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遠い昔のTV番組を再現しようというムチャな試み

楽屋オチ四谷怪談

2014-10-06 12:34:25 | 本と雑誌
東海道四谷怪談 (岩波文庫 黄 213-1) 東海道四谷怪談 (岩波文庫 黄 213-1)
価格:¥ 972(税込)
発売日:1956-08-25

考え始めたらとまらなくなるタイプ
伊右衛門「あ、オマエは与茂七、何でここへ?」
与茂七「そんな、オレ今の今までそこでお岩様やってたじゃん」
伊「お、お岩の幽霊、あれはオレの幻覚ではなかったのか?」
与「幻覚にヒトを殺せますかっての」
伊「ム、ということはオマエ、エンもユカリもないオレのオフクロを?」
与「そう、なりゆきで・・・じゃない、あの婆さんオレの息子を虐待してたんだよ!」(なぜか小平になってる、どんな事情か伊右衛門の母は小平の父と再婚してたのだ)
伊「おのれ、何のことか全然わからんがとにかく許さん!!」(伊右衛門も「左門=お岩とお袖の父=自分と与茂七の義父」を殺したんだがそれを知ってるのは本人ともう死んでる直助と読者だけなのである)
与「テメエに言われたくない・・・だがこいつできる、これは不利かも」
又之丞(与茂七と同じ討入装束で登場)「おお、ここにおったか伊右衛門、覚悟いたせ」
伊「え、今度は又之丞?何でこう次々に場違いなヤツがしかも場違いな格好で・・・」
又「場違いではない、我が家の小者小平を殺した上、あろうことかお岩殿との不義者に仕立てたはオヌシ」
伊「その通りだがなぜオヌシがそれを知っておる」
与「オレが知らせたから」(まだ小平のまま)
又「サア」
与「サア」
三人「サアサアサアサア」
にらみ合ううちに幕、いいんじゃないかな、これで、いや何か変かな?


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