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遠い昔のTV番組を再現しようというムチャな試み

京極さんの新作

2024-06-27 10:12:29 | 本と雑誌
了巷説百物語
もったいないからとっとこうと思ったのに結局寸暇を惜しんで読んでしまった、前に何があったかほとんど完全に忘れててこれは読みなおさにゃいかんかにゃと思ってるがそれはさておいて・・・
今まで何回か紹介したけど概ねのとこ「私ごときの紹介は不要、買って読んでちょ」と書いてたよね、何でこんなにコワいことばかし考えるかにゃ「あるハズのないことしか書かん」って全くその通りだわにゃと思ってた
ただ今まではどんなにシッチャカであらうと最終的にはまっとうなミステリだったと思う、いつも「そっか、やられた」だったのだ(忘れてるのに何でさう断定できるかと言えば内容忘れても「ドふざけるな!」と思ったことは忘れんタチだから、いや今まではさう思ってたと言うべきなのかもわからんが)

今回はと言えばだうもやられた感薄いのよにゃ、主人公が又市じゃないせいかもわからんが、よりにもよって京極堂のご先祖様が代わりにあれこれしかけを見せてくれるんだがだうもこのヒト徹底的にヒトを食った昭和の子孫と違って人間的に過ぎるというか何と言うのか、あんましうまくしかけてると思えんのである、ラストの大立ち回り、こんなに人死にを出す必然性あるのかね?もうちょっとスマートにやったってバチは当たらんだろに、いやさういう問題でもないのかにゃ、要はキレイなオチになってないってことなんだ、たぶん

長くなりさうなので続きはいずれ(って書かないかもしれない)

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