kenharuの日記

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土手の春

2010-03-06 | その他
昨日は暖かかった。
利根川の土手で暮らしているフクロウ(コミミズク)を撮影に行った。
平日だというのに、ヒマな熟年カメラマンがいっぱい。

フクロウのくせに早起きのコミミズクは、2時半ごろに飛来。
ひとしきり飛び回ってから、狩場にしている堤防に下りた。
数十人ものカメラマンから、僅か20メートルほどの草むらだ。
自分に向けられたカメラの砲列など、全く気にかけていない。
慣れっこなのだろう。

大半のカメラマンは飛翔姿がお目当てだから、飛び立つのを待つ。
ところがどっこい。
フクロウは満腹なのか、それから1時間以上も動かない。
暖かいせいか、羽繕いをしたり、座り込んでみたり、すっかり寛いでいる。
「おじさんたち、ヒマだね~」とばかりの大あくび。


ボクは早めに砲列を抜けて自宅へ向かい、来る途中に見かけた、土手のカラシナを摘みに立ち寄った。
摘むのは咲きかけの蕾だけ。
開いた花を少し混ぜると、春らしくなる。
これを食べるのは毎年の行事で、春の野の香りが心地良い。
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