今日は大寒のはず。”はず”というのは朝のNHKの天気予報で、気象予報士のだれもその言葉を口にしなかったから。念のためググったらやっぱり今日で合っているみたい。ブロ友さんたちもそれを書いている。今朝は示し合わせたかのようだったが、どうしたのだろう。それはさておき今日も寒かった。かつて毎日出入りした実験室のコールドルーム(冷所保存したいものを置くための4度に保たれた大きな冷蔵庫のような部屋。)のことを急に思い出した。ああいう経験というのは必要だったのか、不要だったのか今になってみるとよくわからない。寒さの底は今日で、寒さもすこしずつ緩んでいくらしい。もう少しの辛抱だ。来週からは軒下に集団で避難させている花たちも広いところに出してやれるだろうか。
昨晩、NHK(NHKの話ばかりで恐縮だが、民放でもいい番組があれば視る。でもいい番組、まともな番組が民放にあることがほとんど無い)のクローズアップ現代という番組で、与野党のキーマンに聞く、というタイトルで、2人の重要人物、すなわち二階氏、枝野両氏へのインタビューだった(らしい)。
難局に立ち向かう与野党のトップの意気込みを聞かせてもらえると期待して見始めたが、二階氏は”自民党だからこれだけやっている、他のところがやったってうまくいかない、政権与党とは大変なことに立ち向かわなくてはいけないこともある”というようなことを言っている場面が流された。政治家の謙虚さというものが全く感じられない、耳を覆いたくなるような残念なものだった。そして、枝野氏。支持率が低いことを聞かれ”今はまだ新党が結成されて日が浅いので、そんなものでしょう”というようなことを言っている。前回の総選挙では枝野ブームで立民の支持率を上げた、その本人の弁とは思えない。二階氏にしても枝野氏にしても、国民が何を求めているかという想像力が圧倒的に欠如している。とても残念な悲しい気持ちになって、テレビを消した。したがって、最後まで見なかったので、番組そのものの論評をする資格は私には無い。それでも、ものの5分で見る気が失せたのは、二階氏の物言いが昨日私が感じていた、”ならお前がやったらいいだろう、どうだ、なにかできるのか?”という恫喝に通じるものだったからだし、枝野氏が立憲民主党を立ち上げたときの志は薄まっていて、”数だけ野党第1党”に堕していたからだ。
私たち国民が求めているのは、与野党の責任逃れ、足の引っ張り合いではなく、双方が協力してこの難局を乗りきって、政治を信頼することだ。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の問題は、医療崩壊よりも経済問題へと移ってきた。こうなることは、マスク軽視の欧米各国の状態をみていたらずっと前からわかっていたはずなのに、やってきたのは目先のことばかり、医療体制の再整備など何もしなかった。厚生労働省の官僚はワクチン担当大臣が任命されたことに困惑しているというが、自分たちがいったい何を考え、何をしてきたのかを自問してほしい。医療体制の再整備、ワクチン接種問題、こういった当たり前の問題を想像する力はなかったのだろうかと、首を傾げたくなる。最悪の場合を想定するのがリスクマネジメントの基本で、そんなこと東日本大震災でいやというほど思い知らされたのではなかったか。いまのところ、都立3病院をコロナ専用病院に変えた東京都以外は平時からの準備ができていなかったといわざるを得ない。
今になって医者になんてならずに、官僚、政治家になっておけばよかったと思ったところで後のまつり。それに、もし仮になっていたとして、若いうちからそういう世界で暮らしていたら、結局同じように目は曇っていたかもしれない。
夜になって、二階氏が代表質問に立って「総理の地方の皆さんに対する哲学、思いを語っていただきたい」と質問したとか。茶番とまでは言わないが、これは一体どう考えたらいいのだろう。
ナントカおろしの始まりか
COVID-19 による症状
最もよくある症状:
・発熱
・空咳
・倦怠感
時折みられる症状:
・痛み
・喉の痛み
・下痢
・結膜炎
・頭痛
・味覚または嗅覚の消失
・皮膚の発疹、または手足の指の変色
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