kenharuの日記

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再びエゾフクロウ

2012-07-04 | 旅行記
道の駅「三笠」の朝。
朝ドラを見終えると、今日は特にやることがない。

エゾフクロウ親子を、もう一度見に行くことにした。
三笠市内の神社に居るエゾフクロウは、地域住民たちに見守られ、大切にされている。
毎年、神社裏にある小さな林に営巣し、ひな鳥が巣立つ5~6月には、大勢の見物客が集まる。

しかし、昨年と一昨年は繁殖が無かった。
3年前・・・たまたまボクが撮影に立ち寄った直後なのだが・・・父親鳥が交通事故で死ぬという悲劇が起こったからである。
父親の死骸は、林内に埋葬されて、小さなふくろう塚が作られている。
その後の2年間、繁殖が無かったのは、母親鳥が喪に服していたのかもしれない。

そして、この春に母親鳥は再婚し、2羽の子供を育てた。


今日は、ひな鳥を見下ろす高い横枝に、一羽の親鳥がとまっていた。


近所の住民たちは、これが母親だという。
どうして分かるのかと尋ねると、誰もが「優しい顔をしているからだ」と説明する。
再婚相手の父親鳥も、林内のどこかに居るらしい。

頭上を見上げると、2羽のひょうきんな巣立ち雛が、好奇心いっぱいの眼でボクを見下ろしていた。
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