群馬ケンミンのひとりごと2

群馬に住むケンミンが県内の出来事やイベント・鉄道旅行などを紹介しています。

東武のレアな車両10080系

2018-04-30 14:12:00 | 東武鉄道
今から30年前の昭和63(1988)年4月に東武の通勤型車両10000系列の中で、東武初のVVVFインバータを搭載した10080系4両1編成が登場しました。


↑10080系は平成2(1990)年6月1日にデビューした東武新型特急100系スペーシアにVVVFインバータを搭載する契機となりました。

この10080系は他の系列とは異なり、車両番号の末尾が「0」になっています。通常は「1」から番号を付けます。また車体は10030系初期車と同一であり、10000系・10030系との連結して走行できます。


当初は、日立製の1C4MのBTO-VVVFインバータを浅草方から2両目のモハ11280に2台搭載していました。加速の時に、「ウィーン、ウィーン・・・」というVVVFインバータ特徴の音が聞こえました。

しかし試作車両のため故障が多く発生し、7年後の2005年頃から営業運転に使用されなくなりました。

その後、2006年にVVVFインバータを50000系列と同じIGBTに交換し、2007年9月12日より営業運転に戻りました。

3年前の平成27(2015)年7月に車体修繕が行われました。

この日は、10000系2両と連結して6両編成として東武伊勢崎線・久喜~館林間の普通列車として走っていました。



↑この他、区間急行や区間準急、そして普通列車として浅草や太田へ。日光線では新栃木まで顔を出しますよ!

では。