kenharuの日記

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バーストの不安

2012-05-29 | 快適化
丸3年履いた夏タイヤを、明日新品に買い換える。
ミゾの深さはだいぶ残っているし、キズも無いのだが、キャブコンを普通車と同じ感覚で乗るのは危ないと思ってのことだ。

カムロードは本来1.25トン車なのに、3トンを超える重さで走り回っている。
おまけに背高で重心高だから、ロールによるタイヤへの負荷が大きい。
高速道路で下手にバーストすれば即転倒、後に大型車が居れば、あの世行きになりかねない。

高速道路を時速90キロで走行中に、右後輪がバーストして転倒する瞬間の動画がある。
転倒したキャブコンのドライブレコーダーが撮影したものなので、運転者の目線からの疑似体験になる。
動画はこちらのページの下方に掲載(コンコン@木更津さんのHP)。


ボクがコルドバンクスを買った時の付属タイヤは195/70だった。
高速走行をしてみると、危険を感じるほどの「振られ」があったため、より耐荷重の大きな215/65に交換をした。
同時にショックも交換し、調整ダイヤルを固めにした。
この交換で走行安定性が格段に良くなった。

とはいえ、バーストの不安は無くなっていない。
気になっているのは扁平率である。
195/70というのは、タイヤ幅が195ミリで、タイヤの厚みがその70%という意味である。
これを215/65に変えたのだから、タイヤは薄べったくなった。
タイヤの耐荷重性能(ロードインデックス)は100キロほど上がったものの、扁平になったぶん、バーストしやすくなったのではないか。
そういう不安が拭えない。

タイヤが一回転するたびに、ショルダー部分は「曲げ伸ばし運動」を繰り返している。
タイヤが扁平になればなるほど、当然、狭い部分に曲げ応力が集中するだろう。
そういう不安である。

ショルダー部分の曲がりを少なくするために、言い換えれば、タイヤのつぶれを少なくするために、ボクは常時空気圧を6気圧に管理している。
効果のほどはわからないのだが、乗り心地よりも安全が優先というつもりでいる。
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12 コメント

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タイヤの性能表示で確認 (マル)
2012-05-30 12:25:57
自分もタイヤ(オイル)には気をつけています。
交換も一般的より早めにしています
タイヤには215/65 の後ろにも記号が付いていると思います
自分がこの前交換したタイヤは「225/55R18 97H」デリカ D-5
「97」(97=730kg)が耐荷重指数で「H」(H=210km)速度です
グッドイヤーのHPの記載を参考に
http://www.goodyear.co.jp/faq/advanced08_3.html
上記自分のは、一般乗用車用でトラック用は別のようですが参考までに
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マルさん (kenharu)
2012-05-30 13:15:49
ロードインデックスは「指数」ですから、耐荷重そのものではないようですね。
そもそもこれを誰が何のために決めたのか、何らかの強制力があるのか、など分かりません。
また現実には「ロードインデックスの強度が出ていないタイヤが売られている」ということもあるようです。
なお6気圧というのは、今履いているタイヤに許される最高圧力ですから、真夏の高速走行でタイヤの温度が上昇したらどうなるのか、不安を感じています。
ボクの知る範囲だけでも、バースト経験者が何人も居ますから・・・
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タイヤはいつでも心配です (あぶ)
2012-05-30 17:56:08
タイヤの耐荷重については結構気になっています。それと同じくらい乗り心地も気になります。自分の乗り心地というより装備品のために少しでも乗り心地のよい方法をとろうと思っています。
扁平率は65だとちょっと硬いですよね。僕も冬用タイヤがこれです。先日夏用の75に換えましたが,乗り心地がまるで違います。ただ夏用はLIが109と少し低いのでリアは600kPaにしています。
ショックアブソーバーのランチョはどうですか?以前に前後の可動部分のグリスアップをしたところとても乗り心地がよくなりましたが,グリスが切れてくるとやはり乗り心地が悪くなりました。ランチョに換えるとグリスアップの手間が省けるのかな?などと思っていますがいかがでしょうか。グリスアップよりかなり高価なのでしり込みしています。
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あぶさん (kenharu)
2012-05-30 19:24:55
理解不足かもしれませんが・・・
ボクは高速走行でのローリングを防ぐ目的で、タイヤサイズを変え、しかも6気圧にしています。
同じ目的でランチョを入れました。
ランチョは緩衝装置ではなくて、オイルの移動抵抗がクルマの上下動をワンテンポ遅らせるもの、と理解しています。
ですから、ボクのクルマはゴツゴツと乗り心地は良くありませんが、これで良いと考えています。
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ランチョ (あぶ)
2012-05-31 07:47:46
アブソーバーは減衰装置ですが,バネと車重のなす振動の周波数特性と位相(ワンテンポのずれ)に影響します。リアのリーフバネの摩擦による減衰はアブソーバー特性を硬い方向に変えてしまい,がつんとした乗り心地にさせますが,グリスアップで乗り心地を大幅に改善できたので,ランチョに換える事でグリスアップの手間が省けるかな?と考えたわけです。ノーマルのアブソーバーと比較してランチョの方が乗り心地がよいのかどうかが知りたかったと言うわけです。
kenharuさんの言われるローリングは経験したことがありませんが,確かに空気圧を上げると煽られは少なくなりますね。タイヤの横方向の硬さは確かに関係するかもです。でも195/75R15と215/65R15であまりロールに関する違いは感じません,鈍感かな?(195/75R15の方がピッチングが大きいかも)。
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あぶさん (kenharu)
2012-05-31 08:06:20
少し難解な話になってきました。
ボクが高速バスに抜かれてダッチロールに陥った事件は、しっかり6気圧でした。
それが、タイヤ交換とランチョ取り付けで振られが収まりましたので、どちらが効果的だったのか、区別がつきかねています。
コルドバンクス乗りのベテラン先輩が「過積載にすると走行安定性が増すよ」と言っていましたから、いろんな要素が複雑に関係するようですね。
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たぶん (あぶ)
2012-05-31 16:48:32
195/70R15のノーマルタイヤだと600kPa入れても耐荷重がぎりぎりの状態(リアだと1本870kg程度の実荷重で耐荷重が950kg)なので,振られが発生するかもですね。高速の横風に強くなったと感じたのはノーマルで650kPaほど入れないとダメでした。規格外の空気圧ですけど,実際には高速走行だけでで70kPa前後の内圧上昇が見られるので,タイヤ自身が破裂する心配はありません。
過積載で走行が安定するという根拠はちょっと想像できません。とても不安定な気がします。ひょっとして直進の?という意味では?もしくはサスシステムが飽和して機能しない状態とか?
長々すみません。打ち切っていただいて結構です♪
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あぶさん (kenharu)
2012-05-31 17:28:13
ボクが経験したのは、追い抜いたバスに振られて始まった大揺れが、長い時間収まらずに続いたというものです。この間は完全に操縦不能でした。
これに似た現象に、急ハンドルを切った直後のジープが陥ったのを、目撃したことがあります。ユッサユッサする大揺れが5秒以上も収まらないので、見ていて「あれ見ろ、転ぶぞ!」と口走りました。
まるで子供が、歌を歌いながらスキップして走る姿のようでした。

単純に「重ければ安定する」とは考えませんが、「重くしたら安定した」という現実はあるようです。それをどう説明するかは分かりませんが。
お仲間たちの体験を聞いていると、どうもジルよりもコルドバンクスのほうが走行安定性で劣るように思えてなりません。
重量バランスや重心位置の違い、車体の形状と固有の振動数(?)みたいなもの、なども関係しそうな気がしています。
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うーーむ (あぶ)
2012-06-01 08:03:16
大揺れするということはサスシステムの設定が大きく狂ってしまったんでしょうね。それにかかわるのは主にバネ,アブソーバー,車体のねじれ剛性,と車両重量,重心高さだと思います。前者は簡単に変えられませんが,後者は時として無意識に変えてしまいます。
横揺れに関する解決策は,簡単に実現できる方法がアブソーバーの減衰量を大きくするか,バネを硬くするか,重量を軽くし,重心を下げる努力かと思います。重量を重くすると超低周波域で大きな振動を生じる可能性が出てくると思いますが,高周波成分には大きな吸収特性が期待できそうです。逆に重いほど運転がゆっくりになるので安定した走行ができるといったことかも知れません。
ジルは乗ったことがないのでわかりませんが,バンクスが劣ると思ったことはありません。ただ,ジルもバンクスもあまりタイヤなどに気を使わないようにできたらなぁと思います。
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あぶさん (kenharu)
2012-06-01 09:18:37
あぶさんの解説は感覚的にシックリきます。頭の整理になります。
重ければ風圧を受けても動きにくいという単純な原理も働きそうですね。いったん揺れ始めればダメでしょうが・・・
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