I Love Nature

自然の中で見つけたステキなモノ

香焼総合公園展望台のキノコ達(長崎市香焼町)

2011年09月28日 | 展望台のお話

展望台にある長崎南部地方の地図

野母崎で伊勢エビを堪能した後は、今年3月27日に開通したばかりの伊王島大橋を渡ってみることに。以前は長崎港から船でしか渡れなかった伊王島にも、この橋を渡れば自分の車で渡る事ができます。しかも通行料は無料!ただし、長崎市内から車で20分ほどかかる香焼という場所から橋が架かってるので、ちょっと遠回りにはなりますけどね~

こちらが伊王島大橋(展望台より撮影)。手前が香焼で奥の島が伊王島です。久々に上陸した伊王島も探検して廻りたかったのですが、寄り道好きな私や母とは対照的に目的地直行型の父がドライバーだったので、橋を渡ってその先ですぐUターンして戻ってきちゃいました~放っておくとこのまま家路に付きそうだったのですが、そんなとき頼りになるのが長年父の助手席に座っている母。すかさず「香焼総合公園の展望台に寄って!」と父のハンドルをコントロールナイスだよ、お母さん車の運転はできなくても、お父さんをしっかりコントロールしてるもんね~

で、たどり着いたのが香焼総合公園の駐車場。ちょっと坂を上らなきゃだけど、86歳の祖母も一緒に車を降りて、三角頭の展望台を目指します。その途中で見つけたのが…

これなんとキノコですよ~しかもなかなかの大きさではありませんか~ひだが無いからイグチ系だと思うのですが、正確な名前は分かりません。このキノコを発見した瞬間から、去年きのこ観察会に参加して以来身近にあるキノコに興味津々の私は、展望台よりもキノコ探しに夢中になってしまいました~

おお~こりゃ立派なキノコだけっこう大きいなぁ

 

いがぐり頭のキノコや、マシュマロみたいなキノコも発見可愛い~

後で調べてみたところ、いがぐり頭の方はシロオニタケと判明しました

こちらは傘が反り返ってますよ~。きれいな形のキノコです

これもキノコ。まるでちょっと硬く焼き上がった手作りパンのよう

次々と私の視界に飛び込んでくる個性的なキノコ達。「キノコは森のお掃除屋さん」というお話を前にちょっとだけしたと思いますが、キノコ達は動植物の遺がいや排出物などを水・二酸化炭素・アンモニアなど分解して、再び植物が栄養分として使えるようにしてくれる、自然界にとってとても大切な存在なのです。

先日、猛毒を持つキノコカエンタケが急速に増殖しているというニュースを見ました。これはナラ枯れが広がっている地域で起こっている現象だと言います。「ナラ枯れ」とはナラ類の樹木が集団で枯死することで、病原菌の感染により枯死した樹木にカシノナガキクイムシという虫が住みつき、その虫が健康な樹木に病原菌を運んで感染を拡大させることで起こる現象。人が里山の森林の管理を放棄し、大量の枯木を放置した事もナラ枯れの原因の一つであると考えられているようです。その枯れたナラの木に生えるカエンタケ。「触れるだけで皮膚がただれ、食べば死に至る」と言われれば、忌み嫌われても仕方ないのかもしれませんが、私には『風の谷のナウシカ』に出てくる毒を吐く植物達のように、懸命に大地を浄化しようとしているように思えるのです。私達人間がやるべき枯木の処理を、カエンタケが代わりにやってくれようとしてくれているのかも知れない。そう考えるとやはりキノコ達の存在に畏敬の念すら覚えるのです。ともあれ、危険は危険ですので、カエンタケを見つけたらあまり近づかないようにしてくださいね

 

キノコの話が長くなってしまいましたが、こちらが香焼総合公園の展望台です最近脚力に自信がなくなってきたという祖母も無事に到着~キノコに夢中になっていた私より一足先に到着してました

見晴らしはなかなか良いですよ~野母崎方面や外海町方面はもちろん、お天気が良ければ五島列島まで見渡す事ができそうです。

ありがたいことにまだまだ元気な祖母と両親。来年は別の伊勢エビスポットをリサーチしておくから、また一緒にお出掛けしましょうね!chieちゃんに紹介してもらった大島のお店も良さそうだしではでは、次回のお食事会をお楽しみに~

 

去年のきのこ関連の記事はコチラ

 県民の森できのこ観察会
 上山公園できのこ探し
 県民の森できのこ探し


白木峰で試し撮り(長崎県諫早市)

2010年12月15日 | 展望台のお話

これまでコンパクトデジカメしか持っていなかった私ですが、この度、旦那さんより一眼カメラを買ってもらっちゃいました旦那さん曰く、先日旦那さんと親友tamiと三人で雷山に行った時に、tamiが放ったひと言が一眼カメラ購入の決め手になったのだとか。それは、

「これだけたくさん写真を撮ってるのに、kero-keroが一眼レフを持ってないのが不思議よね~。」

この言葉に妙に納得したらしく、私に一眼カメラを買ってあげようと思ったようです。ナイスひと言!tami、ありがとー♪あ、一応言っておきますけど、決してtamiと共謀していた訳ではありませんよ!いや、本当に(笑)。実際、私的には今のコンパクトデジカメでも十分事足りてはいるのですが、せっかく買ってくれるというならば、遠慮なく買っていただきましょう!というわけで、ちょこちょこネットや店頭で物色した結果、私が最終的に選んだのは一眼レフではなく、sonyの一眼カメラ"α"NEX-3。さっそくその性能を試すべく、白木峰高原にちらっとだけ試し撮りに行ってきました


遠くに見えるのは雲仙普賢岳。私が先日登ってきた山です。広角レンズなので、今までより広い範囲を撮影することができます


タイトルは「道」。なんてちゃって

オートだと自動的に逆光撮影にも対応してくれます


こちらは背の高い松の木の枝に付いたままの松ぼっくり。3倍ズームで撮影しました。

ホトケノザをマクロで撮影。シャッタースピードが速いので、被写体が風に揺られてもブレません。

何気に車のメーターを撮影。背景がうまくぼけてくれるので、何気ないものをとってもプロっぽい仕上がりになります 画素数も私が持っているコンパクトデジカメよりはるかにいいので、植物などはすごく細かい所までとてもクリアに撮影することが可能となりました やっぱり一眼はいいなぁただ、止まっているものを撮るなら今のコンパクトデジカメでも十分対応できるので、次回はもっと動きがある滝や動物などの撮影をしに行きたいなと企んでおります。まだまだ使い慣れてないけど、今後はコンパクトデジカメと一眼カメラの両方を併用しながら、おもしろい写真をたくさん撮ってこのブログにアップしていきますので、今後ともkero-keroブログをよろしくお願いします♪


展海峰展望所(長崎県佐世保市)

2010年11月07日 | 展望台のお話
ご無沙汰しています。珍しく風邪をこじらせてしまい、最近お出かけを自重しているkero-keroです ブログの方もすっかりさぼっていましたが、とりあえず途中まで編集していたネタをアップしたいと思います


こちらは佐世保の展海峰にある展望台。コスモス畑もさることながら、ここから望む九十九島の景色もとってもきれいなんですよ~


こんなにたくさんの島々を一望できるのも、全国一離島が多い長崎県ならでは。『九十九』というのは『数が多い』という意味で使われている例え言葉で、実際にはなんと208の島があるそうです。また小佐々町、鹿町町、田平町の海域を『北九十九島』、佐世保市周辺を『南九十九島』と呼び分けていて、北の方は岩肌が荒く男性的な島が多いのに対し、南の方は優美で女性的な島が多いのが特徴なのだとか。ちなみにここから見えるのは『南九十九島』の風景。どうです?女性的な雰囲気を感じますか?


こちらは展海峰から見た佐世保市内の夜景です。九十九島の島々には明かりが点いていないので、当然夜は真っ暗ですが、佐世保の港や街の灯りはこんな感じで望むことができますよ。ちょっと街から離れているので、夜景はあまりおススメではありませんが、今回はコスモス畑のライトアップを見に行ったついでに夜景の写真も撮ってみました あ、そうそう!この辺りはイノシシが出没するそうなので、もし夜訪れることがあればくれぐれも気をつけてくださいね ちなみに佐世保の夜景を見るなら写真の左側に見える弓張岳の展望台の方がおススメです いつか弓張岳の夜景もこのブログで紹介したいと思いまーす

鉢巻山展望所の彼岸花(長崎県大村市野岳町)

2010年10月04日 | 展望台のお話
「彼岸花って何色の花?」と聞かれれば、ほとんどの人が「赤」と答えるでしょう。でも実は赤だけじゃないんです。白や黄色の彼岸花があるってご存知ですか?


ここは長崎県大村市にある鉢巻山展望所。野岳湖の近くにあるこの展望所では、毎年この時期に『ひがん花まつり』が行われており、地元の人たちによって植えられた100万本もの彼岸花が辺り一帯を紅白に彩ります。メインは真っ赤な彼岸花ですが、その次に多いのはなんと白い彼岸花。


その色は真っ白というより、ちょっと黄色がかったクリーム色。一見すると別の花のようにも見えますが、その姿形は彼岸花そのものです。真っ赤で少し毒々しい感じの彼岸花とは違って、ふんわりと柔らかな雰囲気です。


そうそう、毒と言えば幼い頃「彼岸花には毒があるから取ってきちゃだめ」と言われたことがありませんか?よく近くの田んぼで遊んでいた私は、真っ赤な彼岸花を花束にして両親へのお土産に持って帰ろうとしたのですが、いつしか母親か祖母に教わったその言葉が耳に残り、断念した記憶があります。実際その鱗茎には毒があり、誤って食べると吐き気や下痢などの中毒症状を起こし、ひどい場合には死に至るのだとか。田んぼの周りに彼岸花が多いのは、昔の人がその有毒性を知り、ネズミなどの田を荒らす動物を近づけないために田の周辺に彼岸花を植えたためなのだそうです。子どもの頃は半信半疑でしたが、「彼岸花に毒がある」というのは本当の話だったのですね


この日は私の提案で小学2年生の姪っ子と私の両親と一緒に彼岸花観賞へ。太陽の光が夕陽色に染まり始める時間帯に鉢巻山に到着しました。


真っ赤な彼岸花の向こうに見えるのは、いつも穏やかな大村湾。太陽の光を浴びて黄金色に光っています。


今夏の猛暑のため例年より開花が遅かった彼岸花ですが、私たちが訪れた10月1日にはすでに花の盛りを終え、少し枯れかけていました。ちょうど一週間くらい前が見頃だったようです。


彼岸花もさることながら、この展望所からは五ヶ原岳や多良岳の美しい稜線と大村湾を望むことができ、その素晴らしい景色はいつ訪れても人の心を穏やかにさせてくれます。桜の木もたくさん植樹されているので、春の景色もオススメですよ~ ちなみにここに来るといつも気になるこの木は、すでに枯木となっているようですが、その立ち姿には何とも言えない風格があり、思わず毎回写真を撮ってしまいます。一体何の木なんだろう?


大村湾に太陽がゆっくりと沈んでいきます。
彼岸花達もまるでその様子を見守っているかのようです。

夕陽が沈むまで眺めていたいなぁ
いや、でも帰って晩ご飯の準備をしなきゃ!

というわけで、これから見られるであろう美しい夕景を想像してうっとりしつつも、主婦の仕事を全うすべく、最後にこの一枚をカメラに収め、鉢巻山を後にしたのでした 来年はうちの旦那さんも一緒に、もう少し早い時期に訪れてみたいと思いまーす

俵石展望所(雲仙市有家町)

2010年08月22日 | 展望台のお話
長崎新観光百選の地にも選ばれているここ俵石展望所は、雲仙から島原方面へ下る国道57号線沿いにあります。眼下には有家町の町並みが広がり、有明海を挟んだ向こう側には、熊本県の阿蘇山を望むことができます。
 
 
ここは島原半島の東側に位置するため、初日の出のビューポイントにもなっているそうです。また敷地内には食事ができる売店もあり、この時期はそうめん流しを楽しむことができます。ちなみにこの日はカレーうどん(500円)を頂きました。スープはとろみが強いタイプで(普通のカレー?)、なかなか美味でしたよ
 
 
ライダー達も数多く訪れていて、ここからの絶景を楽しんでいるようでした。この景色だけ見るととっても暑そうに見えるかも知れませんが、実際には標高が高いため、すごく涼しいんですよ~ 今年は例年にないほどの猛暑が続いていますが、雲仙ではすでに秋の風を感じることができました。さすが県内唯一の避暑地雲仙。夏の間はずっとここで暮らしたいなぁと思うほど快適でしたよ。夏ばて気味の方にはおススメの展望スポットでーす

棚田展望台(雲仙市千々石町)

2010年08月21日 | 展望台のお話
日本の棚田百選にも選ばれている千々石の棚田。ドライブ仲間のtamiと一緒にその姿を一望できる展望台はないかと探していると、千々石から雲仙へ上る道の途中に棚田展望台を発見!


では、さっそく展望台に上ってみましょう!


展望台に上ると、一面に広がる雄大な棚田の景色が・・・って、あれ?確かに棚田は見えるけど、思ったほどよくは見えません。実際にはこの写真の左側にもずーっと棚田が広がっているのですが、手前の木が邪魔してその姿を見渡すことはできません。ちょっと残念だなぁ。もしかしたら他にもっと棚田がよく見える場所があるかも知れないので、また次回付近を探してみたいと思います



余談ですが、この展望台の案内板に付いている丸いボタンを押すと、なんと、どこからともなくひそひそ話が聞こえてきます。おそらく音声案内だと思うのですが、声が小さすぎてなんて言っているのか全く分かりません。近くには太陽光発電のボードらしきものが設置してあり、どうやらこの電気が使われているようですが、機械の老朽化か、はたまた電力が不足していたのか、ひそひそ話の原因は定かではありません。皆さんもこの場所を訪れたらぜひ丸いボタンを押してみてください。ちょっと笑えますヨ(笑)

のぞみ公園(諫早市多良見町)

2010年07月20日 | 展望台のお話

(のぞみ会館の屋上で見つけたマツバウンランの群生) 

見晴らしの良い展望台に上って、そこから目の前に広がる景色を眺めるのが大好きな私。これまでにもこのブログの中でたくさんの展望台を紹介してきました。特に私が生まれ育ったここ長崎県は離島が多く、本土自体もそのほとんどが海に囲まれているので、海や山を望む展望台の数も多いように思います。そこでこの度、ブログのカテゴリーの中に『展望台のお話』を新設してみました これからまた長崎県内外のステキな展望台を紹介していきたいと思いますので、展望台好きな方は『展望台のお話』からあなた好みの展望台を探してみてくださいね~

というわけで、今回紹介するのはちょっと珍しい展望台です。一見するとどこかの草原のように思われるのですが、実はここ、諫早市多良見町にあるのぞみ公園の敷地内にあるのぞみ会館の屋上なんです。

芝生の周りを歩くことができるようになっていて、そこからは大村湾と対岸に広がる諫早・大村方面や島原方面の山々まで望むことができます。とっても見晴らしがいいんですよ~

公園内にはバスケットコートや遊具などがあり、天気の良い休日は家族連れで遊びに来る方も多いようです。ごろんと横になれそうな芝生の広場もあるので、お昼寝するのもいいかも知れません

ちょっと珍しい展望台があるのぞみ公園。のぞみ会館の中には展望浴場もあって、市内在住なら150円、その他の人なら250円(子どもは半額)で入ることができるそうです(私はまだ入ったことがありませんが)。少し小高い場所にあるので、夜は屋上から星空を眺めるのもいいかも知れません。ロマンチストのあなたにおススメでーす


船越展望所から望む九十九島の夕景

2010年05月06日 | 展望台のお話

(船越展望所にて。カメラマンがいっぱい!)

3月16日のこと。夕方ふと空を見上げると、すでに日が沈みかけていた。

 

なんだか今日はステキな夕景が見られそう!

 

直感的にそう思った私は、晩御飯の準備もそこそこに、

九十九島が一望できる船越展望所へと車を走らせた。

私が到着した時には、すでに多くのカメラマン達がそれぞれの場所に三脚を立て、

自慢の一眼レフをセッティングし、この日のベストショットを狙っていた。

私はいつも持ち歩いている小さなデジカメを片手に、

その隙間から4~5枚だけ写真を撮った。

 

 

なんて美しいんだろう…

 

太陽が刻一刻と沈む様子を静かに見守っていると、

太陽が沈むその場所に、私も一緒に吸い込まれそうだった。

とても心地よく、優しい太陽の光。

当たり前にあるものだと思っているから

その恩恵に気づくことも少ないけれど

私達はもちろん、全ての生物は太陽がなければ生きていけない。

太陽が私達にもたらす命は

この夕景のようにとても尊くて美しいもの。

大切に、大切に、育まなければ。

 

そんなことを思いながら、船越展望所を後にしたkero-keroなのでした

しかしこの三日後、思いもかけない出来事が…

 

この展望所は西海パールシーリゾートから石岳動植物園へ抜ける道の途中にあります 近くにあるパン屋さん『くるりん』もおススメです 興味を持たれた方はぜひ!


百合岳公園(西海市大島町)

2009年10月28日 | 展望台のお話

先日、西海市にある大島町へ行ってきました 実はここ大島でお仕事の話をいただきまして、その面談のために久々に大島に足を踏み入れたのでした。面談はお昼までに無事終了。その日はとってもお天気がよかったので、まっすぐ帰るのはもったいないなと思い、ちょっとだけ島内を観光してきました

大島町は人口約6000人面積約13平方kmの小さな島で、現在は大島大橋(通行料300円)で本土と繋がっており、車で渡ることができます。2005年には大瀬戸町・西彼町・西海町・崎戸町と合併して西海市となり、西海市大島町となりました。最近注目されている大島トマトはとても甘くて美味しいと評判で、それを目当てに島を訪れる人も年々増えているそうです そんな大島で、ちょっと変わった展望台を見つけちゃいました。

大島に渡ったことがある人なら分かると思いますが、崎戸島へ向かう道路から山の方へ目をやると、二つの展望台らしき建造物を見つけることができます。それらを目指し車で山を上って行くと、百合岳公園という緑豊かな公園にたどり着きました。

その百合岳公園の中にあったのがこちらの展望台。真っ白で、まるで巻貝のような形をしています

展望台があるからには頂上まで上ってみなければ ちょっとワクワクしながら、らせん状の階段をくるくると上って行くと・・・

ん?行き止まり と思いきや、上からは太陽の光が差し込んでいます。ということは、ここものぼれってこと 学校やアパートの屋上に出る上り口がこんな風になってたけど、こんな展望台は初めて。さらに上があるからにはのぼってみないと気が済まない私は、自分が三十路の女性であることも忘れて、両手両足を使って頂上までのぼってみました。すると…

そこに広がっていたのは、大島を取り巻く美しい海と、天高く広がる秋の青空 あ~きれい。やっぱり私、島の景色が好きだなぁ。展望台からの景色を眺めていると、3月まで住んでいた五島の景色と大島の景色が重なって、五島の友人達のことが懐かしく思い出されました。みんな、元気にしてるかなぁ。

巻貝型の展望台を制覇したあとは、もうひとつ気になっていた建造物を目指し、森の中へ。神社の鳥居をくぐってしばらく歩いていくと…

何やら変わった形のモニュメントを発見 タイトルは『星のなる木(STAR-BEARING TREE)』とあります

このモニュメントの作者は新宮晋(しんぐうすすむ)さんといって、風や水で動く彫刻で世界的にも有名な彫刻家で、大島造船所の創業者である故南景樹相談役を偲び、「誠実」・「度量」・「勤勉」・「勇気」・「判断」・「友情」・「機知」の七つの心を人生航路の灯りに喩えて「七燈」をイメージして、平成5年に町民の浄財によって製作されたのだとか。風が吹くといろんな部分がくるくると動いて、常にその形を変えていたのには驚きました。大島には大島醸造という造り酒屋もあり、そこではこのモニュメントにちなんだ『星のなる木』という焼酎も造られているそうです。限定商品だそうでめったに手に入りそうにありませんが、一度は飲んでみたいものです

しかしこの大島という小さな島、調べれば調べるほど興味深いものが出てきそうな予感。これからまたボチボチと島の隅々まで探検してみたいと思います お楽しみに~