I Love Nature

自然の中で見つけたステキなモノ

ヴァンダ・ミス・ジョァキム Vanda Miss Joaquim

2005年12月29日 | 植物のお話
これがヴァンダ・ミス・ジョァキムです。

ミス・ジョァキムって一体誰なんでしょう?
シンガポール植物園のホームページを覗いてみると、そこにはアグネス・ジョァキム(Agnes Joaquim)という女性の名前の他に、ヘンリー・ニコラス・リドリー(Henry Nicholas Ridley)という男性の名前を見つけることができました。

リドリー氏は1888年から23年間シンガポール植物園の初代管理者を務め、植物園の発展のみならず、東南アジアのゴム産業の発展にも大いに貢献した人物のようです。1893年にアルメニア人(←アメリカ人だと勘違いしていました。訂正させて頂きます)のアグネス・ジョァキム婦人が自分の庭で新しい混合種の蘭を発見し、当時植物園の管理者だったリドリー氏に報告したところ、一年中自由に花を咲かせることができる新しい混合種として認められ、同年に「ヴァンダ・ミス・ジョァキム」という名前で登録されたそうです。ちなみに「ヴァンダ」というのはサンスクリット語で「木に宿る」という意味で、蘭の一種のだそうです。
シンガポールの国花となったのは、それから88年後の1981年のことです。

日本の国花である桜の花は春にしかその姿を見ることができませんが、常夏のシンガポールでは一年中この花を見ることができます。シンガポールに行ったら是非植物園を訪れてみてください。ミス・ジョァキムの他にもたくさんの美しい蘭たちが出迎えてくれますよ

This flower is "Vanda Miss Joaquim" which is the national flower of Singapore.

Who is Miss Joaquim?

Miss Joaquim was an actual person. She was an Aermenian(←I misunderstood that she was an American. Let me correct my mistake!) and her name was Agnes Joaquim. She found this flower for the first time in 1893 and told the then director of the park, Henry N Ridley about the beautiful orchid. He confirmed that the flower was a new orchid hybrid, and it was registered as "Vanda Miss Joaquim" in the same year. It became Singapore's national flower in 1981, 88 years after it was discovered first. Please look at the home page of Singapore Botanic Gardens if you want to get more information!

人面虫!? Man Face Beatle

2005年12月29日 | 海外のお話
みなさん、これ何に見えます??

私にはお相撲さんの顔にしか見えません(笑)なかなかキュートでしょ??

実はこれ、昆虫なんです。シンガポールの最南端にあるセントーサ島のバタフライ・パークで発見しました。あまりにもユニークだったので、思わず接写モードで撮影してしまいました英語名はMan Face Beatle。まさに「人面虫」です。この写真は標本ですが、動いている姿はもっとキュートです。

このバタフライ・パークには、幻の蝶として知られている青い蝶ブルーモルフォをはじめ(『天国の青い蝶』という映画にもなりました)、世界中の蝶を見ることができます。蝶のさなぎがまさに羽化しようとしているところも見ることができるんですよ!昆虫好きな人にはたまらないステキな所です。昆虫が苦手な人には…ちょっときびしいかも…

This is the picture of a kind of insect. When I found it at the Butterfly Park in Sentosa Island, I thought it looked like a Japanese sumo wrestler's face! The name of this insect is "MAN FACE BEATLE." It has very unique design on its back. Can you imagine it moving around? It's very cute!

There are lots of specimens of butterfly from all over the world including Blue Morpho in the Butterfly Park. You can also see the moment a butterfly emerging from a chyrsails. If you are interested in insect, you will certainly have a great time in the park!

シンガポールの国花 Singapore's National Flower

2005年12月29日 | 植物のお話
日本の国花といえば桜。ではシンガポールの国花は?

答えは蘭です。英語ではorchid。

チャンギ空港に着くとたくさんの蘭の花が出迎えてくれるので、シンガポールに行けば自ずとその答えが分かります。蘭と言えば日本でもおなじみの花ですが、蘭にはたくさんの種類があり、厳密に言うとその中のヴァンダ・ミス・ジョァキム(The Vanda Miss Joaquim)というピンク色の蘭が国花とされているようです。長い名前ですね~。一体ミス・ジョァキムって誰なんでしょう?なぜこの花が国花となったでしょうか?

答えはこのシンガポール植物園の歴史にあるようです。次回その歴史を紹介しますね!

The national flower of Japan is Cherry Blossoms, Sakura in Japanese. What is the national flower of Singapore? Can you guess?

That is Orchid! You can see a lot of orchid flowers in Changi Airport. Orchid has so many sorts, so, strictly speaking, the national flower is "the Vanda Miss Joaquim." Who is Miss Joaquim? Why did it become Singapore's national flower?

The answer seems to be concerned with the history of "Singapore Botanic Garden" in this picture. Next time I will tell you about it!


マーライオン Merlion

2005年12月27日 | 海外のお話
マーライオンってシンガポールに古くから伝わる伝説の生き物だと思ってました。
でも実はちょっと違うらしいのです

ここはシンガポール川のほとりにあるマーライオン公園。頭がライオンで体が魚の姿をしているこの白い像が、シンガポールのシンボルとして有名なマーライオンです。3年前まではシンガポール川の河口にあり、水もたいして吐かないし、背丈も8メートル程度とさほど大きくなく、うしろ姿しか見ることができなかったことなどから、「世界三大がっかり」という汚名を着せられていましたが、現在はこのような立派な姿を三方向から見ることができます。

ガイドさんの話によると、マーライオンは伝説の生き物ではなく「観光の街シンガポール」の象徴として1972年に人為的に作られたものだそうです。観光地に必要なものはシンボル。例えば、日本と言えば富士山、ニューヨークと言えば自由の女神像など、何か魅力的なシンボルがなければ人は集まってきません。貿易港としては以前から栄えていたものの、シンガポールには特に産業もなく、美しい山や渓谷もない、観光地としてはあまり魅力のない街でした。そこで政府は14世紀にスマトラの王子が見たという伝説の「ライオン」と、港町を思わせる「魚」を融合させた「マーライオン」という国のシンボルを作り上げ、海外からの観光客を増やすことに成功したのです。今では多くの人が「シンガポールといえばマーライオン!」と言えるほど、国の象徴として立派な役割を果たしているようです。

「世界三大がっかり」と思う事なかれ。今はマリーナ湾から世界を見つめる大都市シンガポールの立派なシンボルとなっていますよ

I thought that Merlion is an legendary animal in Singapore. But I found it a little defferent.

This is the Merlion, the symbol of Singapore. It is often said to be "one of the worst three statues" because it is not so big (8 meters high), it didn't pour so much water and we couldn't see it only from behind until three years ago. But now we can see such a great appearance.

According to the guide, the Merlion was artificially made as the symbol of "a tourist city Singapore" in 1972. People do not travel where there is nothing attractive. Singapore didn't have any tourist attractions like Mt. Fuji in Japan or the Statue of Liberty in New York before, so the government needed to make an attractive symbol in Singapore. The Merlion has lion head and fish body, which symbolized the regendary lion and the port town. Now a lot of tourist come to Singapore to see the Merlion from all over the world.

Don't think that the Merlion is the worst statue. I liked it!




シンガポール Singapore

2005年12月25日 | 海外のお話
お久しぶりです
20日から24日までシンガポールに行ってきました。今日はシンガポールの歴史を少しだけ紹介したいと思います。

シンガポールはマレー半島の南端に位置する、淡路島ほどの小さな島国。
日本からだと、福岡空港から約6~7時間ほどでシンガポールの東端にあるチャンギ空港に到着します。7世紀から13世紀にかけては、インドネシアに首都を置く王国の支配下にあり、14世紀にこの小さな島でスマトラの王子がライオンらしき動物を見つけたことから、サンスクリット語で「ライオンの都市」を意味する「シンガプーラ(シンガ=ライオン・プーラ=都市)」という名前が付けられたそうです。しかし実際にはシンガポールにライオンは生息しておらず、王子が見たのはトラだったのではないかという疑惑があるらしい

1819年にイギリスのラッフルズ卿が上陸して以来、名前は「シンガポール」となり、東インド会社のアジア貿易拠点の一つとして発展し、現在のシンガポールの原型が形成されました。1942年にはイギリス軍を打ち破った日本がこの島を占領し、「シンガポール」という名前は一時失われ、「昭南島」と名付けられました。1945年に日本が敗戦してからは再びイギリス領となり、名前も「シンガポール」に戻りますが、1959年にはマレーシア自治州となります。シンガポールが「シンガポール共和国」として独立したのは、ちょうど40年前の1965年のことです。

恥ずかしい話ですが、この旅行に行くまでシンガポールが日本の占領下にあったことを全く知りませんでした。もう少し歴史的背景を勉強していけばよかったなぁとちょっと反省。

次回はシンガポールのシンボル・マーライオンを紹介しますので、お楽しみに!

I went to Singapore from 20th to 24th. Today I will tell you a little bit about the history of Singapore.

Singapore is a small island which is located at the southest of the Malay Peninsula. The island is about the same size as Awaji-shima in Japan. It takes about 6-7 hours from Fukuoka Airport to Changi Airport.

The country was under the control of the kingdom whose capital was in Indonesia from 7th century to 13th century. In 14th century, the prince of Sumatra discovered an animal like a lion and named the country "Singapura" which is a Sanskrit word for "Lion City." But actually lion does not live in Singapore so he probably saw a tiger.

In 1819, Thomas Stamford Raffles from Britain landed the country and made it one of the important stronghold of Asian Trade. Then the name was changed from "Singapura" to "Singaore." From 1942 to 1945, Japan conquered Singapore and named "Shonan island(昭南島)" in Japanese. After the war Singapore became British territory again and in1959 it became a self-govering state of Malysia. In 1965, Singapore became independent as the Republic of Singapore.

I've never known the fact that Japan once conquered Singapore during the war. I should have studied more about the history of Singapore before I went there.

Next time I will report on the symbol of Singapore, Merlion!

裏見の滝 Urami-no-taki Fall

2005年12月18日 | 山のお話
先日、大村市のしゃくなげ公園内にある裏見の滝に行ってきました。諫早方面から行くと、鈴田峠からレインボーロードに入り、野岳湖の方へ向かう道の途中にその看板を見つけることができます。

裏見の滝とは、その名の通り、滝の裏からその姿を見ることができる滝です。玉すだれの滝の記事で少しふれましたが、滝は降水量によってその姿を変えます。ほとんど雨が降らないこの時期はやはり水量が少なく、どこに滝があるのか分からないほどでした。

春には何種類ものシャクナゲ(石楠花)が咲き乱れ、たくさんの人で賑わう場所ですが、この時期は紅葉が美しく、人も少ないので、お散歩には最適です。ゆっくり森林浴を楽しみたい方には、是非訪れてみてください。滝まで続く長い階段を歩くと寒さも忘れてしまいますよ

夕日のチカラ The Power of Sunset

2005年12月12日 | 山のお話
ここは大村市三浦半島にある日岳公園。
真っ赤な太陽が山の稜線に迫り、青空を紅く染め、眼下に広がる大村湾をうす紫色に色づけています。

このような景色を眺めていると、私はとても穏やかな気持ちになります。
幼い頃から夕焼けを眺めるのが大好きだった私は、次第にその不思議なチカラに気づき、これまで何度もその恩恵を受けてきました。つらいときや悲しいとき、夕日はいつも私をあたたかく包み込み、私に元気を与えてくれたのです。

普段見ている景色を何倍も美しく映し出す夕日。それは同時に人の心を癒すチカラを放っているように思います。あなたはそんなチカラを感じたことはありませんか?

海と山に囲まれ、日本列島の西端にあり、美しい夕映えを見る条件が揃っているこの長崎に生まれ育ったからこそ、そのチカラに早くから気づくことができたのかも知れません

ススキの花 Susuki 's Flower

2005年12月11日 | 山のお話
冬将軍の足音が聞こえてきそうな季節になりましたが、もう少し秋の話をさせてください。

日本の秋の風物詩といえば、このススキ。
調べてみて分かったことですが、ススキは秋に花を咲かせるそうです。
つまり私たちが10月頃に見かけるこのようなススキは、まさに満開の時。
太陽の光がきらきらと反射し、清楚な美しさを感じさせます。

私は今までこれを「ススキの花」だと意識したことがありませんでした。
このようなススキを見かけると、ただなんとなく秋の訪れを感じるだけでした。
しかし、ススキはこの開花の時期を迎えるために一年中その準備をしているのだと思うと、青空に映えるその姿がより輝いて見えるようになりました。

決して色鮮やかな花ではありませんが、ススキの花って奥ゆかしくて日本らしいステキな花だと思いませんか?

I took this photo in October.
When I see a Susuki field like this photo, I feel that Autumn is in coming.

I've found out that Susuki is in bloom in autumn. I have never thought that Susuki has its own flower until then.

Susuki's flower is not colorful but has the graceful beauty, say in other words, the Japanese beauty.

How do you like Susuki' flower? I like it than ever!





モミジとカエデ Momiji and Kaede

2005年12月09日 | 植物のお話
「モミジとカエデの違いって何?」

こんな素朴な疑問を抱いたことはありませんか?
今日はこの疑問にお答えしましょう

モミジは、漢字で「紅葉」または「黄葉」と書きます。
もともとは、「晩秋に木や草の葉が紅・黄に色づくこと」を「もみつ」または「もみづ」と言っていたのが、いつからかその色づいた葉のことを「モミジ」と呼ぶようになったそうです。ですから黄色に色づく場合は「黄葉」と書きます。

<例>秋山に紅葉つ木の葉の移りなば (万葉集より)

カエデは、カエデ科の落葉高木の総称で、一般には「モミジ」と言われています。名前の由来は、葉の形を見立てた「蛙手(かえるで)」が転じて「カエデ」となったそう。つまりケロケロとカエデには深~い関わりがあったのです

ん?んんん??ちょっと待ってくださいょ?
「カエデ」って漢字で書くと「楓」ですよね?なぜ「蛙手」ではなくなってしまったのだろう…。うーん……?

考えれば考えるほど、ちょっとショックなケロケロなのでした

What is the difference between "Momiji" and "Kaede"?

We can call these trees either "Momiji" or "Kaede."
"Momiji" originally means "to turn red or yellow." It was used as a verb in the old days.
"Kaede", on the other hand, is the generic name for the maple tree. The name is from "Kaeru-de" which means frog's hand because the shape of the leaf looks like frog's hand!

It is very interesting, isn't it?




干し柿 Hoshigaki (Dried Persimmon)

2005年12月08日 | 植物のお話
ドライフルーツといえば、あなたは何を思い浮かべますか?

干しぶどうに、プルーン、アプリコット、それに…バナナチップス。
どれも栄養価の高いものばかりです。

これは実家で見つけた「干し柿」です。
母がご近所さんから頂いた渋柿の皮を剥いて、風通しの良い場所に干しているところです。
渋柿はそのままではとても渋くて食べられませんが、渋ければ渋いほど干して乾燥させることで甘くなり、栄養価もぐんと高まるそうです。

日本の干し柿の歴史は約300年前に遡ると言われています。
ガスも電気もない時代に、私たちの祖先は渋くて食べられない渋柿を無駄にすることなく上手に食してきたのです。
先人達の知恵に私たち現代人が学ぶべきことはたくさんあるようですね

Speaking of dried fruit, what do you remind?

Raisin, prune, apricot, and banana chips.
All of them are high in nutritional value.

I found Hoshigaki at my parents' house.
A lot of Shibugaki, which my mother received from her neighbor, are peeled and dried in airy space.
We can't eat Shibugaki without drying, but when it is dried, it become sweet and nourishing.

I heard Japanese started to make Hoshigaki about 300 years ago.
Our ancestors ate Shibugaki deliciously in a great method!

I think we should learn a lot of things from our ancestors.


この実何の実? What are these?

2005年12月06日 | 植物のお話
この二つの実、似ているようで少し違います。
右側はみなさんご存じの松ぼっくり。厳密に言うと、アカマツの球果で、種子はこの間に挟まっています。
では左の実は…?

正解は松ぼっくりならぬ、杉ぼっくり
コウヨウザンという中国原産の杉の球果なのです。
松ぼっくりと比べると少しトゲトゲしい感じですが、横から見ると開きかけた花のつぼみのようで、とても愛らしいです。リースの飾りにしてもステキです
山で見かける杉とは種類が異なるので、普段なかなか目にすることはありませんが、時々公園などに植えてあったりします。

この時期の公園にはこのような実がたくさん落ちています。時には足下を観察しながらお散歩するのも楽しいと思いますよ

These two cones look alike but are a little defferent.
The right one is "Matsu-bokkuri", pinecone in English.
What is the left one?

That is, so to speak, "Sugi-bokkuri"! Sugi means cedar.
This cedar named "Kouyouzan" is from China so it can't grow naturally in Japan.
Sometimes it is planted in a park.

If you take a walk watching your steps in this season, you can find some different kinds of cones which have their original shapes!

冬のおとずれ Winer has come!

2005年12月02日 | いろんなお話
12月に入り、いよいよ寒くなってきました。
天気予報によると、明日は初雪がちらつきそうです。
ベランダのスノーマンもうれしそう。

この時期になると、葉を落とした街路樹達はイルミネーションによって彩られ、
冷たい夜の街を温かく包み込んでくれます。
寒さは苦手な私ですが、明かりの灯された夜の街を散歩するのは大好きです。

今年は松ヶ枝にある大きな銀杏の樹にイルミネーションが施されているそう。
早速見に行ってみようかな

It's getting colder and colder.
According to the weather forcast, it will snow for the first time this year tomorrow.
The snowman looks happy!

Streets are lit up with a lot of illuminated trees in this season.
I don't like cold but I like walking in such glitter streets at night in cold winter.

I heard that there is a big gingko tree illuminated by resident at Matsugae in Nagasaki.
I hope to see it.

小さい秋 A Small piece of Autumn

2005年12月02日 | 植物のお話
小さい秋を見つけました。
コンクリートの隙間からひょっこりと顔を出しているこの植物、
ナンキンハゼといいます。なんだか双子の赤ちゃんのようです。

普段私たちが目にするのは、街路樹として整然と並んでいる姿。
夏は青々とした葉を茂らせ、秋になると赤や黄色や橙色に色づき、
冬になると白い実をつけ、季節ごとに道を通る人々の目を楽しませてくれます。

そんなナンキンハゼも、芽を出して間もない頃はこんなに小さいのです。
当たり前かも知れませんが、こんなに小さくても紅葉することに、私は驚きました。
山に生えている大きくて立派な樹木たちも、はじめから大きかったわけではなく、
何十年も何百年もかけて幹を太らせ、背丈を伸ばし、成長してきたのです。

小さい秋に大きな樹木の歴史を感じたある朝のお話でした。


I found a small piece of Autunm.
This plant which grows in a crevice in the concrete is "Nankin-haze."
I was surprised that the leaves turned red, because it was so small!
Now it is very small but it will become a tree in quite a few years.

Nankinhaze is often planted as roadside tree in Japan.
In Summer, it has a lot of green leaves.
In Autumn, the green leaves turn red, yellow and orange.
In Winter, it has a lot of white seeds and shed their leaves.
We can enjoy the change of the tree every year.

Each tree has its long history and the history is sublime.
I felt the greatness of the small plant.

陶山神社(有田) Tozan Shrine ( in Arita )

2005年12月01日 | 陶磁器のお話
先週の土曜日、陶芸の町佐賀県有田町を訪れました。
この写真は有田公園の中にある陶山神社で撮ったものです。
真っ赤に染まった紅葉の葉に思わずうっとり
 
この神社の特徴は、鳥居や狛犬が陶磁器でできているということ。
ご存じの通り、有田は陶磁器でとても有名な町なのです。
5月の陶器市もいいですが、秋の有田をゆっくり探訪するのもいいですよ

I visited Arita in Saga prefecture last Saturday.
This photo is taken at Tozan Shrine in Arita Park.
I was enchanted with these red clored leaves.

Arita is famous for Porcelain.
The shrine is characterized by *Torii and Komainu made of porcelain.
Usually they are made of stone.
You can find a lot of things made of porcelain around Arita.
Why don't you take a walk around Arita in Autumn?
It will be fun!

*Torii : a Shinto shrine archway
Komainu : stone statues of Chinese dogs

★ケロケロ豆知識★   

有田焼のはじまり  

16世紀末、豊臣秀吉が朝鮮から多くの陶工達を連れて帰ってきた。 
その中の一人、李参平が有田泉山で陶石を発見し、白磁を焼くことに成功。

これが有田の磁器生産のはじまりである。

有田で作られた磁器は、伊万里港から長崎の出島を経てヨーロッパに輸出され 
西洋の文化にたいへん大きな影響を与えた。 
当時のヨーロッパの貴族たちにとって有田焼は金銀よりも価値が高いものとされ、 
たいへん珍重されたそうだ。スバラシイ