群馬ケンミンのひとりごと2

群馬に住むケンミンが県内の出来事やイベント・鉄道旅行などを紹介しています。

特急あじあ号

2013-02-11 22:15:00 | 鉄道
今日は、「建国記念の日」で祝日です。3連休の方も多かったのではないでしょうか?

ケンミンの家には、祖父が撮影した写真が残されています。その中には、満鉄(南満州鉄道)の特急あじあ号の写真があります↓

↑新京駅(満州国の首都 現在:長春駅)を出発する特急列車「あじあ号」(パシナ形蒸気機関車)前面に「981」とあるので、昭和10年に増備された1両で、他の11両と外観が異なっています。

このパシナ形蒸気機関車は昭和9(1934)年8月に、まず大連機関区に7両、新京機関区に4両が投入され、大連~新京間の牽引機に充当された。なお、翌年増備された1両(981-パシナ12)は、他の11両(970-980→パシナ1-11)とはかなり異なる外観であった。また、パシナ形は運用の間合いで急行「はと」等の牽引にも用いられていた(ウィキペディアより)。

日本の新幹線の技術の原点は、満鉄(南満州鉄道)の特急あじあ号です。

この「あじあ号」の客車には最後尾には展望車が連結され、また食堂車では和洋食の豪華な食事が用意され、世界初のエアコンも装備されていました。窓は二重窓だったそうです。

最高速度は当時、時速130kmで世界のトップレベルのスピードだったそうです。

特急あじあ号は、昭和9(1934)年11月1日から昭和18(1943)年2月28日の期間、大連駅~哈爾濱(ハルビン)駅間の約950kmを連京線・京浜線経由で運行していた特急列車です。「超特急」とも呼ばれていたそうです。

この写真は、昭和13~14年頃に撮影された模様です。動輪直径は2mあったそうです。

では。