I Love Nature

自然の中で見つけたステキなモノ

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Imagine / John Lennon

2008年08月30日 | うたとことばのお話

Imagine there's no countries 想像してごらん、国なんて存在しないと

It isn't hard to do 難しいことではないよ

Nothing to kill or die for 殺す理由も死ぬ理由もないんだ

And no religion too 宗教なんてものもない

Imagine all the people 想像してごらん、全ての人々が

Living life in peace... 平和に暮らしていることを

平和の祭典オリンピックは閉幕しましたが、世界各地では今も悲しい戦争が続いています。この世の中から戦火が絶えることがないのはどうしてだろう?なぜ人間同士が殺しあわなければいけないんだろう?被爆地長崎に生まれた私は、小学校から毎年原爆が投下された8月9日にあわせて平和教育を受けてきたため、戦争と平和について考えることが多かった。そして今も考え続けている。あのたった二発の核兵器によって何の罪もない何十万人もの人々が一瞬にして命を落とし、63年経った今もその後遺症に苦しんでいる人がいるというのに、世界中にある核兵器は増え続ける一方。なぜ?

先日、日本のNGOに所属しアフガニスタンで農業技術支援を行っていた伊藤和也さん(31歳)が現地で拉致され殺害された。5年間アフガニスタンの復興支援に努めた伊藤さんは、現地の人たちにとても慕われていたという。伊藤さんといい、ビルマ(ミャンマー)で殺害されたジャーナリストの長井健二さんといい、世界の垣根を取り払って、平和な世界の実現のために尽力してきたすばらしい人達だったのに、こんな形で命を失ってしまうなんて…。とても悔やまれてなりません。

人種、宗教、国、性別、さまざまな「違い」が争いを引き起こす。みんな違って当たり前なのに、肌の色や習慣や言葉が違ったりするだけで、相手のことを異質なものだと思いがち。誤解や偏見というものはそんなところから生まれてくるように思う。

まずは「違い」を認めることから始めよう。そしてその「違い」を楽しみ、尊重できる人になろう。いつか世界中の人たちが平和に暮らせる日が来ることを想像しながら。

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タカサゴユリ(高砂百合)

2008年08月29日 | 植物のお話

ずっとテッポウユリだと思ってたら、これってどうやら同じユリ科のタカサゴユリのようです 違いは以下の通り。

テッポウユリ(鉄砲百合)

原産国:日本(奄美大島、沖縄諸島など)

茎や葉の特徴:茎は太くて背が低く、伸びても1m程度。葉の幅は広め。

花の特徴:全体に白で花粉は黄色。花期は6~7月。

タカサゴユリ(高砂百合)

原産国:台湾(高砂地方)

茎や葉の特徴:テッポウユリに比べると茎は細く背は2mほどにもなる。葉の幅も細い。

花の特徴:花の外側に赤紫色の筋があり、花粉も褐色を帯びる。花期は7~8月。

どうやら葉っぱが細くて、花に赤紫色の筋があればほぼ間違いなく高砂百合のようですね

       

このタカサゴユリは、大正時代に観賞用として持ち込まれた帰化植物。おそらく今島で見られる白いユリのほとんどがこのタカサゴユリだと思われます。今や観賞用に植えなくても島のあちこちに自生しているので、この時期になると自然の中で観賞できちゃいます。花が終わったあとも細長い種子が花と同じように開いて、これはこれでまたきれい 植物ってそのものがアートだなぁってつくづく思います。タカサゴユリの見頃はまだ続くので、皆さんもよかったら近くで観賞してみてくださいね

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クサギ(臭木)

2008年08月28日 | 植物のお話

今ちょうど満開の時を迎えているこの花は、クマツヅラ科のクサギ。最近島をドライブしていると、沿道によく見かけます。この植物、「臭い木」なんて不名誉な名前を付けられていますけど、花の香りはユリの花に似ていてとっても芳しいんです

          

ただ、木を折ったり葉をちぎったりするととってもいやな臭いがするのだとか。でもそれって、自分の身を守るための防衛手段なのかな?だとしたらスゴイなぁ

          

名前はクサギでも、花はとってもよい香り。どうして臭い方が名前になってしまったのでしょう?花の形もとっても可愛らしいステキな植物なのに。名前を付けた人にとっては香りよりにおいの方が強烈なインパクトがあったのかも知れませんね 

福江島にはたくさん自生しているようなので、皆さんも一度クサギの「香り」と「におい」を体験してみては?私も今度「におい」の方を試してみようと思いまーす

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キセキ / GReeeeN

2008年08月28日 | うたとことばのお話

単純にいい歌だなって思う。

アリガトウや Ah 愛してるじゃまだ足りないけど

せめて言わせて 「幸せです」と

ってところが好き。「アリガトウ」をたくさん交し合えたら、それはきっと「愛」に繋がって、その中で感じるものが「幸せ」なんだと思う。家族愛、親子愛、夫婦愛、兄弟愛、人類愛、同姓愛、世の中にはいろんな「愛」があるけど、全ては相手に感謝することから始まるんじゃないかな。だとしたら「アリガトウ」はとってもステキな言葉。「愛してる」はなかなか口に出しにくいけど、「アリガトウ」なら言えるはず。だから身近な人にこそ「アリガトウ」をちゃんと伝えたい。それが「幸せ」への第一歩だと思うから。

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屋久島ツアー最終回 ~また来るよー!屋久島!!編~

2008年08月24日 | 旅のお話

楽しかった屋久島の旅もいよいよ最終日。長時間のトレッキングの末に出逢った縄文杉や、昨夜見た夏祭りの花火、そしてこの旅で出逢った人たちの笑顔など、その一つ一つを思い浮かべながら、朝から民宿たんぽぽで最後の朝食をいただき、宿を後にします。

          

民宿から宮之浦港までは徒歩で10分程度だったのですが、その途中にお土産屋さんが3件ほど並んでいたので、とりあえず一件ずつ見て周り、それぞれお気に入りのお土産をゲット!私は焼酎好きの義姉に『三岳(360ml)』を購入したのですが、この焼酎、あまりの人気に生産が追いつかず、需給調整のため一人二本までしか購入できないようになっていました ちなみに『愛子』という焼酎もあるのだそうですが、寺田さんの話によると、『愛子』を飲むとかなり翌日に残るのだとか。同じ屋久島の芋焼酎でもいろいろと特徴があるようですね。

                 

港の待合室に大きな荷物を置いて、私とmeguはお昼ご飯を探しに外へ。すると奥のほうにフェリー乗り場があり、その二階に食堂屋さんらしきのぼりを発見 ラッキーと思い待合室で荷物番をしていたtamiを電話で呼び寄せ、うどんを食べることにした私たち。しかし、ここから予想だにしなかったドタバタ劇が巻き起こるのです

          

船の時間まではまだ40分ほどあったので、お客さんも私達だけだし、うどんならすぐに出てくるだろうと、私とtamiはきつねうどんを、meguは冷やしうどんを注文。お冷を飲みながら「楽しかったねぇー」と今回の旅を振り返りつつ、待つこと10分。まだ出てくる気配なし。一人でせっせとうどんを作るおじさんを何度もチラ見し、多少焦ってることをアピールしながらも、さらに待つこと10分。ようやくきつねうどんが完成すでに時刻は11:45。船の出港時間は12:00。meguの冷やしうどんはまだかと少し焦りながらもせっせときつねうどんをすする私とtami。それから5分後くらいにようやくmeguの冷やしうどんが完成よりによって一番食べるのが遅いmeguのうどんがなかなか出てこない私たちの焦りをよそに、「そうめんと一緒に湯がいたら、少しそうめんが入っちゃった。ごめんねー(笑)」っておじさん!そんな解説いりませんからっ!早くmeguに冷やしうどんをーっ

というわけで、20分以上かけて出されたうどんを3分くらいで食べて、とりあえず私だけ待合室へダッシュ!そこで奥様と見送りに来ていたガイドの寺田さんと再会し、「うどんが来なくて…」と他の二人がいないことを説明。多少焦りながらも写真と手紙を送ろうと寺田さんの住所を教えていただき、その間にtamiが待合室に到着。「meguは!?」と尋ねると「まだ食べてる」…って、船が出るまでもうあと5分くらいしかないよ 他のお客さんはすでに船に乗り始めていて、寺田さんとの別れを惜しみつつも、とりあえずmeguの荷物も一緒に桟橋へと移動。まだかまだかとフェリー乗り場の方を見守っていると、なんと特に焦る様子も見せず、ニコニコしながらmeguがこちらへむかってくるではありませんか!さすがmegu。緊急事態でも至って冷静沈着+笑顔 そんなあなたが大好きよ、megu!(笑)

…とまあ船に乗る前に多少バタバタした感もありましたが、無事にジェットフォイル『ロケット』に乗り込み、屋久島を後にすることに。間に合ってよかったぁー

          

のんびり屋さんのおじさんが営む小さな食堂は、あの白いフェリー乗り場の二階にあります。今度来たときはもっとゆっくり時間のあるときに行かなきゃな でもあのおじさんのお陰でまた一つ楽しい思い出が増えました 

          

屋久島がどんどん遠くなっていく。さっきまでほとんど青空だった島に、たった数分でこんなにも雲がかかってしまった。屋久島が『神秘の島』と呼ばれる所以はこんなところにもあるのかも知れない。本当にステキな島だったな。

絶対また来るよー!屋久島!!

鹿児島本土に近づくにつれて、私の大好きな開門岳が見えてきました。うーん、いつ見ても美しいわぁなんて開聞岳の立ち姿に見とれていると、船内にこんなアナウンスが。

「港からタクシーをご利用の方は、乗務員までお知らせください。」

え?なんで?

私達も鹿児島中央駅までタクシーを使おうと思っていたので、よくわけも分からないまま乗務員さんにその旨を伝えると、7番のカードを渡され、「この番号を持った運転手が港に待機していますから、そのタクシーをご利用ください」とのこと。つまり船内でタクシーの予約ができるようになっていたのです。なんとすばらしい心遣い!船を降りると、本当にタクシーの運転手さんが番号札を持って並んで待機していました。えーっと、7番の運転手さんは…と。んん!?お、大きーい!!まるでお相撲さんみたい!隣にいた運転手さんに「彼、関取だから(笑)」なんてうそか本当か分からないような冗談を言われながらも、とりあえず7番の運転手さんと一緒に車へ移動した私達。ちょうど桜島がきれいに見えていたので、そのお相撲さんさながらの運転手さんに「桜島と一緒に写真を撮りたいのですが…」とリクエストすると、なんと、メーターも上げずに近くの撮影スポットまで連れて行ってくれ、さらに写真まで撮ってくださったのです

          

そしてこれがその時の写真。「運転手さんも一緒に撮りましょうよ!」とお誘いしたのですが、「いや、おじさんはいいよ~」と照れながらやんわりと断られ、残念ながら一緒に写真を撮ることはできませんでしたが、私達の心の中にあの時の運転手さんの優しい笑顔はずっと残り続けることでしょう 奄美出身の大きな運転手さん、本当にありがとうございました

          

鹿児島といえばやっぱ白熊でしょ!

ということで、鹿児島中央駅の隣にあるアミュプラザの地階で小さめの白熊(420円)をゲット!これでも私達には多少量が多かったようにも思いますが、中のほうにまで白豆やフルーツが入っていてとっても美味しかったです 

          

さて、ここからはJRの旅。再び九州新幹線つばめ号に乗って諫早へ帰ります。

                 

          

鳥栖で30分ほど時間があったので、立ち食いうどん屋さんでちょっと早めの晩御飯。またうどん!?っていうツッコミはなしでお願いしますね(笑)。私は新メニューのアスパラ天なるものを食べてみたのですが、これがまたなかなか美味でした こちらのおばちゃんがまたとてもいい方で、キヨスクと掛け持ちで忙しくされていながらも、私達のおしゃべり相手をしてくれたおばちゃんの笑顔でさらに美味しさアップ!やっぱり笑顔って大事だな。おばちゃん、これからも笑顔で頑張ってくださいね!

          

19:45、ついに諫早に到着。本当に楽しかった屋久島ツアーもこれでおしまい。気の合う仲間との気ままな旅は、屋久島のすばらしい大自然と、旅先で出会った人々の優しさに触れることのできた、最高の旅となりました。駅員さん、タクシーの運転手さん、民宿の女将さんや食堂のおばちゃん、レンタカーのお姉さん、ガイドの寺田さん、一緒にトレッキングを楽しんだ皆さん、食堂のおじちゃん、キヨスクのおばちゃん、本当にありがとうございました。一期一会の出会いが私たちの屋久島ツアーを二倍にも三倍にもステキに演出してくれたことに間違いはありません。そしてtami&megu、一人旅ならこんなにたくさん楽しい思いはできなかったよ。一緒に旅をしてくれて本当にありがとう!またいつかこんな旅ができるといいな

さて、次の目的地は…と。

屋久島ツアー(完)

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屋久島ツアー ~トレッキング編(下山そして打ち上げ)~

2008年08月22日 | 旅のお話

ずっと会いたかった縄文杉との対面を無事に果たした私達。名残惜しくも展望台を後にし、帰りは来た道をそのまま下ります。ガイドの寺田さんによると、下りの方が上りの何倍も怪我をしやすいと言うことで、トロッコ道に出るまでは足元に気をつけながら慎重に山を下りました。同じ道なのに帰りはまた違った表情を見せてくれるのがトレッキングのおもしろさの一つ。またまた寺田さんの粋な計らいで、行きに全部紹介するのではなく、帰りに見所を取って置いてくれたこともあり、行きには気づかなかった芸術的とも言える変わった形の切り株を見ることができました

             

こちらは立派なひげを蓄えた竜。

          

こちらはまるで猪の頭みたい!

       

そして周りの木々に比べ一段と貫禄を見せるのはこちらの翁杉。根っこがまるで髭のように地面を這い、その名のとおり年老いたおじいさんのよう。幹周り12.6mは縄文杉の16.4mと比べても引けをとらない大きさです

          

時折聞こえてくる清流の水音は、長時間にわたるトレッキングの疲労を癒してくれます 

          

大株歩道入口に到着!ここまで来れば後は8kmのトロッコ道を歩くのみ!トイレ休憩を済ませてゴール地点である荒川登山口を目指します。この時点で時刻は14:30。ガイドの寺田さんに16:45発のシャトルバスに間に合うように頑張ろうと促され、ここからは少しハイペースで歩きます

          

長く続くトロッコ道は今も現役。現在、屋久杉の伐採は禁止されていますが、土の中に埋もれて何年もたった土埋木(どまいぼく)や地表で腐らずに残っている倒木を運ぶのに今もトロッコが使われているそうです。この日は日曜日でお休みだったのでトロッコが走る姿を見ることはできませんでしたけどね。

帰りしなにもヤクシカに遭遇!テンション上がるなぁ

          

こちらの杉は三代杉と言って、一代目の倒木の上に二代目が育ち、二代目の切り株の上に三代目が育っているので、その名が付けられています。この現象は『倒木更新』または『切株更新』などと言われ、諸説あるそうですが、一代目の樹齢が1200年、二代目が1000年、三代目が350年と言われているそうです。すごい生命力ですよね~

          

もともと集落があったと言われている小杉谷で最後の休憩。みんな大分お疲れ気味だけど、ゴールまであと少し しかし、この時点で時刻はすでに16:00。いっそげー!

          

16:40、ついに荒川登山口に帰ってきました 帰りのトロッコ道はまさに競歩のごとくハイペースでしたが、一人も脱落することなく無事に帰って来ることができました 特にTシャツ&ジーパン&スニーカーという超軽装でこの過酷なトレッキングに臨んだ学生クンたち(かどうか分からないけど)、君たちはすごいよ。でもやっぱり山を登るときはトレッキングシューズの方が格段に疲れにくいと思うので、皆さんはくれぐれも真似をしないようにしてくださいね!

           

思えば朝ここに到着したのが6:45。やっぱり10時間かかるんですね。もしガイドの寺田さんがいなかったら、ペース配分が分からず、この時間には帰って来れなかったような気がします。やっぱりガイドさんを頼んでよかった!そしてガイドさんが寺田さんでよかった!と改めて実感しつつ、シャトルバスで山を下ります

          

この日の民宿の晩御飯は外でバーベキューでした 帰りの車の中で「今夜は乾杯しよう!」という話をしていたら、なんとダンディ寺田さんがわざわざスーパーに寄ってくださり、そこでビールやチューハイなどをゲット 寺田さん、本当にありがとうございました 持込がOKだったかどうかは定かではありませんが、当然のごとく3人でバーベキューコンロを囲みながらビールで乾杯したのでした この時のビールの美味しいこと!何かを達成した後に飲むビールは最高ですね

          

つきにつきまくっている今回の旅で最もついていたのは、全く意図していなかったのに、トレッキングの夜がちょうど年に一度の屋久島の花火大会と重なっていたこと。しかも民宿から少し歩いたところに花火がきれいに見える場所があることを民宿の女将さんに教えてもらい、食事が終わった後に移動したのですが、そのタイミングもバッチリで、屋久島の夜空を彩る美しい花火を最初から最後まで堪能することができたのでした 当然ここでも缶チューハイで乾杯!本当に最高の夜でした 

この後、トレッキングの疲れでバタンキューかと思いきや、修学旅行並みのハイテンションだった私達は、部屋に戻ってUNO大会で大盛り上がり ま、tamiの一人勝ちでしたけどねー あの時のtamiには間違いなくUNOの神様が降りていました。チクショー また今度リベンジしようね、megu!

前回「次回はいよいよ最終回」と言いましたが、最後までまとめられませんでした 次回こそ本当の最終回です

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屋久島ツアー ~トレッキング編(縄文杉とご対面!)~

2008年08月19日 | 旅のお話

ウィルソン株と対面を果たした後、もうしばらく山を登り、ようやくお昼休憩に入ります。時刻は11:00。トロッコ道を歩き始めてから四時間以上が経っていました。 私達のお昼ごはんは宮之浦にある『島むすび』という弁当屋さんの『島むすび弁当(600円)』。前日に民宿の人にお願いしておけば、早朝でも宿まで持ってきてくれるようになっています。空気が美味しい森の中で食べる弁当の味はまた格別で、とっても美味しかったです!少し量が多いかなと思いきや、ペロリと食べてしまいました ガイドの寺田さんはなんと屋久島の湧き水を沸かして私達一人ひとりにスープをつくってくれました こういうちょっとした心遣いって本当に嬉しいものです

お昼休憩を取った後はそのままザックを置き、とっても身軽になった私達。寺田さんによると、縄文杉まではあと40分ほどとのこと。エネルギー補給も完了し、デジカメと水だけ持って、再び山登り開始!!

         

        

標高が高くなるにつれて、次第に杉の大きさも大きくなってきます。縄文杉に逢う前に出逢った大王杉は「大王」の名にふさわしい風格があります 縄文杉が見つかるまではこの杉が一番大きいとされてきたのだとか。これ以上に巨大な縄文杉って一体どんな感じなんだろう!?

         

こちらは夫婦杉。よくよく見ると、二本の杉が一本の枝で繋がっています。長く生きていると、同じDNAを持った木同士がこのように繋がってしまうこともあるのだとか。まるで手を取り合ってお互いに支えあいながら生きているような夫婦杉。理想の夫婦像だなぁ~

         

                 

こちらはヒメシャラヤマグルマ。ガイドさんの話によると、ヤマグルマは『絞め殺しの木』と呼ばれていて、別の木に巻きついてその木を枯らしてしまうこともあるのだとか 赤い木肌のヒメシャラに黒い木肌のヤマグルマがめり込んでいるのが分かりますか?木も自分が生き残るために必死なのですね。

一般に杉の寿命が500年ほどであるのに対して、屋久杉が1000年以上生き続けるのはなぜか。

その理由は屋久島の土壌と気候にありました。屋久島は栄養分の少ない花崗岩でできているため、木の成長が遅く、木目が詰まっていて、さらに雨が多く湿度が高いため、樹脂分が多く腐りにくいという特徴を持つことで、屋久島の杉は通常の何倍も長く生き続けるのだそうです。屋久杉がこんなに珍重されるのは、この島ならでは風土が深く関係しているのですね

屋久島という島がどんなところなのか、少しずつ知識を深めながら着々と縄文杉に近づいている私達に、ガイドの寺田さんが「もうすぐ着くから絶対上を見たらダメですよ。私がいいというまで下を向いていてくださいね」と言うと、目の前に展望台らしきものが現れました。寺田さんの言うことを聞いて、下を向いたまま一歩ずつ階段を上っていくと、次第に縄文杉の気配を感じるようになってきます。この先にずっと逢いたかった縄文杉がある。一瞬、「どんな顔をして逢えばいいんだろう??」なんて、まるで好きな人を目の前にして顔を上げられない少女のような甘酸っぱい気持ちになったところで、寺田さんのゴーサインが聞こえてきました。

 

「はい、もういいですよ!」

 

         

トレッキング開始から約5時間、私達の前にやっと姿を現してくれました これが私が数年前からずっと逢いたかった縄文杉。他の杉と比べて格段に大きく、まるで血の通った筋肉のようなその幹は、この木が生きていることを証明するかのようにしなやかなうねりを伴っていました。樹齢2700年とも7000年とも言われている縄文杉は、いまだに正確な樹齢は分かっていないそうですが、そんなことはどうでもよく、今ここにこうして生きてくれていることにひたすら感謝せずにはいられませんでした。

        

私達がこの世に生を受けるずっとずっと前から生き続けてきた縄文杉。この数世紀に渡る地球上の劇的な変化をどう感じているのだろう。人間たちに神として崇められ大切にされていた時代には、嬉しい思いをしたかも知れない。たくさんの仲間達が切り倒された時には、悲しい思いもしたかも知れない。世界遺産になってから世界中の人が訪れるようになって喜んでいるかも知れない。いや、昔のように森の生き物達と静かに暮らしたいと思っているかも知れないな。こんな風にいくら思いを馳せても、縄文杉の気持ちには決して届かない。だけど、一つだけ言えるのは、たとえどんな状況にあっても縄文杉は自ら命を落とすことは決してないということ。これからもずっと命ある限り、この場所で逞しく生き続けるのだということ。「生きる」ということは、自分が生かされているその場所で、生活を続けるということなのかも知れない。たとえどんなにつらい状況にあっても、我慢強く生きてさえいれば、いつか必ず変化が訪れる。暗闇に立ち止まったとしても、朝になると必ず太陽が道を照らしてくれるように。    

         

屋久島の森にはたくさんのパワーが漲っている。それは縄文杉だけではなく、ここに息づく全ての生命が、水が、土が、岩が、そして空気が一体となってこの美しい森を造り出しているから。私にはそう思えました。観光客が大勢押し寄せることで根っこを傷めてしまうという弊害から、現在は縄文杉に直接触れることはできないようになっていましたが、縄文杉に触れずとも道すがら出逢った木々や屋久島ならではの風景にたくさんのパワーをもらいました 

屋久島の森と、一緒に旅をしてくれた仲間達に感謝

次回はいよいよ最終回です

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屋久島ツアー ~トレッキング編(荒川登山口~ウィルソン株)~

2008年08月18日 | 旅のお話

トレッキング当日は早朝4:30にガイドさんが宿まで車で迎えに来てくれるということで、前日は早めに寝ようと21:00には布団に入ったものの、たまたまその夜放送されていた映画『海猿』にはまってしまい、結局寝たのは0:00頃 テレビ消して寝ればよかったぁー なんてちょっぴり後悔しつつも、3:45に起きて準備を済ませた頃には、縄文杉に会える喜びからか、早朝から結構元気だった私達。4:30に宿の人が準備してくれた朝ごはんとお昼の弁当を持ってLet's go!

          

今回は7人一組でのトレッキングということで、まずは私達3人と、同じ宿に泊まっていた一組のカップルを乗せ、さらに別の宿でもう一組の学生さんと思われる2人組みの男性を乗せ、シャトルバスの乗り場である杉の茶屋まで約一時間かけて到着。8月は観光客が多いので、登山口には一般車両の乗り入れはできないそうで、ここからはシャトルバス(往復1500円)を待って登山口まで上らなくてはいけません。この時点で時刻はまだ5:25。いつもならまだ夢の中です

          

シャトルバスでさらに約一時間ほどかけて上っていくと、標高約600mにある荒川登山口に到着します。その途中でやっと朝日が昇るのを見ることができました。美しい朝日もさることながら見事だったのは、運転手さんたちの運転技術。登山口までの道はとてもカーブが多く、道幅もかなり狭いのにも関わらず、熟練した運転手さんたちはそれらをものともせずにバンバン上っていくんです 上から下ってくるバスと離合するときがこれまた見事で、道のぎりぎりまで幅寄せしたりバックしたりする技術は本当にすごかった!あれは感動ものです そんなことを話しながら登山口の駐車場で朝食とトイレを済ませ、いよいよトレッキング開始です!まずは約8km続くトロッコ道を延々と歩きます 時刻は6:45。起きてからすでに3時間が経っていました。

          

私達のガイドさんはちょっと梅宮辰夫似のダンディな寺田さん。道案内はもちろん、屋久島の山に生きるモウセンゴケ(食虫植物)、リョウブ、リンゴツバキ、ヒメシャラ、ホウロクイチゴ、ノリウツギなど、様々な植物を紹介してくださいました

          

山の奥のほうに入っていくと、次第に大きな杉の木が姿を現すようになってきます。その中でも『屋久杉』と呼ばれるのは、標高500mを超える山地に自生する杉で、樹齢1000年以上、幹の直径が1m以上のものだけ。その他にも、樹齢1000年未満だと『小杉』(樹齢100年以下の杉を指すこともある)、屋久島に植林された杉を『地杉』と呼ぶそうです。

                 

トロッコ道の途中には、このような木でできた橋が数箇所あり、下を見ると少しぞぞっとする場所もありました 確か一箇所だけ手すりのない橋があって、高い所があまり得意ではない私は、その橋を渡るときは周りの景色を見る余裕も無く、寺田さんの背中を見ながらさっさと渡ったのでした。ちょっと怖かったなぁー

          

こちらはかつて集落があった小杉谷という場所。大正12年に開設された原生林伐採の前線基地で、屋久杉伐採の最盛期だった昭和35年の小杉谷には、135世帯、人口540人、小学校、中学校、公衆浴場、商店(4軒)、理髪店などがあったと伝えられているそうです。当時の建物はほとんど残っておらず、こんな山奥に集落があったなんて信じられませんでしたが、確かに人が暮らしていた形跡があちらこちらにあり、本当に驚きました この時点で時刻は7:50。いつもだったら朝食を済ませて洗濯でもしてる時間かな~。

長く続くトロッコ道をひたすら歩いていくと、次第に日が高くなってきました。それでも多少標高が高く、木々に囲まれているため、下界で感じるあの真夏の強烈な暑さとは違い、心地よい日差しが私達を縄文杉へと誘います。時折吹き抜ける清涼感たっぷりの風を全身に感じながら、一歩ずつ着実に歩みを進めていきます

          

森の住人ヤクシカに遭遇!2~3頭いたかな?まるで私達のことは気にせず植物を食んでいましたが、私達にとっては長い冒険の途中に思いがけない宝物を見つけたようなもの 彼らとの出会いでまた元気をもらい、縄文杉の手前にあるウィルソン株を目指します。

          

こちらは大株歩道への入り口で、縄文杉トレッキング最後のトイレ休憩ができる場所。ここからはトロッコ道を外れ、山道に入ります。この時点で時刻は10:00。屋久島最大級の巨大な切り株ウィルソン株はもう目の前です!

          

大株歩道入り口から約15分後、ウィルソン株に辿り着きました 1586年、豊臣秀吉の命令により、大阪城(京都の方広寺とも)を築城するために切られたと言われ、1914年にアメリカの植物学者ウィルソン博士により世界に発表されたことからその名が付けられたのだとか。もしこの木が切り倒されていなかったら縄文杉を超える大きさだったとも言われています

切り株の中は空洞になっていて、株の中に入り空を見上げると、美しい新緑が太陽の光を浴びてきらきらと輝いていました

さらに見る角度によってはこのようにハート型に見えることでも知られています。まさに偶然が作り上げた産物ですね

          

また中には祠があって、地元の焼酎『三岳』がお供えしてありました。屋久杉はかつては神として崇められていたものの、江戸時代に入り島民の貧困を目にした儒学者泊如竹が島民に屋久杉の伐採を勧めたのがきっかけとなり、屋久杉は島民の生活の糧となってしまいました。1970年以降、屋久杉の伐採は禁止されているそうですが、太平洋戦争後の高度成長期には大規模な伐採が続き、伐採地区の杉はほとんど無くなってしまったのだとか。人も生きていかなければいけないのだから、自然を全く壊さずに生きていくのは難しいのかも知れないけれど、自然を大切にする気持ちさえ忘れなければ、自然と調和した生活を送ることがきっとできるはず。屋久杉の歴史を垣間見ながら、そんなことを思ったkero-keroなのでした。

次回はいよいよ縄文杉に出遭います

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屋久島ツアー ~西部林道・屋久島の滝編~

2008年08月08日 | 旅のお話

屋久島灯台を後にして、次に向かったのは約20km続く西部林道。 ここは世界自然遺産に指定されている場所で、たくさんのヤクシカやヤクザルに遭遇することができます。実はこの地域が世界自然遺産に指定されている場所とはつゆ知らず、レンタカーを借りるときに、「ここは道が狭くて事故が多いので気をつけてください」と言われ、この道を避けようと思っていたのですが、思い切って行ってみて本当によかったです

というのも、ここではシカもサルも自然の姿でゆったりと過ごしていて、子育てをしている姿さえ見ることができるのです。道路の上でもこんな感じでゆたーっと過ごしているんですよ。ちょっと油断しすぎじゃない!?って突っ込みたくなるくらいです

        

木の上では小猿が木の実を食べていました。地元の人の話に寄ると、サルもシカも個体が小さいのが屋久島固有種の特徴なんだそうです。確かにみんなちっこくてかわいい しかし本当に道が狭くて動物達もいつ出てくるか分からないので、なかなか前に進めません 時間がないので撮影もほどほどに次のスポットに向かいます

       

約40~50分かけて西部林道を抜けると、次に目指すは大川(おおこ)の滝。駐車場は込み合っていましたが、なんとか端っこに車を止め、車を降りて少し歩くと滝の音が聞こえてきました。

          

落差88mの大川の滝は、遠くから見てもなかなか迫力があるのですが、滝つぼの近くにいくとその迫力はさらに増します。勢いよく落ちてくる水のしぶきがとても気持ちよく、しばらくの間マイナスイオンをたっぷり浴びてリフレッシュ!しかーし、この時点で時刻はすでに17時16分。もう少しのんびりしたかったけど、リフレッシュもそこそこに大川の滝を後にしました。ここでmeguに運転をバトンタッチ!

          

時間はないけど、腹が減ってはなんとやらで「フルーツでも食べたいね!」と立ち寄ったのは、屋久島フルーツガーデン。しかしもうすでに17時を過ぎていたので開いてないかも…という嫌~な予感が見事に的中し、行ってみるとすでに閉まっておりました 16時半閉園ってちょっと早くないですか!?せめてシーズン中は17時半までとかにして欲しかったなぁー

        

ここでは500円でパッションフルーツやマンゴーなどいろいろなフルーツを試食させてくれるそうです。今度屋久島に来たときは必ず行くぞーっ!と心の中でリベンジを誓い、ささっと写真撮影を済ませ次のスポットへ。この時点で時刻は17時32分。あと一時間半しかないぞー

次に訪れたのは千尋(せんぴろ)の滝。落差60mなのですが、遠く離れた展望台からしか見ることができません。今年は梅雨が明けてから2~3日ほどしか雨が降っていないということで、水量が少なかったのですが、増水したときは左側の花崗岩でできた一枚岩の上からも水が落ちてくるそうです。この近くにあるトローキ(轟)の滝にも行きたかったのですが、この時点で時刻はすでに18時15分。今回は無理と判断し、ここからはmeguダッシュで出発地点の宮之浦へまっしぐら!いっそげー

途中前の車がのろのろ運転で少しやきもきしましたが、19時2分前、閉まりかけている最寄のセルフスタンドに滑り込みセーフ!!私達ってすごくない!?…と喜んでいたのもつかの間、アルバイトっぽい店員さんに「ダメ」と言われ、急いですぐ近くにあるもう一つのスタンドへ。すると年配のおじさんが快くガソリンを入れてくださいました。助かったぁー

多客期は20時くらいまで開けてくれてもいいんじゃない!?と愚痴をこぼしつつも、とりあえず島を一周できて満足な私達。さて、今夜のご飯は何だろなー

          

民宿に帰ると楽しみにしていた晩御飯が私達を待っていました。トビウオのから揚げやマダイの刺身など海のものがメインで、内容も盛りだくさん!どれも美味しくいただきました 翌日は朝4時半にガイドさんが迎えに来て、いよいよ往復10時間はかかるという縄文杉トレッキングに挑戦です。頑張るぞー

次回はいよいよ縄文杉が登場します

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屋久島ツアー ~屋久島の海編~

2008年08月07日 | 旅のお話

旅日記を綴る前に、屋久島がどんな島かちょっとだけご紹介!私が今住んでいる福江島と比較してみましたよ~

屋久島

 人   口  約13500人(約3割弱が65歳以上)
 面   積  約500平方km(鹿児島県では奄美大島に次いで二番目)
 周   囲  約130km(丸い島なので海岸線が短い)
 最高標高  1936m(宮之浦岳は九州最高峰 『洋上のアルプス』と呼ばれている)

 ★平成5年に島の面積の約20%がユネスコの世界自然遺産に登録される★

福江島

 人   口  約43000人
 面   積  約320平方km(五島列島最大 長崎県では対馬に次いで二番目)
 周   囲  約320km(リアス式海岸で半島が多く海岸線が長い)
 最高標高  461m(父ヶ岳)

とまあこんな感じです。島の特徴がわかっていただけましたか?では日記に戻ります!

          

ひと寝入りしている間に屋久島宮之浦港に到着!時刻は14時20分。とりあえず港から歩いて10分ほどのところにある宿に向かうことにしました。

        

宿に向かう途中でなんとラーメンの自動販売機を発見!!缶の中にラーメンが入ってるみたいだけど、お湯は後で入れるのかな??お湯が入ってたら麺が伸びちゃうだろうし…。かなり気になる~と思いつつも、とりあえず写真だけ撮ってスルー。そして私達が宿泊する民宿『たんぽぽ』を探しながらもうしばらく歩いていると、名前は『たんぽぽ』なのに真っ赤な建物を発見!うーん怪しい雰囲気… さらに中から出てきたのは、上から下までで統一された年齢不詳の女将さん。私達が滞在していた三日間とも「黒」だったのがとても印象的でした 宿でお茶を飲んで少し体を休めた後は、近くにあるまつばんだレンタカーで車を借りて島を一周することに。料金は6時間以内で3150円(軽自動車)。6時間あれば余裕で周れるだろう、と思っていたら、最後にガソリンを満タンにして返さなければいけないのに、最寄のスタンドが19時には閉まってしまうとのこと。そうなると残された時間はあと3時間40分ほど。お客さんが少ないときにはもっと早く閉まる事もあるというので、なんとしても島を一周したかった私達は、かなり駆け足でドライブをすることにしました

          

まず最初に訪れたのは永田いなか浜。ウミガメが産卵しにあがってくるという美しい砂浜です

          

平成17年にラムサール条約(湿原の保存に関する国際条約)の登録地となり、その美しい環境が保たれているそうです。

5月から7月にかけてウミガメの産卵が見られるそうですが、帰りの船で一緒だった方は数日前にもウミガメが産卵する姿を見たとのこと。

        

私達は急いでいたので、海水に少し足をつけるくらいで、ウミガメの歩いた跡など見つけることはできませんでしたが、その海の青さにはとても感動しました

          

五島の海もきれいだけど、屋久島の海の青さはまた違った色に見えました。この永田いなか浜は海岸線も水平線も長くて、とっても広々とした印象です。

          

次に訪れたのは屋久島灯台(永田灯台)。いなか浜から車で15分ほど離れた場所にある白亜の灯台です。

灯台のある場所から見てもこの海の透明度!!本当にきれいだなぁ~

        

明治30年に設立されて以来、海の安全を守り続けてきたこの灯台は今も現役。これから先もずっと人々の航海の安全のために海を照らし続けていくのでしょうね

          

なんていう植物か分からないけど、灯台の傍に咲いていた花。この花もずーっと前から屋久島の海を見守ってきたんだろうなぁ~。…なんてゆたーっと考えている暇もなく、早々に車に乗り込み、次の目的地へ!この時点で時刻は16時15分

いっそげー!

次回は世界遺産に登録されている西部林道を抜けて大川の滝千尋の滝を目指します

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屋久島ツアー ~諫早→鹿児島編~

2008年08月06日 | 旅のお話

8月2日(土)~4日(日)まで高校時代の友人tami&meguと屋久島へ行ってきました

今回の旅の最大の目的は、樹齢7200年とも言われている屋久島の森の主、縄文杉に会いに行くこと。数年前から屋久島の森に憧れていて、今年こそなんとしても訪れたいと思い、この夏屋久島ツアーを決行することにしたのです。とはいえ、縄文杉までの道のりは長く、普段ほとんど登山をしたことのない人間が10時間かけて往復する過酷なトレッキングに耐えられるのか、という一抹の不安は出発の日までずっと拭えませんでした。でもきっとそれを乗り越えた先にはきっと何かがある。そんな確かな期待を持ちながら今回の旅行の計画を立て、一緒に行く仲間を募って旅に出たのです。

諫早から屋久島の宮之浦港までの道のりは以下の通りです。

JR

  諫早(7:49→8:59)鳥栖(9:30→10:48)新八代(10:51→11:30)鹿児島中央

高速船ロケット

  鹿児島南埠頭(12:20→14:10)宮之浦港

まずは諫早から特急かもめに乗り鳥栖へ。鳥栖では30分の待ち時間があり、ホームはどこかなーと思って辺りを見回すと、ちょうど列車を降りたホームにリレーつばめと書かれてある表示を発見!「このホームでいいみたいやねー」と3人でベンチに座ってのんびりおしゃべりをしていると、なにやら駅員さんが近づいてきて私達に声をかけてきました。

駅員さん:「どこに行くの?」

われわれ:「鹿児島ですけど?

駅員さん:「ここホーム間違ってるよ。鹿児島はむこう。」

われわれ:「えええっ??

          

危なかった…。駅員さんが声をかけてくれなかったら、危うく乗りそびれるところでした急いで階段を降り、正しいホームへ駆け込んだときには、すでに列車の到着5分前。一本乗り遅れると船の時間に間に合わないので、駅員さんに声をかけてもらって本当によかったです。一人旅のときはこれでもかっていうくらい確認するのに、三人いると油断しちゃってダメですねー これからは列車の中でちゃんと乗り継ぎのアナウンスを聞くか、一旦外に出てホームを確認するかしなきゃ。いい教訓になりました。

          

新八代でリレーつばめを降りると、同じホームに九州新幹線つばめが待機していました。今度は待ち時間が3分しかない代わりに、列車を降りると目の前に新幹線が待っていて、しかも座席番号も同じなので、簡単に乗り継ぎができます。

        

初めて乗る九州新幹線は、まだ車体もきれいで、内装は木を用いた私好みのあたたかな雰囲気。シートの座り心地も良くて、とっても気に入りました

          

窓には簾風の日よけがあり、なんだか家の中にいるようでホッとします。ただトンネルが多いのでほとんど外の景色は見えませんけどね

          

鹿児島中央駅に到着!わざわざつばめの先端まで行って撮影してきました。なかなか凛々しいお顔をしています

          

新幹線を降りると、次は鹿児島南埠頭までタクシーで移動して、高速船ロケットに乗らなければいけません。11:30に新幹線が到着して12:20に船に乗らなければいけないのに、つばめと記念撮影をしていたら、あまり時間がなくなってしまいました 急いでタクシーを拾って、「お昼ご飯はどうしようか」という話をしていると、

運転手さん:「何時の船にのるとね?」

われわれ:「12:20です。港にお昼ご飯を食べるところはありますか?

運転手さん:「店で食べる時間はないやろう。おじさんのおススメの弁当屋さんに寄ってやろうか?」

われわれ:「え?

運転手さん:「500円で味は保障するよ。船の中で食べればよかたい。」

われわれ:「いいんですか?じゃあお願いします!

こんな会話があって、ちょっとだけ寄り道して「お金は後でいいから」と言って運転手さん自ら車を降り、わざわざ私達のために弁当を買ってきてくれました。しかもダッシュで。降りるときも少し手前でメーターを止めてくれてびっくり。信じられないくらい親切な運転手さんでした。鶴丸タクシーの運転手さん、本当にありがとうございました!

          

港に着いたときにはすでに出航時間まで15分ほどしかなく、運転手さんにお礼を言って、いそいそとターミナルで乗船手続きを済ませ、船に乗り込みました。間に合ってよかった~!

          

こちらが屋久島行きの高速船ロケット。五島航路と同じジェットフォイルなのですが、こちらの方がかなり新しそう

          

鹿児島港から南南西へ約60キロ離れた屋久島へは、直行で2時間弱で、運賃は片道5000円。九州商船(五島航路)のジェットフォイルより小さいけど、とってもクリーンで乗り心地もよかったです

          

そしてこちらがタクシーの運転手さんが買ってきてくれたお弁当。ハンバーグ、から揚げ、エビフライなど私の好きなものがたくさん入っていてびっくり!とても500円とは思えない内容でした。味もすごーくよかったです 改めて運転手さんに感謝!!初日から人の温かさに触れ、まるでこれから始まる屋久島での旅の行方を占っているかのようでした。高速船ロケットの中で運転手さんの優しさが詰まった美味しい弁当に舌鼓をうち、みんな安心してひと寝入り

次回はいよいよ屋久島へ上陸します

つづく

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