kenharuの日記

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橋の下暮らし2日目

2012-07-16 | 旅行記
美瑛の丸山公園の朝は、カッコウの声で目が覚めた。
ベッドを出るとすぐに、美瑛川の川べりにクルマを移動した。
昨夜は川岸で寝るつもりだったが、流れの音がうるさいので、前日と同じ駐車場で寝たのだ。

橋の下付近にクルマをとめた。
ホオジロが昨日と同じ柳の梢で囀っている。
今日はここで午後までを過ごす。
外に肘掛け椅子を並べていると、ヤマセミが上流に飛んでいくのが見えた。
もしかしたら、ヤマセミ撮影で遊べるかもしれない。
急いで自転車を下ろし、双眼鏡をぶら下げて、上流に向かって土手道を走ったが、ヤマセミを見つけることは出来なかった。

予定していたパークゴルフは、連休のためか、人がいっぱいだったので取りやめた。
午後までにやったことは、読書、昼寝、燻製食材の風乾、散歩。

散歩途中にアリの戦争を見つけ、童心にかえって、しばらくしゃがみこんで観察した。

黒いアリと、胸の赤いアリが、全面戦争をしていた。
圧倒的にムネアカが強く、クロはどんどん殺される。

2匹のムネアカに、グチャグチャにされるクロ。


ムネアカ6匹とクロ3匹の乱戦。


クロの巣穴付近まで、ムネアカが迫っている。


腰が痛くなったので、立ち上がって歩き出すと、まもなく、別の戦争を目撃した。
さらに、次に出くわしたのは、沢山のムネアカたちがクロの蛹らしいのを運ぶ光景。
どうやらクロを全滅させて、戦利品としてクロの蛹を運び出しているようだ。

ムネアカにとっては、戦争というより、これは単なる狩猟なのかもしれない。そして今は狩猟シーズンなのだろう。
それにしても、皆殺しとは恐ろしい。
人間に生まれて良かった。

散歩の帰りに、最初に見た戦争がどうなったのかを確かめに寄ると、クロの死骸が一面に散らばっていた。

しかし、なぜかムネアカが攻撃を中断して撤退したらしく、無事な巣穴をクロたちが守っている様子が見られた。

夕方、富良野まで走って買い物。
その後、ハイランド富良野で温泉入浴した。
駐車場の下には「ラベンダーの海」という、見事なラベンダー畑がある筈なのだが、今年は花が少なく、貧相な状態だった。

今夜のねぐらは、ハイランド富良野の駐車場。


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石@所沢さん作成の、自遊人7月号&温泉博士8月号データです。ご利用ください。
北海道版温泉手形「自遊人&温泉博士」
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