群馬ケンミンのひとりごと2

群馬に住むケンミンが県内の出来事やイベント・鉄道旅行などを紹介しています。

山口県

2018-05-12 14:01:00 | JR西日本
先日、出張で山口県へ行ってきました。


↑おいでませ、山口へ!

東は広島県、西は福岡県に挟まれた山口県は、ちょっと地味なイメージがありますが、山口県からは総理大臣が9人輩出しています。安倍首相も山口県出身です。


「山口県の日本一は何があるの?」

ここでは、工業部門の日本一を紹介しましょう!

「セメント出荷額が日本一」

山口県の企業と言えば「宇部興産株式会社」が超有名です。セメントの出荷額が日本一。コンクリートの材料であるセメントは1位山口県で442億円、2位は福岡で267億円なんだとか。

セメントの材料が多数あり、美祢市で石灰石を採掘。セメントの材料の80%が石灰石で、宇部興産では年間780万トンの石灰石を採掘しています。

そして宇部興産には、この石灰石を運ぶ専用道路があり、宇部興産専用道路を大型2両編成の専用巨大トレーラーが石灰石を運びます。全長なんと31.94km!専用道路なので、一般の人は走れません。ケンミンが取材の時に訪れた時に、この専用巨大トレーラーを見ました。これは圧巻です!

「水酸化ナトリウム生産量日本一」

化学式は、NaOH。中学校や高校の理科で勉強しましたね。

山口県周南市にある「東ソー株式会社」。水酸化ナトリウムは、石鹸の材料、ベーキングパウダー、重曹などの材料です。

年間生産能力は山口県がダントツで162万トンです。2位は茨城64万トン。

大量の水酸化ナトリウムを作る条件として、巨大な船が入れる深くて波の静かな海岸、材料をおける広い敷地が必要。東ソーには、300万㎡の敷地があります。

塩(塩化ナトリウム)を電気分解でナトリウムと塩素と水にわけて、その後水酸化ナトリウムと塩素と水素に分解されます。

水素はウレタン原料として、他の企業に売却し、塩素は塩化ビニール樹脂の原料として使用されます。一石三鳥!

山口県へ行ってみよう!

では。