フクロウ
今日は晴天、絶好の野鳥撮影日和。
午後がヒマになったので、フクロウ(コミミズク)の狩場に出掛けた。
明るかったので、なんとか撮れた飛翔姿。
お食事の様子も・・・・
いやはや驚いた。
「豚肉を24時間煮続けたらどうなるか?」
これを実際に試した人が居る。
居眠りしたら焦がしてしまうので、目覚まし時計をセットして頑張ったそうな。
下記がそのレポート。
http://portal.nifty.com/2006/10/02/b/
醤油を入れて延々と煮続けたレポートだが、醤油を入れた後は、長く煮ない方が良いと思う。
kenharu流の角煮レシピをご紹介
①三枚肉を角切りして、圧力鍋の底にビッシリと一段に並べる。ウチの鍋ではおよそ1キログラムになる。
②タップリ熱湯を入れて圧力をかけずに数分煮たら、湯を全部捨てる。これは臭みと汚れを除くため。
③新しい熱湯をたっぷり注ぎ、臭い消し(ショウガや香草類など何でも良い)を入れて、圧力をかけて25分シュポシュポさせる。
④別の鍋(圧力鍋と底の広さが同程度の普通の鍋)でだし汁を作る。水500cc、コンブだし100cc、酒200cc、みりん大さじ3杯、砂糖はお好み。それにネギをお好み量入れて煮る。ネギをトロトロにしたければ、長く煮ておく。
⑤圧力鍋の圧力が抜けたら、肉だけをだし汁の鍋に移す。だし汁が少ないようなら、肉がヒタヒタになる程度に水を加え、クッキングシートを被せて15分煮る
⑥醤油を大さじ5杯加えて、さらに10分煮たら、火を止めて一晩放置して味をしみこませる。
⑦翌日、クッキングシートと浮いて固まった脂を取り除く。だし汁が多いので、薄味になっている筈だ。薄味好みならこれで完成。
⑧だし汁だけを別の鍋に移して煮詰め、お好みの濃さになったところで肉の鍋に戻す。汁を肉にからめて、少しだけ火にかけて肉を温めてから、しばらく寝かせれば出来上がり。
角煮は冷えると肉質部分が硬くなるので、ちょっとだけ温めて食べる。
下は手順⑦が終わった時点の画像
ご注意!
豚肉を圧力鍋で煮た汁には大量の脂が浮いていて、そのまま排水に流すと環境に悪いだけでなく、冷えて排水管内にこびりつき、詰まりの原因にもなります。冷めて固まってから生ゴミに出しましょう。
このところ、豚の角煮を試作研究(?)している。
角煮が好物ということもあるが、クルマ旅の保存食として、使い勝手が良いからだ。
ポリ袋に小分けして、自宅で冷凍したものを、クルマの冷凍室に入れて旅に出る。
おかずにも酒のつまみにもなるし、角煮ドンブリやラーメンの具にするのも良い。
ほぐして生野菜と混ぜればサラダにもなる。
研究成果の一部を披露
最初に肉の表面を焼くのはムダな作業
「肉の旨みを逃がさないために、最初にフライパンで肉を焼く」というレシピが多い。
同じ肉を、焼いたものと焼かないものの2グループに分け、一緒に調理をしてみたが、出来上がりは同じだった。
煮れば両者は見分けがつかなくなるし、食感も味も全く変わりがない。
トロトロになるまで煮込めば、表面組織がボロボロになるのだから、旨みが逃げないという能書きは、思い込みに過ぎないようだ。
塩分を加えてからは、煮れば煮るほど、肉の部分が硬くなって行く
常圧で5時間ほど煮て分かったことだが、塩分の無い湯で煮れば煮るほど、肉は柔らかくなる。
しかし、いったん醤油を加えてしまうと、今度は肉質部分が固くなっていくようだ。
これは3時間以上煮続けながら、経過を観察することで分かった。(もっと長く煮たらどうなるかは未確認)。
つまり、いつ味付けするかが大事なポイントになる。
ほかには脂の抜け方を調べるなど、試行錯誤6回にして、自分流の簡単レシピを完成。
今日は、次のクルマ旅に備えた角煮を作った♪
ところで、試作中の角煮はどれも、子や孫たちが「超ウマイ!」と喜んで食べてくれた。
ネット上に「美味しい作り方」「トロトロ角煮」など、自慢のレシピがワンサカ並んでいるのは、豚の角煮というのは下手に作っても美味しいからだろう。
もちろんボクもその一人。