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遠い昔のTV番組を再現しようというムチャな試み

久々のラファティ

2014-10-08 16:54:22 | SF
翼の贈りもの (Seishinsha SF Series) 翼の贈りもの (Seishinsha SF Series)
価格:¥ 1,620(税込)
発売日:2011-04

今回のはナンセンス度が高いというか「何でこんなこと考えるかなあ」感が強いというか・・・

だれかがくれた翼の贈りもの-少年少女の手が変形し始めた、いずれは鳥に進化するのかも・・・何かロマンチックに聞こえるけどむしろ流行性の死にいたる悪性腫瘍とも読める書き方、そう言えばウイルス感染が進化を起こすって説があったのよね、結局はやらんくなったっぽいけど、1975年の作品とのこと、そういう意味では時代先取りかも
最後の天文学者-宇宙の広さは30光年だった・・・それなら簡単に究められそうだもんね、だといいなって願望?
片目のマネシツグミ-何で知的生物がいくらでも小さくなれる、そいつらと話し合いができるなんて思い込めるのかね、いやそんな人物を考えつけるのかね?全くナゾだ
ケイシィ・マシン-そら世界のこと、宇宙のこと何でも知りたいとは思わんでもないけどみんなのプライバシーを知りたいなんて全然思わん、何の役にも立たんし、何でそんな趣味の悪いヒトばかしがいる世の中を考えるつけるのか、全くナゾだ
マルタ-アホな亭主をアホとわかっててなお大事にする健気な奥さん、そら確かに聖女かも、これは意外といい話
優雅な日々と宮殿-なんて言っちゃうと何のことかと思うけど原題Pleasures and Palaces はHome Sweet Homeの出だし、日本語で言えば「埴生の宿は我が宿、花の装いうらやまじ」(名訳!!)なのだ、そう思って読むとスゴイ納得・・・だと作者は思ってたかもね、全然そんなことない(少なくとも私は)
ジョン・ソルト-インチキ聖者がホントに奇跡を起こしてしまった・・・というお話では全然ない、どういうつもりなんだか
深色ガラスの物語-ガラスを叩き割るほど楽しいことはないって、ホントにそう思う?割れたガラスほど危険な人を傷つけるものはない、私はまずそっちがアタマに来るけど、未来を知りたくないわけじゃない、ただ未来予測はまず当たらないってことがある年齢になれば何となくわかるんだよ、何の話ってそういう話、何で美術品を壊さにゃいかんのだ?

つまり・・・行けるハズもない「時代の先」へ行ったつもりでいたんじゃない?ってこと、いや違ったらゴメン


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