群馬ケンミンのひとりごと2

群馬に住むケンミンが県内の出来事やイベント・鉄道旅行などを紹介しています。

JR両毛線高架施設見学会完成記念イベント

2010-05-16 14:08:00 | JR東日本
JR両毛線伊勢崎駅付近約2.5kmの高架化が5月30日(日)に供用開始前に、見学会と記念イベントを開催しました(午前10時~午後3時)。主催:伊勢崎市
約2000人が訪れました。



午前10時から新しい伊勢崎駅に入ることができました。入場開始とともにたくさんの見学者が訪れました。今回のイベントの目玉は完成したばかりの高架橋の上を実際に歩くことができる「高架橋ウォーキングと施設見学」です。

まずは階段またはエレベーターを使って高架ホームへと上がります(エスカレーターは5月30日から稼動)。

線路は3本引かれており、1番線・2番線は前橋・高崎方面、3番線・4番線は桐生・小山方面となっています。全番線とも最長で7両編成の列車が停車できます。ホーム上からは伊勢崎の街並みや赤城山がいつものは違う景色を見ることができました。

↑たくさんの伊勢崎市民が参加

そしてホームの端からは、ヘルメットを被って線路脇に降りることができます。線路はまだ列車が走っていないので、レールヘッドは茶色のままです。高架橋の線路脇を歩けるのは、本日が最初で最後です。たくさんの見学者がカメラで記念写真を撮影していました。

↑駒形方面

↑駒形方面の線路から

↑駒形方面から新駅舎を望む

↑国定方面を望む

↑記念撮影用に設置されました。

↑線路上には、道路だけでなく線路上も走ることができる「軌陸車」という工事用自動車も展示されました。

↑こんな画像が撮影できるのも本日限定!

↑環境にやさしいLEDを使用します。

↑券売機もみどりの窓口も準備中

 また高架化工事完成とともに駅北口には駅前広場が整備されました。今まで伊勢崎駅は南口からしか利用できませんでしたが、5月30日からは北口と南口から利用可能となります。北口広場では、伊勢崎工業高校の生徒さんによるミニ鉄道乗車会や吹奏楽演奏会、先着100名が参加できるスタンプラリー、そして駅弁販売や鉄道グッズ販売、高架工事の写真パネル展示や記録ビデオ上映もありました。


↑群馬県が製作の記録DVD放映(ナレーター:群馬テレビNアナウンサー)

 高架化が完成すると伊勢崎市内の両毛線の踏切が7箇所廃止され、踏切による交通渋滞が緩和される予定です。

ではまた。

Mytownいせさきニュース「JR両毛線高架施設見学会」

第59回利根川水系連合水防演習

2010-05-15 09:18:00 | 群馬の話題
利根川水系連合水防演習は、国(国土交通省)と1都6県(群馬県・栃木県・茨城県・埼玉県・千葉県・神奈川県)の主催により毎年5月に利根川流域の各地で開催されています。水防演習は群馬・栃木・埼玉・茨城・千葉の5県の持ち回りで開催。今年は群馬県で開催されました。開催地は群馬県邑楽郡板倉町大高嶋地先です。東武日光線「板倉東洋大前駅」と東武伊勢崎線・小泉線・佐野線「館林駅」から午前7時30分~10時50分の間、20分間隔にて開場行きの無料シャトルバスが運行されました。入場無料で予約も不要です。


群馬県での開催は、5年ぶりです。前回は平成17年5月21日(土)に伊勢崎市八斗島(やったじま)町地先の利根川左岸にて開催されました。

午前8時50分から館林市八木節連合会による八木節がオープニングを飾りました。続いて地元の板倉町大出昇星会の皆さんと演習総裁・前原国土交通大臣と演習副総裁・大澤群馬県知事らも参加して仕事唄が披露されました。


 午前9時30分から開会式を開催。群馬県警察音楽隊が式典音楽を演奏し地元住民や水防団、消防、警察、自衛隊など約1000人が参加しました。


今年の演習内容は、演習第1部として水防団を中心とした水防訓練、地元自主防災会等による避難訓練。。消防車などの約40両の車両が登場して訓練開始です。竹の弾力性を利用して堤防の亀裂拡散防止をする「五徳縫い工法」などの水防工法が行われました。最後は炊き出し訓練として、米飯と豚汁1000人分が用意され見学者に配布されました。



演習第2部は館林地区消防組合消防本部・陸上自衛隊・群馬県警察・群馬県防災航空隊・日本赤十字社群馬県支部による救出・救護訓練のほか、国土交通省利根川上流河川事務所による応急復旧訓練が行われました。この訓練では、水没した家屋の屋根に取り残された人々をヘリコプターでつり上げる救助など本番さながらの訓練に来場者からは盛んにカメラのシャッターを切っていました。



最近は、「ゲリラ豪雨」と呼ばれる予測できない集中豪雨が日本各地で発生しています。これから梅雨や台風などによる水害の発生が多くなる季節です。

詳しくは、国土交通省関東地方整備局利根川上流河川事務所ホームページ


↑第54回水防演習(平成17年伊勢崎市)

うどん定期券35日目

2010-05-11 22:39:00 | 食べ物
はなまるうどんで、4月7日から発売開始された「うどん定期券」は本日で35日目になりました。ケンミンは毎日、かけ(小)を食べ続けて35杯目。105円×35杯=3,675円となり、うどん定期券代500円の7.35倍も食べています。5月15日まで、あと4日、つまりあと4杯で終了となります。



アイスクリームの日

2010-05-09 09:39:00 | 食べ物
明治2年に日本で最初にアイスクリームが製造・販売された横浜。日本アイスクリーム協会は毎年5月9日を「アイスクリームの日」として全国的にイベントを開催しています。アイスクリーム発祥の地・横浜市中区の馬車道通りでは、明治時代の復刻アイスクリーム5000個を無料で配布しました。家族連れなど長蛇の列が出来たそうです。復刻アイスの味は甘さ控えめのあっさりした味。1時間以上待った人が多かったそうです。

 群馬県内にあるコンビニ「SAVE ON」では、39円アイス(税込み)を発売中です。アイスバー(ココア味・ミルク味・プリン味)の3種類があります。ラクトアイスです。宇都宮市のフタバ食品が製造しています。


 高級アイスクリームとして有名なハーゲンダッツ。製造工場は全世界でたった3箇所です。アメリカ、フランス、そして群馬です。群馬県高崎市新町で製造しています。日本で売られているハーゲンダッツは全て群馬産です。

 ガリガリ君や赤城しぐれが有名な赤城乳業は、伊勢崎市のお隣、埼玉県深谷市で製造しています。

 アイスクリーム、愛すクリーム。子供たちが大好きな食品です。ちなみにアイスクリームには消費期限がありません。

ではまた。


東京総合車両センター見学会

2010-05-08 10:13:00 | JR東日本
昨日の雨がすっかり止み、本日は朝から晴天で、お出かけ日和です。

ケンミンは、今日は東京へお出かけです。東武伊勢崎線に乗り、久喜から急行中央林間ゆきに乗車します。東武50050系車両10両編成です。


曳舟駅で建設中の東京スカイツリー(現在の高さ368m)が見え、地下へ入ります。押上から東京メトロ半蔵門線になります。渋谷からは東急田園都市線になりここからは急行運転になります。そして用賀駅を通過すると地上へ出て二子玉川駅に到着!ここで乗り換えます。

次は東急大井町線の急行大井町ゆき6000系6両編成に乗ります。そして終点・大井町で下車します。ここで昼食を摂り、徒歩5分で、JR東日本東京総合車両センター正門に到着します。

本日は、さいたま市にある鉄道博物館のTeppa倶楽部会員限定イベントの実施日です。2010年度第1回Teppa倶楽部会員限定イベント「東京総合車両センター見学会」に参加します。今年度のイベントはこの東京と大宮の総合車両センターの見学会が各2回合計4回実施され、毎回、抽選で小学3年生以上のTeppa倶楽部会員30名が参加できます。小学生が当選した場合は、保護者の同伴が必要となります。当選封筒は4月27日(火)に来ました。

正門で13:30~13:45に受付です。職員に案内されて会議室へ入ります。ケンミンは初めてここに入りました。

14:00~14:20に見学の諸注意事項の伝達とヘルメット等着用などが説明されました。今回第1回参加者は37名でそのうち小学生が7名です。応募ハガキは400通以上で、ハガキ1枚で当選した小学生がいました。今回の見学会では、センターが稼動中の初の見学会です。つまり、職員の方が仕事をしているところを見学できるのです。

参加記念として東京総合車両センターからクリアファイル・定規・ボールペン、鉄道博物館からオリジナルノートと鉛筆をもらいました。また350mlのオレンジジュースも頂きましたが、「ジェイアール東日本商事」のラベルが貼ってありました。

ヘルメットを装着して、14時30分から2班に分かれて早速見学会です。当初、センター内見学中での撮影は不可でしたが、東京総合車両センター内のご好意により撮影可能となりました。ただし、撮影した画像は、「公開しないことが条件」となりました。ですからここからは文字だけでお伝えします。

東京総合車両センターは、平成16(2004)年6月1日に大井工場と山手電車区が統合して発足しました。敷地面積は、東京ドーム5個分の広さで約650名の職員が勤務しています。

担当車両は、旧型式車両(201系・203系など)230両、新形式車両(205両など)、新形式車両5246両(209系・E217系・E231系・E233系)の合計5692両で、この他、東京臨海鉄道の車両70両のメンテナンスも担当しています。配置車両は、新系列車両(山手線全車両E231系)572両(11両×52本)とその他7両の合計579両です。

まずはセンター内の新系列車両検修棟から見学します。平成16年12月に完成しました。まず目に見えてきた車両は、中央線のE233系です。窓やドアを開け閉めして点検している様子が見えます。車輪や床下機器を叩く音も聞こえてきます。テレビでこのような光景を見たことがありますが、身近で見たのは初めてです。次へ移動する途中で、車体上げ下ろし場から山手線のモハE230がトレーラーに載って
出てきました。ここでカメラのシャッターを切る人が一番多かったです。りんかい線の車両やE217系、湘南新宿ラインのE231系を見て周ります。トラバーサも動いています。

 次に部品を見学。台車や連結器を見ます。新しい円形状の部品が積み重なっています。車輪です。1つの車輪の重さは約300kgあるそうです。この車輪を車軸に通す最新機械を見ます。

センター内には音楽が流れて、消灯になりました。3時の休憩だそうです。見学会は続きます。パンタグラフや工具類を見て説明を聞きます。メンテナンスを行うには、職員には溶接などいろいろな資格が不可欠とのことです。ねじ等の締め付けには、国際単位の「kPa」(キロパスカル)で統一しているそうです。また環境にも配慮してゴミの分別や再利用の促進している様子が伺えました。ISO9001、ISO14001、ISO9002、OHSAS18001を認証取得しています。

15:30になり約1時間の見学はあっという間に終了してしまいました。参加者の皆さんは大変、満足した様子です。見学後は、会議室で質疑応答の時間です。参加者から質問が相次ぎ、時折、笑いも起こりました。

最後に正門近くにあるクハ209-901や正門で写真撮影をして解散となりました。

ではまた。