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【カシャリ!庭園めぐりの旅】 岩手県盛岡市 一ノ倉邸庭園 中尊寺大賀古代ハス 築山泉水回遊式庭園

2023-04-19 10:32:00 | 【カシャリ!ひとり旅】写真・旅行 Misc.

  【カシャリ!庭園めぐりの旅】 岩手県盛岡市 一ノ倉邸庭園 中尊寺大賀古代ハス 築山泉水回遊式庭園

 

 

 

 

 

 

 若い頃からひとり旅が好きで、経営コンサルタントとして独立してからは、仕事の合間に旅をしたのか、旅行の合間に仕事をしたのかわかりませんが、カメラをぶら下げて【カシャリ! ひとり旅】をしてきました。

 旅のテーマは寺社や庭園めぐりです。

 

 

 

 日本には「日本庭園」と呼ばれる庭園だけではなく、「イングリッシュガーデン」など、海外の庭園形式をした庭園も多数あります。寺社を訪れたときに、想定していなかったところに、庭園を発見することがあります。

 下手の横好きで、【カシャリ! ひとり旅】を続けていますが、その一環で訪れた庭園を順次紹介してまいりたいと思います。

■ 岩手県盛岡市 一ノ倉邸庭園 中尊寺大賀古代ハス

 1950(昭和25)年に、中尊寺金色堂内におさめられている藤原氏の遺体4体が学術調査されました。その際、第四代泰衡の首桶から、80粒ほどハスの種が発見されました。

 当時の調査委員であった大賀一郎博士や門下の先生に、この種の栽培を依頼したところ、1993(平成5)年に発芽しました。1998(平成10)年には、開花にも成功しました。

 

 

 

 このハスは和蓮の一種で、花弁は淡い紅色、やや細身で「中尊寺ハス」と命名されました。「古代ハス」とか「大賀ハス」とも呼ばれます。

 2011(平成23)年3月に東日本大震災が発生、2012(平成24)年、犠牲者への鎮魂と復興推進のシンボルとして、極楽浄土に咲く花「中尊寺ハス」を広めることを目的とした「復興の花中尊寺ハスを広める会」(事務局:岩手県商工会議所連合会)が設立されました。

 

 

 

 この「復興の花中尊寺ハスを広める会」の株分け第1号として、2012(平成24)年、藤原氏に縁の深い安倍館町の保護庭園「一ノ倉邸」に移植されました。同年6月下旬から花芽が出始めて、7月7日に咲き始めました。爾後、毎年7月から8月にかけて開花するようになりました。

 

 

 



 

 

 

 

■ 岩手県盛岡市 一ノ倉邸庭園 築山泉水回遊式庭園

 

 

 

 「一ノ倉邸庭園」(いちのくらていていえん)は、盛岡市保護庭園の一つで、市街地北方2km強ほどの所にあります。敷地面積は約2600坪もあり、約145坪の木造平屋造、数寄屋風の建物には大小もの和室に加え、畳敷きの玄関や廊下等があり、畳数は140畳に及びます。欄間などの材料も吟味されていて、当時のしっかりした造りが伺われます。 

 

 明治後期に盛岡出身の貴族院議員や東京府知事を歴任した阿部浩氏の別邸として造られたお屋敷と築山泉水回遊式の庭園とで構成されています。現在は庭園に水が入っていない枯れ泉水ですが、東京から庭師を招いて造られたものです。かつては中島が3つ浮かぶ池泉式の庭園だした。

 

  また園内に植えられているモミジは京都の高雄から取り寄せたもので、樹齢100年以上の12種類の「イロハモミジ」が燃えるように紅葉します。これにアカマツなどの針葉樹が加わり、作庭の意図をうかがい知ることができます。現存する数寄屋風のお屋敷とともに楽しむことができます。

 

  「一ノ倉邸」は、盛岡市自然環境及び歴史的環境保全条例(昭和46年制定)に基づき、昭和49年に保護庭園に指定されね平成4年に盛岡市が取得しました。

 

  夏の中尊寺ハス開花や秋の紅葉、春の「ひな遊ぶ」など四季を通じて楽しむことができます。

 

 

 

■ 阿部浩

 

 南部藩士の子息として生まれ、苦学の末に、工部省や内務省の職員を経験の後、衆議院議員として政治の道へ進みました。その後、群馬県知事、千葉県知事、富山県知事、東京府知事、貴族院議員などを歴任し、1922年(大正11年)に71歳で没しました。

 

■ アクセス

 

 開園:10:00~16時(冬期15:00) 

 

 休園:月火  8/10~20、12/25~1/15は休 

 

 〒020-0126 岩手県盛岡市安倍館19-64 019-646-1817 

 

 盛岡駅からバスで安部館下車から徒歩5分

 

 入館料 無料

 

 

 

 

 

 

一ノ倉邸庭園  

 

 

 

 

正門

 

右に行くと一ノ倉邸宅、正面から左にかけて庭園が広がります。

 

 

 

 

蓮池は、門を入ってほぼ正面の池泉の右側に隣接しています。

 

一ノ倉邸庭園の池は、今は涸れ池泉になっていますが、

 

蓮池には水が張られていて、季節に花を咲かせます。

 

 

 

 

蓮池

 

庭に入りますと、ほぼ正面の涸れ池泉の一画に

 

水の張られた小さな池が見えます。

 

 

 

 

月の松の脇を建物に剃って直進しますと

 

左手に池に降りる階段があります。

 

階段を降りきったところに立て看板が立っています。

 

 

 

 

蓮池

 

池の畔に可愛いお地蔵様が、

 

朱色のスカーフをかぶって立っています。

 

ハスは7~8月にかけて咲くそうです。

 

私が訪れた時は、東北地方では晩冬の時期、

 

昨年の葉っぱが浮かんでいるだけでした。

 

そかし、ここにハスがニョキニョキと生え、

 

咲き誇る様子を想像できます。

 

 

 

 

 

 

ここでは、中尊寺ハス(大賀ハス・古代ハス)を

 

見ることはできませんでしたが、

 

東京近郊では、千葉市の千葉公園で見ることができます。

 

 

 

千葉公園の大賀ハス

 

 

 

 

 

 

 

 

 

岩手県盛岡市 一ノ倉邸庭園 建物と名残雛   

 

岩手県盛岡市 一ノ倉邸庭園 築山泉水回遊式庭園

 

 

 

 

 

  リスト http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/indexmovie.htm

 

 

 

 

下記URLでは、警告文が表示されることがあります。予算の関係でhttpsになっていないことが理由です。悪用するような操作をしていませんので、ご迷惑をおかけしますが、信頼してクリックして下さい。

 

  ■ カシャリ! ひとり旅
















































































ユーチューブで視る 【カシャリ!庭園めぐりの旅】

写真集は、下記URLよりご覧いただくことができます。



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予算の関係でhttpsになっていないことが理由です。



悪用するような操作をしていませんので



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静止画: http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/indexmeisho.htm
映像:  http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/indexmovie.htm 

【 注 】 映像集と庭園めぐりは、重複した映像が含まれています


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