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kenharuの日記

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羽幌に連泊

2012-07-11 | 旅行記
道の駅「ほっとはぼろ」で朝を迎えた。

クルマの後方はバラの花。

バラ園は剪定作業の真っ最中だ。
秋にもう一度咲かせるために、見頃の花を容赦なく切り詰めている。
切った花はポリ容器に放り込んで、そのままゴミに出すというので、その中から、姿の良いのを選り出させてもらった。


窓辺にひとつ活けて、

調理台わきに、もうひとつを活けた。

狭い室内が、甘いバラの香りに満たされた。

昼前に友人が現れたので、羽幌の滞在を一日延長することにした。
午後は友人と、自転車で海岸周辺を回った。
防波堤に釣り人を見つけては、見物し、話を聞いた。

漁港では直売所を冷やかしたり、ナマコの陸揚げと仕分け作業を見学した。


今夜の晩御飯は、友人ご夫妻が作ってくれた、北海道限定のメニュー2種類。
そのひとつはヒル貝カレー。

ヒル貝は、カレーに合うといわれている。

食べてみると、あまり貝っぽくなくて、カレーとの違和感を全く感じさせない。
肉類が貴重だった時代に、カレーの具にしていたのではないかと、勝手な想像を巡らせながら食べた。

もうひとつはホッケの煮付け。

まるでカツオのように、丸々と太っている。
ボクの住む埼玉では、こんなに立派な生ホッケは入手できない。
煮付けは、柚子胡椒に良く合って、とても美味しく食べられた。

その土地でしか入手できない食材を使った料理を試せるのは、クルマ旅の醍醐味である。

羽幌の一日

2012-07-10 | 旅行記
苫前海水浴場の朝。

こんな様子だから、昨夜は完璧に静かに眠れた。
後の丘の上に見えるのは、道の駅「風Wとままえ」。

朝食後に羽幌町に移動。
午前中に羽幌パークゴルフ場で遊んでから、道の駅「ほっとはぼろ」に入った。
駐車場の脇にあるバラ園が見頃だった。

バラの向こうはカミさんと愛車。

午後は祭り見物をした。
交差点で暴れる神輿。


神輿どうしの争い


大きな獅子舞い。


神輿と獅子の喧嘩。


美人神輿。


美人神輿に襲いかかる獅子。


疲れ果てた、可愛い七福神たち。


祭り見物の後は、菖蒲園の見物と、本日2回目のパークゴルフ・・・鳥見と釣りが続いていたので、カミさん孝行をしなければならないのだ。

夕方、羽幌の海水浴場サンセットビーチに行ってみた。
7月1日から海開きしているが、今日は寒いので海水浴客は1人も居ない。
自由に使える炊事場で、燻製作りをした。

まるで南国みたいな、サンセットビーチの夕日。

椰子の木みたいなのは照明灯。
葉っぱはプラスチック製で、やしの実は電灯である。

留萌から苫前へ

2012-07-09 | 旅行記
昨夜から久し振りの雨。
このところ乾燥続きだったから、農家の人たちは大喜びしている。

4日間留萌で遊んだ。
お世話になった友人とお別れし、国道232を再び北上。
寒くなったので、2~3日は温泉巡りをする。

途中、232沿いの駐車場に入り、時化の日本海を眺めながら昼飯を食べた。
友人に釣らせてもらった魚と、頂戴した家庭菜園の野菜をメインにした昼食が、実に旨かった。


主役は写真のお茶碗だ。
アツアツのご飯に、ヅケにしたガヤの刺身と、ネギと海苔、それに山ワサビを載せ、熱いだし汁をかけて、お茶漬け風にしてみた。
これが傑作だった。

40数キロを走り、道の駅「風Wとままえ」に到着すると、まずは二人とも昼寝。
これで昨夜の寝不足を解消。
目覚めるとすぐに、とままえ温泉「ふわっと」に、朝風呂気分で入浴した。

P泊場所は駅裏にある、だれも居ない海水浴場。
だだっ広い駐車場のど真ん中に、たった1台、ポツンと車をとめて、静かな車中泊。
明日は羽幌の祭り見物だ。

再び防波堤釣り

2012-07-08 | 旅行記
留萌滞在の3日目。

一昨日と同じ防波堤で、午前中は穴釣り、夜はスルメイカ釣り。
関東と比べて魚影の濃い北海道の、しかも離れ防波堤だから、コツを教えてもらうことで、素人のボクでも釣りになる。

穴釣りの獲物はほとんどがガヤ(エゾメバル)。

これくらいのサイズがどんどん釣れるのだから、驚きだ。
手頃な穴を見つけてもらい、その1ヶ所に座り込んで18匹を釣った。

たまにクロソイも混じる。

これは師匠が釣り上げた、今日の最大サイズだ。

夜は再び同じ防波堤に渡って、2回目のスルメイカ釣り。
釣り始めは全くアタリが無かったものの、引き揚げる寸前の9時ごろにイカの群れが入った。
ボクもどうにか2ハイ。ボウズでなくて良かった

釣りから帰ると早速、本日の獲物を調理して、深夜の晩餐。
今日も遊びが忙し過ぎて、ブログ書きは翌日になった。

休養日

2012-07-07 | 旅行記


一日の大部分を、神居岩公園で過ごした。
今日は休養日と決めていたので、やった事といえば、文庫本1冊を読みきったこと、それに昼寝と散歩。休んでいてもメシは食べるから、買い物と料理もした。
車窓の外はパークゴルフ場だが、外はカンカン照りで、とても遊ぶ気になれない。

今日は何をしていたかと尋ねられれば、何もしなかったと答えるしかない一日だったが、自宅に居てもこんな日はある。
クルマ旅というより、車上生活なのだから。

神居温泉に浸かり、車中での夕飯を終えた午後8時に、留萌市内方面から花火の音が聞こえてきた。
ネット検索してみると、今夜は留萌の海岸花火大会となっている。
「ちょっと見に行ってみようか」
休肝日のカミさんが運転してくれ、8時20分ごろに、花火会場の海岸付近に到着したが、不思議なことに花火が見えない。

もう一度ネット検索してみると、花火の打ち上げは「毎週土曜日の午後8時から8時10分」となっている。
最近多くなった「ロングラン花火」だったのだ。

初のスルメイカ釣り

2012-07-06 | 旅行記
道の駅「うたしないチロルの湯」の朝。
駐車場には何台ものキャンピングカーが泊まっている。
最近は普通車での「車泊」がブームだから、早朝の道の駅はキャンプ場状態になる。

身障者スペースに乗用車をとめた80歳近いご夫婦が、地べたで鍋料理をし、テーブルと椅子を出して、ほほえましい雰囲気で朝ごはんを食べている。
バンコンが、スライドドアの脇に出したテーブルで、気持ち良さそうに朝のコーヒーを飲んでいる。
駅舎の屋根のかかったスペースに、誰かがロープを張り巡らして、洗濯物を干している。
トイレ内の壁際の手すりに、ズボンやシャツをずらりと干し並べてあるのには驚いた。
このキャンプ場のような風景は、早朝だけのことで、通勤客が道の駅のトイレに立ち寄る頃には、見られなくなる。
それぞれに、それなりに、周りに配慮した生活をしている。

朝食後、留萌に向かって国道275を走った。
砂川ICの手前付近で、チゴハヤブサを見つけて、車窓から撮影した。


チゴハヤブサの居た場所に、たまたま菓子の工場直売所があったので立ち寄った。
有名店らしく、客の出入りが頻繁である。


喫茶コーナーの、ケーキとコーヒーとのセットメニューがお得だった。
ここのソフトクリームは口当たりが滑らかで、とても美味しい。
面白かったのは、試食のゴマだれ入り大福。

液体状のアンが入った大福は初めてで、うかつにかじれば、アンが噴出しそうだ。
なお、これがいつも試食できるのかどうかは分からない。

昼食は留萌市内の丸喜寿司で、お値打ちのランチが850円。

新築のきれいな寿司屋だった。

午後はキャンピングカーの友人宅を訪問。
到着すると、友人は自宅前の家庭菜園で農作業をしていた。
菜園にはメロン、スイカ、カボチャ、ナス、キュウリ、トマト、その他いろんな軟弱野菜が、手入れ良く育てられている。
菜園内には、農作業の合間に休憩するためのログハウスがあった。

道を一本へだてた向こうは、すぐに海で、そこには友人の船外機つきボートが係留されている。
今夜は、そのボートに相乗りさせてもらい、初めてのスルメイカ釣りを、てほどきしてもらうことになっている。


夕方、船に乗り、港の外側にある防波堤に渡った。
防波堤上の様子。


防波堤上から、陸の方向を撮影。

防波堤は陸と繋がっていなくて、こんなに離れている。

明るいうちは、テトラ脇でガヤ(メバル)を釣った。
暗くなると、いよいよスルメイカ釣りだ。
これが仕掛け。

恐縮なことに、道具も餌も用意していただいたので、まるでお殿様釣りである。
楽しい楽しい2時間ほどの釣りが、あっというまに終わった。

下手なお殿様が、初めて釣ったスルメイカ3杯。


魚屋のイカしか見たことがないボクは、「鮮度の良いスルメイカは黒い」と信じていたが、生きているスルメイカはこんなふうに白っぽいのだ。
これが翌日には黒くなり、さらにその後には、また白くなるのだという。

午後9時半ごろに友人宅に戻って、ガヤとイカの刺身や煮付けをご馳走になった。
釣りたてでないと味わえない味だった。
魚だけではなく、菜園の無農薬野菜、手作りの飯寿司に自家醸造の飲料もご馳走になり、旨い旨いと喜んでいたものだから、あっという間に午前様。
夜が更けたので、ブログは、久し振りの一日遅れ。

チロルの湯

2012-07-05 | 旅行記
道の駅「うたしないチロルの湯」の朝。
今日も暑い。
北海道で夏を過ごすようになって6年目になるが、この時期に、こんなにも暑いのは、これが初めてではないだろうか。

朝食後、同じ駅に泊まった、福岡と群馬ナンバーのジル2台を、手を振って見送った。
2台は、カムロードのリコールに該当したため、札幌のトヨタに、1泊2日でクルマを預けるのだという。
ボクのクルマが、同じリコールに該当するのかどうかは未確認なので、問い合わせをする必要がある。
出来れば、旅先で1泊2日の修理など、ごめんこうむりたい。

猛暑に負けて、身体が少々だるいので、今日はチロルに留まることにした。
だから、今日は読書や昼寝で、ウダウダと過ごしただけで、これといったブログネタもない。
クルマを動かしたのは、市内の公園への水汲みだけ。


カンカン照りの日中に、日陰の無い駐車場で暮らしていたのは、ボクのクルマだけだった。
昨年取り付けたウィンドオーニングが、日射を遮り、通風を確保してくれたので、車内では快適に過ごすことが出来た。
昨日もたいした距離を走っていないので、今日は2時間のアイドリング充電をした。
これでサブが復活し、電化生活が維持出来た。

夕方、偶然に、友人のキャブコンが入ってきた。
「やあやあ」
「おや、こんなところに居ましたか」
皆が温泉雑誌「HO」で入浴するからで、こうした再会は偶然というより必然だ。

再びエゾフクロウ

2012-07-04 | 旅行記
道の駅「三笠」の朝。
朝ドラを見終えると、今日は特にやることがない。

エゾフクロウ親子を、もう一度見に行くことにした。
三笠市内の神社に居るエゾフクロウは、地域住民たちに見守られ、大切にされている。
毎年、神社裏にある小さな林に営巣し、ひな鳥が巣立つ5~6月には、大勢の見物客が集まる。

しかし、昨年と一昨年は繁殖が無かった。
3年前・・・たまたまボクが撮影に立ち寄った直後なのだが・・・父親鳥が交通事故で死ぬという悲劇が起こったからである。
父親の死骸は、林内に埋葬されて、小さなふくろう塚が作られている。
その後の2年間、繁殖が無かったのは、母親鳥が喪に服していたのかもしれない。

そして、この春に母親鳥は再婚し、2羽の子供を育てた。


今日は、ひな鳥を見下ろす高い横枝に、一羽の親鳥がとまっていた。


近所の住民たちは、これが母親だという。
どうして分かるのかと尋ねると、誰もが「優しい顔をしているからだ」と説明する。
再婚相手の父親鳥も、林内のどこかに居るらしい。

頭上を見上げると、2羽のひょうきんな巣立ち雛が、好奇心いっぱいの眼でボクを見下ろしていた。

無料のパークゴルフ

2012-07-03 | 旅行記
札幌から30キロほど北の、日本海岸沿いにある、厚田海水浴場で朝を迎えた。

厚田海岸には、漁港と海水浴場が並んでいる。
海水浴場がオープンするのは7月中旬だそうで、それまでは、海水浴客のために設けられた新しいトイレは閉鎖されていて、使えるのは漁港側の古いトイレだけである。
だから、今朝は目覚めると同時に、すぐ近くの厚田公園駐車場に移動した。

今日は朝食が美味しかった。
昨日食べ切れなかったヒラメの刺身をヅケにしておいたので、それをアツアツのご飯に載せ、海苔を散らして熱湯を注ぎ、ワサビを溶かし込んで、ふうふう言いながら食べた。

曇天で涼しいので、友人ご夫妻と厚田公園でパークゴルフをしようということになった。
公園ゴルフ場は、プレー代200円だが、あいにく今日は管理事務所が休日だった。
向かいにあるお店に尋ねてみると、「プレー代を取る窓口が休みだから、今日は無料で遊べます」と言う。
窓口が休みなら、ゴルフコースも閉鎖になりそうなものだが、必ずしもそうではないところが面白い。
こういうところは、北海道文化のフトコロの深さだ。

以前、根室で「朝8時前は無料」と教えられたパークゴルフ場を調べに行ったら、受付窓口の開く時刻が8時になっていた。
無料なのではなくて、料金を取る係員が来る前はタダで遊べるという話だったのである。
しかし、「朝8時前なら無料」という見解は、別々の二人から聞いたし、実際に、朝の8時前からプレーしている人が何人も居たから、ここではそれが常識になっているようだった。

厚田公園のゴルフコースは、どこもかしこもがラフ状態の、すさまじい9ホールだった。
カップインするはずのボールが、カップの手前側のフチに衝突して、はじき返されるという珍体験をした。

パークゴルフが終わると、友人たちの出発を見送って、夫婦二人きりの生活に戻った。
ボクは、二人旅を基調にしながら時々友人と合流する、という旅パターンが気に入っている。

ボクらは、厚田で昼過ぎまでを過ごしてから、出発した。
月形町に出て、岩見沢市を通り抜け、栗山町にあるシャトレーゼで温泉入浴。菓子やアイスクリームの販売チェーンが経営する、「ホテル栗山」の温泉である。
ツルツル感のある良い泉質だった。
風呂上りには、国道12号を北に戻って、道の駅「三笠」にP泊した。

食べて飲んでしゃべって

2012-07-02 | 旅行記
道の駅「しんしのつ」は静かに眠れた。


北海道に来ると、一度は厚田の「かねもと寿司」に行かなくちゃ。
と、開店前に到着したのに、この行列。


美味しかった最特上寿司、一人前2000円なり。


そのまま厚田漁港にP泊だ。
漁師からヒラメを買って、器用な友人が海辺でさばく。


肉は刺身とヅケにして、アラはアラ汁。


海辺の作業小屋に居た、漁師がくれたタコの足。


貰ったタコとツブを焼きながら、宴会の始まりだ。


テーブルに並んだご馳走。


食べて、飲んで、しゃべって、最後にはみんなで夕焼けを眺めて・・・
今日も楽しい一日が終わった。