撮れません。でもコレはベストショットかな?小さな花芽をつけた梅の木に頭をスリスリしています。何本か小枝がボキッと折れる音もしていましたが、まぁ悪気はないのでしょう(笑)。

                     

この神社では天然記念物の大樟を見ることもできます。大きすぎて写真には収まりませんでしたが、雰囲気だけでも感じていただけたらと思います。樟の木って力強い生命力を感じますよね。

              

神社ってなんだか不思議なところだなぁ。

日本には昔から八百万の神さまが存在するって言われているけど、そういう思想って日本独特のものなんだそうです。「神道」と言ってしまうと、国家とか政治とかを連想してしまうけど、もともとはこういった木や山に住む神様を祀っていたのではないでしょうか。神社に大きな木が多いのはそのせいかも知れません。 

松ノ森神社には他にも見所がいっぱい!

       

今日は写真満載でお届けしてみました。松ノ森神社の魅力が少しは伝わったでしょうか?明らかに人を祀っている大きな神社よりも、こういったこぢんまりとした神社の方が私は好きです。この神社の歴史についてはよくわかりませんが、何かわかったら改めて紹介したいと思います。

松ノ森神社の情報をお持ちの方は是非とも教えてくださいませ 


仙人草 Sennin-sou

2006年01月26日 | 植物のお話
緑に映える真っ白な花。写真では大きな花に見えますが、実際に見るととても小さな花です。ちょっとした山道に入ると、道路際に広範囲に渡ってよく見かけます。

これは仙人草という蔓性の植物。花びらのように見えるのは実はガクで、花弁はないそうです。夏はこのように可憐な花を無数に咲かせますが、冬になるとガクが落ち、白いもじゃもじゃお髭姿になってしまいます。その様子から「仙人草」という名前がついたとも言われています。

なぜかデジタルズームで撮ってしまったため、画質が落ちてしまいましたが、実物は本当にきれいですよ。夏の山に入ったら探してみてください。まだ1月なので半年くらい先の話ですけど…

五島の海 The Sea of Goto Islands

2006年01月26日 | 五島のお話
五島と言えば、やっぱり海!これを紹介しておかなければ

上五島の海はとてもきれいです。特にこの若松島周辺の海はエメラルドグリーンで、沖縄の海に負けないくらいきれいでした。なぜここだけ海の色が違ったのかは分かりませんが、私にはこの付近の海が一段と美しく見えました。

全体的にはとてもきれいだという印象だったのですが、一つ残念だったのは、私の父や祖母が幼い頃ハマグリを採っていたという蛤浜が汚れていたことです。私の中では、そこは真っ白な砂浜が広がる美しい浜辺、のはずでした。しかし実際に行ってみると、ゴミは落ちているし、海の色も決して美しいとは言えません。ハマグリの気配も全くありません。

蛤浜は有川港という港の近くにあり、観光客がとても多い場所です。悲しいことですが、外から来た人が浜辺を汚してしまったのかもしれません。父や祖母がかつて見た浜辺は、もはや別の浜辺に変わってしまったかのようです。

もう一度ハマグリが住める浜辺に戻ってほしい。
自然界で一度失われたものを再生するには、とても長い年月がかかると言われています。せめてこれ以上海を汚さないように心がけていきたいものです

謎の古墳群 Misterious Ancient Tombs

2006年01月25日 | いろんなお話
上五島の写真を眺めていたら、教会群の他にも紹介したい場所があるのを思い出しました。それがこの日島曲遺跡古墳群です。

五島とは、主に南から福江島・久賀島・奈留島・若松島・中通島の五つの島を指します。五島列島にはその他にも小値賀島や宇久島などがあり、小さな無人島を合わせると、その数はなんと140にものぼるそうです。

日島は、中通島の南西部にある若松大橋を渡り、若松島と有福島を抜けるとやっと見えてくる小さな島。この島には野生の鹿が生息していて、間近にその様子をうかがうことができます。私が紹介したい曲遺跡古墳群は、日島に入ってすぐの所にあり、なんとも神秘的な雰囲気を漂わせています。

この古墳群には、南北朝時代から室町時代にかけて造られたと思われる遺跡がたくさん残っており、現在も墓地として利用されているそうです。文献がないため、誰がどのようにして造ったのかは明らかになっていないそうですが、海岸線に続くこの神秘的な古墳群を眺めていると、まるでその時代にタイムスリップしたような気分になりました

蒼い海と澄み渡る空。
こんな所で最期を迎えられたら幸せだろうなぁ。…ってまだまだ若いですけど(笑)昔の人がここに最期の場所を求めた気持ちがよく分かります。上五島に行ったら是非日島まで足を伸ばしてみてください。野生の鹿にも逢えますよ~

長崎の教会 Churches of Nagasaki

2006年01月24日 | いろんなお話
先日NCC(長崎文化放送)で『長崎の教会群を世界遺産に』という番組がありました。番組によると、1873年の禁教令廃止以降、明治・大正・昭和初期にかけて全国に建てられた108棟の教会のうち、その約半数の56棟が長崎にあるそうです。去年の夏ちょうど上五島の教会巡りをしてきたので、今日はそのお話をしたいと思います。

上五島の中通島へは、長崎港から島のちょうど真ん中にある鯛ノ浦港まで高速船で約一時間半。レンタカーを借りて3日間でほとんど全ての教会を巡ってきました。真っ白な教会、瓦葺きの教会、レンガ造りの教会など、どれも個性的な佇まいで、建設から100年以上経った今もなおその風格を保ち続けています。

教会と言えばこのステンドグラス。窓の外から差し込む太陽の光を通し、薄暗い教会を鮮やかに色づけていました。内装で独特だなぁと思ったのは、いくつかの教会の天井に椿の花が彫り込まれていたことです。椿は上五島を代表する花で、その装飾には地元の人たちの熱心な信仰心と教会の建設に関わった棟梁達のこの島への愛着を感じました。

私が巡った教会は、現在もミサが行われ、手入れが行き届いている教会ばかりです。五島の教会群の中には、その一方で、人が通わなくなり朽ち果ててしまったものもあるようです。今後も島の人口が減り続ければ、同じような運命をたどる教会が出てくるかも知れません。世界遺産にできるかどうかは分からないけど、これからもこのステキな教会群を後世に残していってほしいなぁ

ちなみに私が今後行ってみたい教会は、小値賀の野崎島にある野首教会。長崎の教会の多くを手がけた鉄川与助さんの最初のレンガ造りの教会です。(野崎島は今は無人島になっていますが、廃校になった校舎を使って自然学校を開いているそうです)あとは平戸の近くの田平教会かな。あとは…

行きたい所がまだまだあるな。また長崎探訪の旅に出かけなくっちゃ

I saw a TV program about the churches of Nagasaki. According to the program, Japanese christians built a lot of churches everywhere in Japan after the prohibition of christianity was abolished in 1873. The number was 108 and 56 of them were built in Nagasaki. Some people want those churches to be the World Heritage and they were making efforts now. I went to Goto Islands last summer and visited a lot of churches so I'll tell you about them today.

I got to Tainoura Port at the center of Nakadouri-Island by ship. It took about an hour and a half from Ngasaki Port. I rent a car and toured all over the island for three days. I saw a many different types of churches, white church, brick church, and a Japanese tile(kawara)-roofed church, and so on. They all had their own identity and remained their elegance after more than 100 years.

Stained glass is necessary for church. Look at this photo.It colored the dark inside of the church beaytufully. There are some camellia flower(Tsubaki in Japanese) designed in the stained glass and on the ceilling. Camellia is the flower of Goto Island. I think people who involved in the construction loved these churches as well as camellia flowers.

All churches I saw in Goto Islands were kept in good condition but I knew the fact that some churches disappeared in the program. Though I wonder if the churches can become the World Heritage, I want to conserve these wonderful architectures.

Now I'm very interested in Nokubi church in Nozaki Island next to Ojika island, which was designed by Tetsukawa Yosuke who designed a lot of churches in Nagasaki. It was the first brick church he had designed. (Nozaki island is now uninhabited but Nature School is opened at a closed school by Ojika sightseeing association.) And also I want to visit Tabira church and ... there are a lot of places I want to go!

寄り道 Stop on the Way

2006年01月23日 | いろんなお話
この愛らしいリス、本物かと思いました(笑)

雲仙ドライブの帰り道に立ち寄った「シェ・ダムール・オカモト」は、小浜にあるロールケーキで有名なケーキ屋さんです。ケーキ好きの私は以前からこのお店のファンでしたが、今回初めてこのリス達の存在に気付きました。

たわしのような素材でできたこのリス、今にも動き出しそうなくらい精巧に出来ています私が見る限り、外の植木にネズミや小ウサギ(?)などを含め5匹はいたと思います(笑)小さいことだけど、こういう雰囲気作りって大切ですよね

もし本物のリスに出逢えるような森の中にひっそりと佇むケーキ屋さんがあったら…なんて想像を膨らませつつ、可愛いリスたちをカメラにおさめながら一人笑みを浮かべる私。ちょっと怪しかったかも…。でもそんなケーキ屋さんが本当にあったら行ってみたいと思いませんか?

寄り道っていろんな発見があって楽しいものですね。
今度はどんな寄り道が私を待っているのかな~

These squirrels looked real!

I stopped at a cake shop called “chez d'amour OKAMOTO” in Obama on my way home. It is famous for its original roll. I found these cute things for the first time though I've been a big fan of this shop.

They are elaborated like a real one. There were five or six around the shop.I liked the peaceful atomsphere as if I were in a quiet wood.

I imagined a cake shop in a peaceful wood while taking these photo. I do want to go such a lovely cake shop. Don't you think so?

Stopping on the way is very fun.
I recommend you!

雲仙ドライブ Drive to Unzen

2006年01月22日 | 山のお話
久々にお天気が良くなったので、雲仙にドライブに出かけてみました

小浜の登山道路から雲仙の温泉街を抜け、仁田峠循環道路(なんと770円)を走っていると、正面に見えてくるのがこの平成新山。今から約15年前、普賢岳が198年振りに噴火し、モコモコと隆起してできたあの溶岩ドームの現在の姿です。

噴火前緑で覆われていた山は、完全に再生することなく、今も噴火当時の面影を色濃く残しています。山の麓の方まで黄色い不毛の地が続き、まるであの驚異の火砕流がつい最近発生したかのようです。

この展望台から少し先にある仁田峠の駐車場付近で、枯れたモミの木の林を見つけました。これらは火山性のガスによって枯れたもので、現在人の手によって再生されようとしているところだそうです。噴火の被害にあった森林は、火砕流によるものよりも、こうした火山性のガスによるものの方が多いとか。恐るべし、自然の力。

今日はドライブだけだったけど、今度は霧氷を見に山に登ってみたいなぁ

ちなみに、雲仙岳の標高は1359メートル。あの熊本の阿蘇山が1592メートルなので、以外と高いんですね~

It was ideal weather for a drive today so I took a drive to Unzen.

I drove to Unzen Spa via Obama Spa and then I drove into Nita-pass toll road. It cost 770 yen (Too expensive!!). On the way, I saw a fine view of Heiseishinzan in the photo. Heiseishinzan was a lava dome which was growing gradually when Mt. Fugen erupted about 15 years ago. It was 198 years after the last eruption.

Before Mt. Fugen erupted, it was covered with a lot of green, but now there is yellow barren land stretchese to the foot of the mountain. It looks as if that terrible pxroclastic flow occured in these few years.

I found some dead fir trees near Nita-pass parking. They withered because of the volcanic gass. Now people seem to trying to regenerate them by planting young trees. The great part of the forest damaged by such gass rather than pxroclastic. What a horrible power of Nature!

I might mention that Mt. Fugen is 1,359 meters above sea level. Compared to Mt. Aso in Kumamoto Pref. which is 1,592 meters above sea level, it is high enough!

lava dome 溶岩ドーム    pxroclastic flow 火砕流 
volcanic gass 火山性ガス  sea level 海抜・標高


散歩道 A Natural Path

2006年01月20日 | 植物のお話
ここ最近、お天気があまり優れません
今日も冷たい雨がしとしとと降っています。早く太陽さんの顔が見たい!…と思いつつ、以前撮った写真をながめていると、私の幼少時代を思い出させる一枚の写真を見つけました。

私が幼い頃、よく祖母と散歩した道がありました。その散歩道はまだ舗装されておらず、草花たちがひしめきあい、小川のせせらぎや小鳥のさえずりが聞こえてくる、とてもステキな散歩道でした。私はその途中に出逢う様々な自然に直接触れ、その美しさや不思議さに好奇心を駆られたのです。

そんな私の好奇心をがっちりと捕らえてくれた草花の一つがこの「数珠玉」です。幼い頃、この実をたくさん集めて家に持ち帰っては、実の真ん中に糸を通し、自分の数珠を作っていたものでした。「自然の中になんでこんなに色がきれいで固くて丸いものができるんだろう??」と不思議でたまらなかったことを覚えています。当時この数珠玉は、私にとってとても大切な宝物でした。

去年の秋、約20年振りにこの幼い頃の宝物と再会した瞬間、私は嬉しくて嬉しくてたまりませんでした。しかしそれと同時に、今や宅地開発で消え失せてしまったあの散歩道のことを想うと、とても切ない気持ちになりました。人口が増えれば住宅も増える。それはある意味仕方のないことかも知れないけど、そのために野生の生物たちの住む場所が失われているということを、私たちは心に留めておく必要があるのではないでしょうか。

もうあの頃に戻ることはできないけど、あの豊かな自然溢れる散歩道は、私の心の中にこれからも残り続けるでしょう

It has been raining for several days.
I wanna see the sun! Thinking of such things, I found a photo which reminds me of my childhood.

When I was a child, I often took a walk with my grandma. There were full of grasses and flowers on the path. We could hear the murmuring of a stream and birds' singing. It was marvelous! I touched a lot of plants and I was captivated by their beauties and wonders.

One of my favorite plants was "Jyuzudama." I used to collect a lot of its seeds and make my own bracelet. I wondered why nature could make such a wonderful plant. Jyuzudama was my special treasure.

Last autumn, when I found jyuzudama after 20 years, I was so happy. But, on the other hand, I felt sad because I can't walk the path any more. Now there are not full of nature but houses. I think we should have great consideration for the natural habitat when we build our houses or something.

Though I can't go back to those days, I will never forget that wonderful natural path.

ある雨の日に On a Rainy Day

2006年01月14日 | 植物のお話
久しぶりに雨が降りました

雨の日ってどんな気分になりますか?

太陽の光をいっぱい浴びるのが大好きな私は、雨が降るとちょっとブルーな気分になってしまいます。薄暗い空、乾かない洗濯物、じめじめと湿った空気。どれもこれも私の気分を滅入らせます。

そんな私の気分をよそに、窓の外の草木はとてもうれしそう。緑は鮮やかに映え、より生き生きとして見えます。この黄色い花も、たくさんの滴を身にまとい、キラキラと輝いているようです。私は思わずカメラを持って外に出ました。

蝋細工のように半透明の黄色い花を咲かせるこの植物、「素心蝋梅」といいます。中国原産で梅とは違い、この寒い時期に満開の時を迎え、芳しい香りを放ちます。ちなみに「蝋梅」は花の中心が薄紫色で、花の形も少し違います。公園などに植えられていることも多いようなので、見つけたら是非その香りを楽しんでみてください。変な言い方かも知れませんか、ちょっと嬉しくなっちゃうような香りです。 

このステキな花をカメラのファインダーから眺めていると、雨の日もいいなぁと思っている自分に気が付きました。ある雨の日に、ちょっぴり幸せを感じた瞬間でした

It rained after a long time.

How do you feel on a rainy day?

I feel blue because I like to bathe in sunlight outside. Dark sky, undried laundry, and humid air, they all made me frustrated.

But plants out of the window looked so happy in spite of my bad feeling. Green leaves were so lively and these yellow flowers were shining dressed in the drops of water. When I noticed the beautiful scene, I went outside with my camera.

This translucent yellow flower is "Rou-bai" which means Japanese apricot(ume) like a waxwork. It came from China originally so it is different from Japanese apricot. This plant is also called "Sweet smell" in English, and yes that is true!

On a rainy day, I felt happy looking at these pretty flowers through the viewfinder of my camera.

ネイチャーゲーム(2) Nature Game(2)

2006年01月12日 | 山のお話
(野母崎水仙公園にて モデル:まつどんぐり 「軍艦島が見えるぞぉ」)

シェアリングネイチャーの理念の中に「フローラーニング」という手法があります。各ゲームにはそれぞれ動物のマークがついていて、その特徴は以下の通りです。

第1段階 カワウソ 熱意を呼び起こす
第2段階 カラス  感覚をとぎすます
第3段階 クマ   自然を直接体験する
第4段階 イルカ  感動を分かち合う
(『ネイチャーゲーム1』より ジョセフ・B・コーネル著 柏書房)

参加者の心理状況や場の雰囲気にあわせて、ゲームが4段階に発展し深化していく「フローラーニング」。ネイチャーゲームのプログラムを考える時は、ただ単におもしろそうなゲームを組み合わせれば良いというわけではありません。

たとえば、『音いくつ』というゲームがあります。参加者は自然の中で聴覚を集中させ、耳に入ってくる様々な音の数を数えます。これは感覚をとぎすます活動なので、カラスのマークの付いた第2段階のゲームということになります。
この後、クマのマークの付いた第3段階の『夜は友だち』というゲームを行います。参加者は夜の森の中にたった一人で腰を下ろし、しばらくの間ただ静かにじっとしています。すると、『音いくつ』でとぎすまされた感覚が様々な音や気配を感じ、まるで自分が森の一部になったような気持ちになってくるのです。また、森との一体感を感じることにより、自然への畏敬の念や人と自然とのつながりを感じることができるのです。

私たちが『夜は友だち』を体験するために森に入った夜、木々の隙間からは月明かりがさしていました。街灯もないのに、そこには影が存在したのです。普段は気づくことのない風の音や動物の気配、落ち葉のあたたかさ、そして眩しいほどに明るい月の光。そのどれもが私の心をふるわせました。私たち人間も自然の一部なのですね。

「フローラーニング」がそれぞれのゲームをより効果的に深化させていることがおわかりになったでしょうか?そしてネイチャーゲームがただの「ゲーム」ではないことが少しでも感じていただけたら幸いです

詳しくはこちら→ネイチャーゲーム

ネイチャーゲーム(1) Nature Game(1)

2006年01月11日 | 山のお話
(野母崎水仙公園にて モデル:まつどんぐり←天地で発見!)

先日、ネイチャーゲームリーダー養成講座に参加してきました。会場となったのは佐世保の烏帽子岳付近にある青少年の天地。2泊3日の研修は、私にとって素晴らしい経験となりました。

みなさんは『ネイチャーゲーム』ってどんなものだと思いますか?
私は初めてこの名前を耳にした時、ただ単に「自然と触れ合いながら遊ぶこと」だと思ってました。でもそれは少し違いました。

ネイチャーゲームとは、1979年にアメリカのナチュラリストであるジョセフ・B・コーネル氏が発表した『Sharing Nature with Children(=子どもたちと自然を分かち合うこと)』という活動を、1986年に『ネイチャーゲーム』として日本に導入したものです。ゲームと言えば、ただ楽しむことを目的とした遊びのような印象を受けますが、ネイチャーゲームは自然体験の中で様々なことに気づき、その歓びや感動を分かち合うことを目的とした活動です。現在その種類は128種に及びます。

ネイチャーゲームリーダーは、参加者と自然をつなぐ「自然案内人」です。あくまでも自然そのものが先生であって、知識を与えるものではありません。今回は参加者の立場でネイチャーゲームを体験してきたのですが、講師の方は常に受け身の姿勢で、参加者のどんな小さな発見にも耳を傾け、決して否定することなく、歓びを分かち合うことを忘れません。このようなリーダーの姿勢が参加者の好奇心を駆り立て、発見の歓びを増幅させるのです。

「自然案内人」の心得って、私たちを取り巻く様々な人間関係においても大切なことだと思いませんか

つづく

ドリアン Durian

2006年01月06日 | 海外のお話
南国と言えばフルーツ
見てください、この数々の美味しそうなフルーツ達を。マンゴー・スターフルーツ・ドラゴンフルーツ・ライチ・パパイア・モンキーバナナ・マンゴスチン。そして、一番手前に写っている、皮にトゲトゲの付いた白っぽい果物は…

そうです。果物の王様、ドリアンです

ここはニュートンサーカスの屋台村。南国のフルーツはもちろん、地元の料理を比較的安く食べられます。好き嫌いがほとんど無い私は、この美味しそうなフルーツ達を一つずつ口の中へ。モグモグモグ……。ふむ。どれもなかなか美味しい。

最後に果物の王様ドリアンをスプーンですくって口元へ。

うッ…!なんとも言えない香り…

お味の方は…、う゛う゛ッ……!!ん・んんんッ!?

一口でノックアウトでした

ドリアン様。あなたには畏れ多くて二度と近づけません
あなたを王様に選んだのはだぁれ??

ちなみに私の一番のお気に入りは、果物の女王、マンゴスチンでした(バナナの右)。さっぱりしてとても美味しいので一度お試しあれ!

I ate many sorts of fruit in Singapore. There were mango, starfruit, dragonfuit, litchi, papaya, monkeybanana, mangosteen, and DURIAN!

Durian is called "the King of Fruit." I know the fruit but I have never eaten this strange shaped fruit.

First of all, I smelled it. "Oops!?"
And then, I took a bite of it. "Oooops!!"

I couldn't eat any more.
Have you ever tasted it? If so, did you like it?
I"m sorry but I didn't like it.

By the way, my favorite fruit was "the Queen of Fruit," MANGOSTEEN. Anyway, you should try all these fruits!

街路樹 Roadside Tree

2006年01月05日 | 海外のお話
シンガポールの街を歩いていて驚くのが、そこに立ち並ぶ街路樹の大きさ。日本の街路樹とは比べものになりません。なぜこんなに大きく育つのでしょう?

「熱帯モンスーン気候」という赤道付近で見られる気候がその答えのようです。

滞在中の気温は約30度前後、湿度は約80パーセント。四季のない熱帯モンスーン気候の地域では、一年中だいたいこんな感じです。シンガポールの冬は雨季にあたり、降水量が一年を通して一番多く、毎日一度はスコールがやってきます。太陽の光をたっぷり浴び、毎日のスコールのお陰で給水もバッチリ!街路樹達がよく育つはずです

熱帯モンスーン気候によって育まれ、青々と茂った街路樹達は、大きな木陰をつくり、まるで私たちが直射日光にさらされないように守ってくれているようです。日中外を歩いていてもそう暑さを感じないのは、この大きな街路樹達のお陰だと思います。自然の力に感謝感謝!

I was very surprised at the size of the trees in Singapore. They are very tall and big!! Why do you think they grow so big??

The answer is the climate of that area. Singapore is located right on the equator and its climate is Tropical Monsoon. In Singapore, the high temperature is about 30 degrees and humidity is high all the year around. That is why the trees grow so big.

Thanks to the roadside trees, we could walk along the street comfortably during the daytime. I appriciated their corporation.