kenharuの日記

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牡蠣の燻製

2017-09-21 | 食べ物
家で暇にしていると、つい食べることばかりに関心が向く。
今日は大好物の牡蠣の燻製づくりをした。

牡蠣は、生食用は不味いので、必ず加熱用を使う。
生牡蠣を洗って3分ほど茹でる。

茹で汁は濃厚なダシになるから、捨てずに保存。
後で、白菜入りのチャウダーにしよう。

茹でた牡蠣を、醤油ベースのタレに漬け込む。

タレには、ニンニク、味醂、酒、砂糖、胡椒、ハーブが入っている。
日本人に美味しいのは、やはり発酵調味料である。これに比べれば、西洋風のピックル液とかソミュール液は、臭み消しにハーブを加えただけの、ただの塩水みたいなものだ。
ここまでは、昨日の仕事。

さて、今日は漬け上がった牡蠣の水気を拭き取って、風乾した。

扇風機で最強の風を当てれば、乾きが早いし、ハエもとまらない。

しかしここは山里、敵はハエだけではなかった。
匂いにつられて、オオスズメバチが現われた。
強風をものともせず、風下側から悠々と接近して牡蠣にとまる。

食べられてなるものかと、繰り返し追い払う。
牡蠣を守るのも命がけである。

表面が乾いたら、燻製器に入れて20分間、燻煙をかけた。
牡蠣は温燻する人が多いが、ボクは燻煙の良くつく熱燻である。


出来たて熱々の一粒を頬張って味見すると、旨いのなんの・・・
悪魔が宿るような美味しさとは、まさにこれである。
牡蠣と醤油は相性が良い。
これでビールが旨くなるぞ。

幸か不幸か、カミさんには牡蠣アレルギーがある。
スズメバチみたいに追い払わなくても、牡蠣はボクの独り占めになる。
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