I Love Nature

自然の中で見つけたステキなモノ

日本本土最西端神崎鼻公園(佐世保市小佐々町)

2009年04月30日 | 長崎県北部のお話

神崎教会から程近い場所にある神崎鼻(こうざきばな)公園は、日本本土最西端の地。 道路標識に従ってたどり着いた場所には駐車場があり、そこに車を停め、歩いて日本本土最西端の碑を目指しました

ここ神崎鼻公園は漁港の近くにあり、辺りは潮の香りに包まれています。駐車場から最西端の碑までは徒歩で150m。

 

しばらく坂道を上り、道の右脇にある階段を下っていくと…

ありました!こちらが日本本土最西端の碑です 実際に行くと分かると思うのですが、この碑はかなり際どい場所に立っているので、写真を撮るのにちょっと苦労しました 

海の向こう側に見えているは平戸島。かつては離島だったけど、今は平戸大橋でつながっていて車で渡ることができるので、平戸を本土とするならば、実際には平戸島の宮之浦が最西端ということになります。私がいた福江島の大瀬崎も日本最西端の地とされているけど、厳密に言うと日本の最西端は沖縄にある与那国島の西崎(いりざき)なんですって。最西端といってもいろいろあるんですね~

さらに坂道を上っていくと、海を見渡せる芝生の広場がありました。人がたくさん訪れている気配はないけど、芝生はきちんと刈られていてとてもきれいでした。

広場の傍らには大きな日本地図があります。これは、北海道根室市(東端)・長崎県小佐々町(西端)・鹿児島佐多町(南端)・北海道稚内市(北端)の日本本土四極交流を示すもの。まだ西端しか行ったことないけど、いつか四極制覇してみたいものです。

小佐々町の漁港の傍らにある日本本土最西端の地、神崎鼻公園。最北端の宗谷岬のようにメジャーな場所ではないけれど、とても静かでゆっくりと時が流れているような空気があって、私は好き。ここから見る夕景はきっととても美しいだろうし、今度は夕陽が落ちる時間を見計らって訪ねてみたいと思います

 

日本本土最西端神崎鼻公園

場  所:長崎県佐世保市小佐々町楠泊354-1
駐車場:あり


神崎天主堂(佐世保市小佐々町)

2009年04月28日 | 長崎県北部のお話

小佐々町の案内板に神崎(こうざき)天主堂というゴシック調のステキな教会が紹介されていたので、 冷水岳公園に行った帰りに探しに行ってきました

案内板にあった写真がコチラ。どうです?なんとも立派な教会でしょう?「昭和5年に完成」とあるので、かなりの老朽化が予想されますが、これは絶対に見る価値あり!と判断した私は一路神崎地区へ

 

しかし道路標識を頼りに向かった先にあったのはコンクリート造りの真新しい教会。あれ?写真と全然違うぞー?ここは別の教会なのかな!?いや、でも「神崎カトリック教会」って書いてあるし、同じ地区に二つも教会があるとは考えられないし…。想像していた教会との違いに戸惑いながらも中に入ってみると…、

  

入り口には立派なステンドグラスがあり、中も結構広くて、今もたくさんの信者さんたちに利用されているような雰囲気でした。

すぐ近くには公民館やバスケットボールコートまであって、この教会を中心に神崎地区の人たちの憩いの場となっている様子。しかもどれも真新しく、最近建てられたもののようでした。この周辺を探してみたけど、やはり写真にあった教会は見当たりません。結局お目当ての教会を見つけることができず、自宅に帰って調べてみると、旧天主堂は1990年頃から傷みが目立ち始め、建物の維持管理が困難となり、2004年にこの場所に新しい教会が建てられたのだとか。それに伴い旧教会は跡形もなく取り壊され、今は駐車場になっているのだそうです。どうりで探しても見当たらないわけです。とてもステキそうな教会だっただけに、どうにかして保存して欲しかったという思いは拭えませんが、きっと苦渋の決断だったんでしょうね。一番つらかったのは地元の信者さん達だろうし、信者さんたちにとって一番大切なことは今もこうして信仰を続けられる場所があるということなんだろうし。今はもう写真でしか見ることはできなくなってしまったけど、この地にステキな教会があったということだけは私の記憶の中にきちんと残しておきたいと思います

 

神崎天主堂

場  所:北松浦郡小佐々町矢岳免831-1
電  話:0956-69-2603
駐車場:あり


冷水岳公園(佐世保市小佐々町)

2009年04月27日 | 長崎県北部のお話

県北地区でツツジの名所と言えば、鹿町町にある長串山公園ですが、小佐々町にある冷水岳(ひやみずだけ)公園のツツジもなかなかのものという情報を聞きつけ、早速行ってきました

こちらのツツジは一箇所にまとめて植えられているのではなく、あちらこちらに分散して植えられているので、長串山公園ほどのインパクトはありませんでしたが、芝生も植木も手入れが行き届いていてとってもきれい!ちょうどこの日は草刈や剪定作業をしていたようなので、なおさらきれいだったのかもしれませんけどね。

長串山公園のツツジは赤やピンクがほとんどでしたが、こちらでは白いツツジもたくさん咲いていましたよ~ これは久留米ツツジかな?

坂をずんずん上っていくと、頂上に展望台を発見 なんだか万里の長城にでもありそうな、要塞のような大きな展望台です。あの上からは一体どんな景色が見えるのかなー?

期待に胸を膨らませつつ、展望台の階段を上っていくと…

現れたのは最高の景色 360度見渡せる展望台からは北九十九島の絶景が一望できます。この日は天気が良かったので、遠くは五島列島まで望むことができましたよ~。さすがに私が住んでいた福江島までは見えないと思いますが、上五島の方ははっきりと見えました。こうして見ると五島もそんなに遠くはないのですね。

冷水岳公園のツツジはまだこれからが本番。草スキー場や遊具などもあり、芝生広場もかなり広いので、ゴールデンウィーク期間中お天気が良ければ家族連れで賑わいそうです。私もお弁当持ってお出かけしたいな~

 

冷水岳公園

場  所:長崎県佐世保市小佐々町矢岳1618-12
駐車場:あり(無料で300台分ほど)


藤山神社(佐世保市小舟町)

2009年04月24日 | 長崎県北部のお話

最近車を運転していると、山のあちらこちらに長く垂れ下がった淡い紫色の藤の花が見事に咲き誇っている様子が視界に飛び込んできます。藤の花はたいていの場合車を停めて観賞するような場所には咲いていないので、これまでなかなか間近で見ることができませんでしたが、なんと近くに藤の名所があるという情報を得たので(ma-macさん、ありがとうございました!)、さっそく足を運んでみました

藤の花で有名なここ藤山神社は、長崎県立ろう学校佐世保分校のすぐ隣にありました。

 

鳥居をくぐると、見事に咲き誇った美しい藤の花が参拝者をお出迎え 境内の一角に藤棚があるだけだと思っていたので、想像以上の規模にびっくり!

境内に入ると、これがまたすごい!!藤棚も立派ですが、天高く伸びた野生の藤にも驚きました。

こちらは藤とツツジのコラボレーション。こんなところで和菓子と抹茶でもいただけたら最高でしょうね~

長く垂れ下がった藤は『野田フジ』といって、一般的にフジと言えばこの品種をさすそうです。野田というのは、藤の名所である大阪市福島区野田にちなんだものなのだとか。

同じ品種で白いものもあります。今年は例年に比べると開花が早かったようで、特に白の方は一部がすでに枯れかけていました。 ちょっと残念!

こちらは『紅白フジ』といって、同じ一本の木から白とピンクの花が同時に咲くという珍しい品種なのだそうです。花は野田フジほど長く垂れ下がることはないようですが、香りはこちらの方が強く、昆虫達を誘う甘~い香りが辺り一帯に漂っていました。

紅白フジの蔓をたどってみると、確かにもとは一本の木です。しかも中尾彬のねじねじみたいになってますよ~ この見事なねじれっぷりは芸術的と言っても過言ではありません。

そもそもフジは蔓性植物なので、手入れが行き届いた人工林ではきれいに刈り取られてしまい、その姿を見ることはできないそうです。逆を言えば、藤の花が咲いている山林は手入れがなされていないということ。最近山で藤の花をよく見かけるようになったのは、木材の価格の下落により山が放置されてしまったことや、藤蔓を使った籠などを作る人が少なくなったことに原因があるのだそうです。これまで山に咲く藤の花が林業や伝統工芸の衰退と深く関わっているとは思いませんでしたが、今後は山で藤の花を見かけたらそんなことも少し考えてみたいと思います。

 

それにしても藤山神社の藤の花は本当にきれいでした 今週末くらいまでが見頃だと思いますので、お天気が良ければぜひ足を運んでみてください。ちなみに藤の花言葉は『縁結び』なのだそうです。大切な人との縁をしっかりと結びたい方は、この時期にしか見られない藤の花に見守られながら参拝してみては?夜もライトアップされていてきれいなんだそうですよ~

 

藤山神社

場  所:長崎県佐世保市小舟町120(ろう学校のとなり)
電  話:0956-46-0762
駐車場:あり


ふれあい広場ぽぽ(北松浦郡佐々町)

2009年04月23日 | 美味しいお話

地元で採れた農産物や水産物を地元で消費しようという地産地消(「地域生産地域消費」の略)。そのメリットは

1.輸送コストがかからないので、新鮮な野菜が比較的安価に手に入る。

2.遠くからトラックで運ぶことがないので、二酸化炭素の削減に繋がる。

3.地域の目が厳しいので産地を偽装できない。

以上のことから地産地消の理念に大賛成のkero-keroは、近場にあるステキな農産物直売所(長崎でいうところの『じげもん市』)を探しています。4月に佐世保に移り住んでから見つけた直売所は3軒。今日はそのうちの1つ、佐々町にある『ふれあい広場ぽぽ』を紹介します

国道204号から一本入った松浦鉄道沿線の道路にあるこの直売所には(佐々方面に行くとマックスバリューなどがあります)、野菜や魚介はもちろん、お惣菜やお弁当、さらにはケーキやクッキーまで様々なものが販売されています。花や野菜の苗もたくさんありました。ちょっとしたレストラン『キッチンガーデン』も併設されていて、カレーやピザを食べることができるようです。この日は春の味覚タラの芽を買って家で天ぷらにして食べました。タラの芽の天ぷらは揚げたてに抹茶塩を少しつけて食べるのが最高!とっても美味しかったです レストランにはまだ行ってないので、美味しかったらまたレポしますね~

 

『ふれあい広場ぽぽ』

場  所:長崎県北松浦郡佐々町沖田免字中の間163(ドラッグストアモリのとなり)
電  話:0956-62-3550
営  業:8:00~18:00
駐車場:あり(30台程度)


アースデイさせぼ

2009年04月22日 | いろんなお話

今日4月22日はEarth Day。「地球のことを考えて行動しよう」という日で、1970年にアメリカで提唱され、その後世界各地で様々なイベントが行われているそうです。日本でも1990年頃から全国各地で環境問題をテーマとした集会が開かれるようになったのだとか。今回ボランティアとして参加することになっていた友人satomiから、今年初めて佐世保でも『アースデイさせぼ』として佐世保中央公園でイベントが開かれると聞き、環境問題にはちょっぴり敏感なkero-keroはさっそく出かけてきました

中央公園の一角がイベント会場となっていて、会場内には様々な出店や色とりどりのオブジェや旗などがズラリ!思っていた以上にたくさんの人が来ていて、なかなかの賑わいを見せていました。

メインステージで始まったのはジェンベの演奏とアフリカンダンス。太鼓のリズムと歌に合わせて体いっぱいに踊っていました。みんなノリノリでなんだか楽しそう♪

こちらでは『EARTHDAY SCHOOL』と題して、自然環境について考えるためのワークショップが開かれていたようです。

こちらはフェアトレードのお店『パオ』。フェアトレードとは、「発展途上国の原料や製品を適正な価格で継続的に購入することを通じ、立場の弱い途上国の生産者や労働者の生活改善と自立を目指す運動(*Wikipediaより)」のこと。世界から貧困をなくすためにも、このようなお店がもっと増えてくれるといいのですけどね。

 

私が気に入ったのは大きなドリームキャッチャーの下にぶら下がっているこちらのオブジェ。紐を引っ張ると小さくなり、緩めると大きくなるので、好奇心旺盛な子ども達が楽しそうに遊んでいました。こういうおもちゃが子どもの関心を引くんだろうなぁ。ちなみに私が気になったお店は『おらんだの花やさん』『フェアトレードカフェ パオ』。ぜひ店舗の方へも行ってみたいと思いました 近々行ってみようっと!

そうそう、このイベントの中で、とても気になる話を耳にしました。それは玄海原発プルサーマル計画についてのこと。佐賀県にある玄海原子力発電所で今年の秋からプルサーマルが始まる予定なのだそうですが、深刻な問題が未解決のまま、その計画が実施されようとしているというのです。あまり聞きなれない「プルサーマル」という言葉と、その問題点を簡単に説明すると・・・

プルサーマルとは、原子力発電所でMOX燃料を燃やして発電をすること。

MOX燃料とは原子爆弾の燃料でもあったウランとプルトニウムを混ぜて作った燃料である。

玄海原子力発電所はMOX燃料を燃やすためには作られていないので、ウランより燃えやすいプルトニウムが入ったMOX燃料を燃やすと事故が起きる確率が高くなる

もし大きな事故が起こった場合には、佐賀県や長崎県の大部分に住んでいる人が被曝する可能性がある。

つまりは安全性、使用済みMOX燃料の処理、または安全管理体制にたくさんの問題を残したまま、この計画が進められようとしているのだそうです。もしそれが本当ならとんでもないことです。そこで今40万人の署名を集めてプルサーマル計画をストップさせようという運動が広まっています。私もとても他人事ではないと思い、会場で署名してきました。ネットでもできるようなので、賛同される方はぜひ。

まずは知ることから → http://love.ap.teacup.com/nomox/
署名はコチラから → http://www.shomei.tv/project-856.html

今日も県北地区のステキなスポットを求めて佐々町や鹿町町を訪ねてきましたが、緑がいっぱいあって、小鳥のさえずりがあちらこちらから聞こえてきて、とても心が和みました。佐賀県の玄海町も原子力発電所こそありますが、自然が豊かでとても美しい町です。それらの町とそこに住む人たちを守るためにも、玄海原発プルサーマル計画の中止を願わずにはいられません。

目先のことだけじゃなく、10年先、100年先の私達の次の世代のことを考えて、今できることを何か1つでもやっていこう。皆さんも今日から何か1つ始めてみませんか?


自家製天然酵母パンMercy Kitchen(佐世保市柚木町)

2009年04月21日 | 美味しいお話

『山中牧場MILKY WAY FARM』の帰りしな、今度は「自家製天然酵母パン」というなんとも魅力的な看板を掲げているパン屋さん『Mercy Kitchen』へ行ってきました 

看板の向こうに見えている白い建物がパン工房兼店舗です。店内に入ると美味しそうなパンの香りがふわ~っと漂ってきて、気さくな店主まーしーさん(女性)が明るいトークで私達を迎えてくれました。とりあえずは食べてみなければと試食用のパンを口に運ぶと、これがまた美味!イースト菌で作ったパンとは香りも食感も違って、いくらでも食べたくなるような独特の香ばしさと味わいが口の中に広がっていく感じなのです 

なぜこのようなパンができるのか?いただいたリーフレットからこちらのパンの特徴をあげてみますと、

1.オーガニックのドライフルーツ、または季節の野菜や果物を種にして約5~6日かけて育てた自家製天然酵母を使用。

2.国産の小麦粉(九州産ハルカゼ/ソメイヨシノ)と平戸の「塩焚き屋」さんの塩を使用。

3.添加物はもちろん、バター、卵、牛乳を一切使っていない。(チーズ入りのパンはありますけどね)

4.イースト菌だと20分~2時間程度で発酵させるところを、約18時間~24時間以上もかけて長時間発酵させている。

とかなりのこだわり様。お値段もスーパーのパン屋さんと比べると高めですが、素材にもこだわりを持って、長い時間をかけて作り上げたパンだから、そのくらい高くて当たり前。そのくらい価値のあるパンなのです

お店の中でも食べられるようですが、とりあえずこの日は4種類のパンを買って帰宅。家で待っていた旦那さんとさっそく食べてみました。

こちらはこの日できたばっかりの新商品のパン。「中身は内緒!今日は安くしてあるから食べてみて」というまーしーさんの言葉に乗っかって買ってみたのですが、中には人参やこんにゃく、レンコンなどが入っていて、ちょっとピリッとした味付けが外側のパンと合っていて美味しかったです♪名付けるなら「きんぴらパン」かな!?

こちらはカレーパン。いろんな香辛料が入っているような感じだけど、そんなに辛くもなく、子どもさんでもいけそうです。

こちらは人気のちーくるパン。チーズとくるみの相性が抜群です!

そしてこちらがレーズン・いちじくパン。甘酸っぱい味と香りが口の中に広がってとっても美味!レーズン好きの私にはたまらない逸品です

日曜日のちょっと遅いブランチに、家族みんなで食べたくなるようなMercy Kitchenの自家製天然酵母パン。店主まーしーさんは、「自分の娘たちに安心できる本物のパンを食べさせたい」という思いからパン作りを始めたのだそうです。まーしーさんの人柄も含め、一発でこちらのファンになってしまいました。パン好きな方にはかなりおススメです!ホームページもあるので興味のある方はぜひのぞいてみてくださいね~

 

『自家製天然酵母パンMercy Kitchen』

場  所:長崎県佐世保市柚木町2844-2
電  話:0956-46-1815

営  業:昼12:00~
定休日:日・月・火
駐車場:有るけど2~3台程度。狭いので大きい車で行くときは要注意!
H  P :http://ameblo.jp/mercy-kitchen/


山中牧場MILKY WAY FARM(佐世保市柚木町)

2009年04月20日 | 美味しいお話

佐世保市柚木(ゆのき)町にある『山中牧場MILKY WAY FARM』へ美味しいジェラートを食べに行ってきました

表にある看板には「てづくりジェラート」、「シフォンケーキ焼けました」、「パン焼けました」など、食欲をそそるようなうたい文句が盛りだくさん!ジェラートのほかにも美味しいものがいっぱいありそうだぞ~

自家製の絞りたて牛乳を使ったジェラートはシングルでカップかコーンか選べて300円。一緒に行ったchiharuちゃんは緑茶を、私は定番かつ一番人気のミルクを注文しました。これが本当に美味しかった!ミルクの味がしっかりしていて、なおかつさっぱりとしたこちらのジェラート、かなりおススメです その日のうちに作ったものをその日のうちに売り切りたいので、一日に作るジェラートの種類は9種類とのことですが、それだけ新鮮さにこだわりを持っているということだし、行く度に違う種類のジェラートを食べられるってなんだか嬉しいですよね♪

お店の横には緑のスペースがあって、牛の形をしたベンチが並んでいました。さすが牧場の直営店!店内でも食べることができますが、天気の良い日は牛のベンチに座って牧場気分を味わいながら外で食べるのもいいかもしれませんね

隣には産直市もあって、そこでは地元のお米や新鮮な野菜やお花などが販売されていました。お米は玄米の状態で販売されていますが、無料で精米もできるようです。ここは家から車で15分くらいだし、産直市も併せてこれからちょくちょく利用させてもらうことになりそうです。ちなみに柚木町は蛍の里としても知られていて、5月から6月にかけては蛍の乱舞も見られるとのこと。自然環境が豊かな証拠ですね。今から蛍の季節が楽しみなkero-keroです

 

『山中牧場MILKY WAY FARM』 

場  所:長崎県佐世保市柚木町2274-1
電  話:0956-46-1235
営  業:10:00~18:00
店休日:年中無休
駐車場:有り


大悲観公園(佐世保市小佐々町)

2009年04月15日 | 長崎県北部のお話

長串山公園からの帰り道、ちょっと寄り道して佐世保市小佐々町(旧北松浦郡小佐々町)にある大悲観公園に行ってきました

駐車場の脇に案内図を発見!ちょっと古びた案内図ですが、どうやら小佐々町には日本本土最西端の地やステキなゴシック様式の教会などがある様子。これは近々行ってみなければ!

公園の中へ進んでいくと右手の方に石段があり、それを上っていくと目の前に大きな岩が現れました。これはかなり大きいぞ~

    

あ、看板に何か書いてある。なになに?

「大悲観」の大文字を彫った巨岩が、風化作用により、割れて傾いてきております。

落下のおそれがありますので、ご観覧の際は、くれぐれもご注意下さるよう、お知らせいたします。

そうか、落石のおそれがあるのか。それは気をつけなければ。んんっ?真ん中に何やら消されてる部分があるぞ。えーっと・・・

現在落下防止策を検討中ですが、

・・・って、これ消しちゃったってことはもう諦めちゃったってこと!?頼むよ、小佐々町教育委員会。安全面にはもっと配慮してもらわなくちゃ困りますよ~ 

巨岩の落下に恐れつつ、さらに石段を上っていくと、大きな岩の頂上付近にこの公園の名前にもなっている「大悲観」の文字を発見 これは文政13年(1830年)、当時諸大名の中でも屈指の書家として知られていた平戸藩主観中公によって彫られたもので、この文字の中には米が3俵も入るの大きさなのだとか。写真では分かりにくいかも知れませんが、文字のすぐ下には観音様も祀られています。

 

大文字が彫られている巨岩の下には様々な観音様やお地蔵様が立ち並んでいました。

すぐ隣の岩には弘法大師も祀られていましたよ。それにしても変わった形の岩だなぁ~

愛らしい春の草花も見つけました。こちらは小さな小さなフデリンドウ。私の指先と比べてもこのサイズ!とっても小さいけどちゃんとリンドウらしい姿をしています

こちらはミツバツツジ。ご覧の通り一箇所から葉っぱが三枚出ていることからこの名前が付けられたのでしょう。よく見かけるツツジとは違って花びらが細く、花自体も少し小さめですが、長串山のツツジに負けないくらいたくさんの花を咲かせていました

岩場を抜けるとレジャーシートを敷いてお弁当を食べたくなるような広場があって、その傍らには八重桜の木が何本も植えられていました。八重桜は普通の桜と比べると花の時期が遅いので、まさに今からが見頃ですよ~

ツツジの木もたくさん植樹されている大悲観公園。大悲観の大文字もなかなか見応えがありますが、ここでは四季折々の花々も楽しめそうです。ちょっとしたピクニックにもおススメですよ~。今度お弁当もって行ってみようかな

 

大悲観公園

場  所:長崎県佐世保市小佐々町小阪34-1
駐車場:あり


長串山公園(北松浦郡鹿町町)

2009年04月14日 | 長崎県北部のお話

佐世保に移住して間もないkero-keroですが、さっそく長崎県北部のステキスポットを求めて鹿町町にある長串山(なぐしやま)公園に行ってきました~ 

この公園では毎年4月の中旬から5月のゴールデンウィークにかけて『長串山つつじまつり』が行われています。以前その様子をテレビで見たことがあったのですが、実際に行くのは初めて。手前の駐車場に車を停めてつつじ園まで坂を歩いて登ったのですが、たどり着いたときは思わず「わぁー…」と声を出してしまうほどその広さに驚きました。

ご覧の通り、山の斜面にはつつじの木がびっしりと植えられていて、赤やピンクの花が我先にと競わんばかりに咲き誇っていました 植えられているのは主に平戸つつじ久留米つつじのようです。

下から見るとまだ三分咲きほどに見えたのですが、階段を登り上の方へ上がっていくと、ほぼ満開に近いものもたくさんありました。眼下には九十九島を望む美しい景色が広がっており、この季節は九十九島とつつじの花とのコラボレーションを楽しむことができます。

順路の途中にある紅葉の新緑もとってもきれいでした この生まれたての葉っぱが見せてくれる瑞々しい緑色もこの時期ならではのもの。秋になると今度は黄色や赤に変化するのでしょうね!その時期もきっときれいだろうなぁ~。

満開のつつじの花と一緒に九十九島が見渡せるステキな場所、長串山公園。友人からの情報によると、ここから眺める夕陽も最高にきれいなのだとか。この時はまだつぼみも多かったので、来週末あたりが見頃かもしれません。ここはかなりおススメなので、ぜひ一度訪れてみてください。私ももう一度夕陽の時間を見計らって行ってみたいと思いまーす

 

長串山公園

場  所:長崎県北松浦郡鹿町町長串免174-12
駐車場:あり(かなり広い)
入園料:つつじまつりの期間中は高校生以上500円


桜の木のように

2009年04月13日 | 五島のお話

日本人が昔から愛してやまない桜。今年も島の桜はとってもきれいでした

桜の時期になると、普段は緑一色だった森の木々が所どころ淡いピンク色に染まります。その時初めて「こんなところにも桜の木があったんだ」って気づいたりします。でも2~3週間もたてば桜の木は新緑に包まれ、再び他の木々と見分けが付かなくなってしまいます。来年の同じ時期にまた満開の花を咲かせるため、その準備に入るのです。

人の一生はそんなに長くはない。満開の桜の木のように、人が美しく咲き誇ることのできる時間もそんなに長くはないだろう。だけど人はその一瞬のために日々コツコツと努力を重ねているのだと思う。毎日を大切に生きていれば、いつか素晴らしい瞬間が訪れる。たとえそれが短い時間であったとしても、その瞬間はその人の心の中で輝き続け、また再び日常を生きる力を与えてくれる。だからこそ毎日を大切に生きていこう。いつかまた私にとって素晴らしい瞬間が訪れることを信じて。

島を離れる前に最後に見に行った桜の花を眺めながら、そんなことを思ったkero-keroなのでした。

報告が遅れましたが、私ことkero-keroは、この度大好きだった福江島を離れ、4月1日より長崎県佐世保市に移住いたしました。自然豊かな福江島で出逢ったたくさんの人たちと過ごした3年間は、私にとってとてもとても大切な宝物となりました。親しくしてくださった皆さんには、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。島のあの美しい海がしばらく見られないと思うと寂しくてなりませんが、新天地でもまた豊かな自然を追い求め、ポジティブ&アクティブに毎日を過ごしていきたいと思っていますので、今後ともkero-keroのネイチャーブログをどうぞよろしくお願いいたします