kenharuの日記

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初のスルメイカ釣り

2012-07-06 | 旅行記
道の駅「うたしないチロルの湯」の朝。
駐車場には何台ものキャンピングカーが泊まっている。
最近は普通車での「車泊」がブームだから、早朝の道の駅はキャンプ場状態になる。

身障者スペースに乗用車をとめた80歳近いご夫婦が、地べたで鍋料理をし、テーブルと椅子を出して、ほほえましい雰囲気で朝ごはんを食べている。
バンコンが、スライドドアの脇に出したテーブルで、気持ち良さそうに朝のコーヒーを飲んでいる。
駅舎の屋根のかかったスペースに、誰かがロープを張り巡らして、洗濯物を干している。
トイレ内の壁際の手すりに、ズボンやシャツをずらりと干し並べてあるのには驚いた。
このキャンプ場のような風景は、早朝だけのことで、通勤客が道の駅のトイレに立ち寄る頃には、見られなくなる。
それぞれに、それなりに、周りに配慮した生活をしている。

朝食後、留萌に向かって国道275を走った。
砂川ICの手前付近で、チゴハヤブサを見つけて、車窓から撮影した。


チゴハヤブサの居た場所に、たまたま菓子の工場直売所があったので立ち寄った。
有名店らしく、客の出入りが頻繁である。


喫茶コーナーの、ケーキとコーヒーとのセットメニューがお得だった。
ここのソフトクリームは口当たりが滑らかで、とても美味しい。
面白かったのは、試食のゴマだれ入り大福。

液体状のアンが入った大福は初めてで、うかつにかじれば、アンが噴出しそうだ。
なお、これがいつも試食できるのかどうかは分からない。

昼食は留萌市内の丸喜寿司で、お値打ちのランチが850円。

新築のきれいな寿司屋だった。

午後はキャンピングカーの友人宅を訪問。
到着すると、友人は自宅前の家庭菜園で農作業をしていた。
菜園にはメロン、スイカ、カボチャ、ナス、キュウリ、トマト、その他いろんな軟弱野菜が、手入れ良く育てられている。
菜園内には、農作業の合間に休憩するためのログハウスがあった。

道を一本へだてた向こうは、すぐに海で、そこには友人の船外機つきボートが係留されている。
今夜は、そのボートに相乗りさせてもらい、初めてのスルメイカ釣りを、てほどきしてもらうことになっている。


夕方、船に乗り、港の外側にある防波堤に渡った。
防波堤上の様子。


防波堤上から、陸の方向を撮影。

防波堤は陸と繋がっていなくて、こんなに離れている。

明るいうちは、テトラ脇でガヤ(メバル)を釣った。
暗くなると、いよいよスルメイカ釣りだ。
これが仕掛け。

恐縮なことに、道具も餌も用意していただいたので、まるでお殿様釣りである。
楽しい楽しい2時間ほどの釣りが、あっというまに終わった。

下手なお殿様が、初めて釣ったスルメイカ3杯。


魚屋のイカしか見たことがないボクは、「鮮度の良いスルメイカは黒い」と信じていたが、生きているスルメイカはこんなふうに白っぽいのだ。
これが翌日には黒くなり、さらにその後には、また白くなるのだという。

午後9時半ごろに友人宅に戻って、ガヤとイカの刺身や煮付けをご馳走になった。
釣りたてでないと味わえない味だった。
魚だけではなく、菜園の無農薬野菜、手作りの飯寿司に自家醸造の飲料もご馳走になり、旨い旨いと喜んでいたものだから、あっという間に午前様。
夜が更けたので、ブログは、久し振りの一日遅れ。
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