経営コンサルタントへの道

コンサルタントのためのコンサルタントが、半世紀にわたる経験に基づき、経営やコンサルティングに関し毎日複数のブログを発信

【日本庭園を知って楽しむ】 3-3  日本庭園の分類~どのように鑑賞するか

2024-09-12 17:02:00 | 【カシャリ!一人旅】 日本庭園を知る

 

  【日本庭園を知って楽しむ】 3-3  日本庭園の分類~どのように鑑賞するか  

  若い頃からひとり旅が好きで、経営コンサルタントとして独立してからは、仕事の合間に旅をしたのか、旅行の合間に仕事をしたのかわかりませんが、カメラをぶら下げて【カシャリ! ひとり旅】をしてきました。

 旅のテーマは寺社や庭園めぐりです。

 *

 日本には「日本庭園」と呼ばれる庭園だけではなく、「イングリッシュガーデン」など、海外の庭園形式をした庭園も多数あります。寺社を訪れたときに、想定していなかったところに、庭園を発見することがあります。

 下手の横好きで、【カシャリ! ひとり旅】を続けていますが、その一環で訪れた庭園を順次紹介してまいりたいと思います。

 *

■■3 日本庭園の分類
 日本庭園は、一律ではなくいくつかに分類することができます。しかし、その分類法は、どのような視点で見るかによって分類方法が異なります。
 ここではいくつかの視点に分けて分類をします。

■ 3-03 日本庭園の分類~どのように鑑賞するか
 「どのように鑑賞するか」による分類 としては、下記のような4種の分類についてお話します。鑑賞法による分類はこの3つとするのが通常ですが、ここでは露地庭園を吹きしています。
 多くの庭園は廻遊式庭園か観賞式庭園のどちらかに分類されます。これはどのように鑑賞するかによる分類です。この分類に関連して廻遊式・観賞式の2つと、さらに2つの用語を紹介します。

□ 観賞式庭園
□ 廻遊式庭園
□ 舟遊式庭園
□ 露地庭園

◆ 観賞式庭園
「観賞式庭園」というのは方丈や書院などの建物の中から鑑賞するタイプの庭園です。代表的な庭園として「頼久寺庭園」がしばしば挙げられます。
 建物の中から鑑賞というのにもいくつかあって、特定の一点から鑑賞する庭園は定視式、座ってみる庭園は座観式といったりします。
 観賞式庭園の一つに多賀大社奥書院庭園(滋賀県多賀町)が挙げられます。奥書院から観る庭園として造られています。たいていの観賞式庭園は観る建物と同じ高さを基準に造るものですが、この庭園は少し低い所に造られていて、見下ろして鑑賞するのが珍しい点です。

◆ 廻遊式庭園
 「廻遊式庭園」というのは、庭園内を歩きまわって様々な位置から観る庭園です。
 【 注 】 廻遊式庭園につきましては、別項を参照してください。

◆ 舟遊式庭園
 廻遊式庭園と同様にいろんなところから観る庭園ですが、歩かずに池に浮かべた舟から観る庭園は「舟遊式庭園」といいます。
 舟遊式庭園は平安時代まで貴族の邸宅などで造られていましたが、中世以後はほとんど造られてなく数も少ないです。舟遊式庭園の古い遺構として、京都の「大沢池」が有名です。

◆ 露地庭園
 「露地庭園」は、この分類に入れず3分類とすることが多いですが、ここに加えておきます。
 茶室まわりの庭園のことで、茶庭ともいいます。茶室へのアプローチの中で観る庭園です。

(【Wikipedia】、重森完途氏・コトバンクを参照して作成)

■ 日本を代表する庭園        
      都道府県別    

 

 

  リスト http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/indexmovie.htm

 

 ■ カシャリ! ひとり旅



ユーチューブで視る 【カシャリ!庭園めぐりの旅】

写真集は、下記URLよりご覧いただくことができます。

静止画: http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/indexmeisho.htm
映像:  http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/indexmovie.htm 

【 注 】 映像集と庭園めぐりは、重複した映像が含まれています


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【心 de 経営】 徒然なるままに日暮パソコンに向かいて ◆第92段 ある人、弓射ることを習ふに 考えたことと実行力

2024-09-12 12:03:00 | 【心 de 経営】 徒然なるままに
■【心 de 経営】 徒然なるままに日暮パソコンに向かいて ◆第92段 ある人、弓射ることを習ふに 考えたことと実行力 
  「徒然草(つれづれぐさ)」は、吉田兼好による随筆集の冒頭の文章です。作者は、兼好であるという明確な証拠はないようです。おそらく大半の方が、何らかの形で、この文章に接しているのではないでしょうか。
 徒然草といいますのは、清少納言の『枕草子』、鴨長明の『方丈記』とならび日本三大随筆の一つといわれています。
  高校生時代に戻った気分で、また、社会人として人生を歩み、自分の高校時代には理解できなかったり、誤解していたりすることを発見しながら、独断と偏見に満ちた、我流の解釈を僭越ながらお付けしました。
 徒然なるままに、日暮パソコンに向かいて、よしなしごとを、そこはかとなく書き付けてまいります。
 お届けも、徒然なるままにアップロードしますので、読者の皆様も、日暮パソコンに向かいて、末永く、徒然にご覧下さるよう、お願いします。
◆第92段 ある人、弓射ることを習ふに 考えたことと実行力
 経営コンサルタントを半世紀もやってきますと、好ましくないと思われる経営者・管理職に共通していることを感じてきました。
 超一流大学などの高学歴の持ち主で、知識豊かな経営者・管理職に多いのですが、いろいろなことを知り、自社をどの様に経営したいかもわかっていて、経営計画などに、いろいろな事項を盛り込んでいます。
 ところが、それを実践に活かせていないのです。
 やるべきことを盛りすぎるという問題点もあるのですが、実行力、行動力に欠けているのです。その結果、業績として出てこないのですね。そこに、経営コンサルタントが介在しますと、大変良い結果に繋がることが多いのです。
【原文】 ある人、弓射ることを習ふに
 ある人、弓射ることを習ふに、諸矢をたばさみて的に向かふ。
 師のいはく、「初心の人、二つの矢を持つことなかれ。のちの矢を頼みて、初めの矢になほざりの心あり。毎度ただ得矢なく、この一矢に定むべしと思へ。」と言ふ。
 わづかに二つの矢、師の前にて一つをおろかにせんと思はんや。
 懈怠の心、自ら知らずといへども、師これを知る。
 この戒め、万事にわたるべし。
 道を学する人、夕べには朝あらんことを思ひ、朝には夕あらんことを思ひて、重ねてねんごろに修せんことを期す。
 いはんや一刹那のうちにおいて、懈怠の心あることを知らんや。
 なんぞ、ただ今の一念において、ただちにすることのはなはだ難き。

【用語】
 諸矢: 「ひと手矢」ともいい、二本一組の矢のこと
 たばさむ: 手に挟む
 おろかに: おろそかに
 懈怠(けだい)の心: 怠け心、懈:おこたる)
 道: 仏道だけではなく、全ての学問芸術等の道
【要旨】
 ある人が、弓を射ることを習う時に、二本一組の矢を手に持って、的に向かいました。
 先生が言うことには、「初心者は、ベテランがするように二本の矢を持ってはいけません。なぜなら、二本目の矢もあるという気持ちが起こり、第一矢を、軽い、いい加減な気持ちでいてしまうからです。矢を射るたびに、当たるか当たらないかを気にかけないで、この矢だけで必ず的にあてようと念じなさい。」と言いました。
 わずか二本の矢しかない状態ですので、先生の前で一本をいい加減に放とうなどと、だれしも思わないでしょう。
怠けおこたる気持ちが起こると、自分では思っていないでしょう。しかし、仏典で懈怠のことを、「悪を行わないようにして、善・良い結果をだそうとしようとするときでも、怠け心が潜んでいて、持っている力全てを出し切れないことがある」ということを、先生は、ご存知なので、このようなわかりきった注意喚起をしているのです。
 この戒めは、矢を射るときのことだけではなく、全てのことにおいて、このことが当てはまるでしょう。

 仏道だけではなく諸道において、それを学ぶぼうとする人は、夕方には、明朝がくるという気持ちを持ち、朝には夕方があると油断して、もう一度、心を込めた修行ができると予定します。
 ましてほんの一瞬間のうちに、怠けおこたる懈怠の心が、そこに潜んでいると気づけるでしょうか、まず気づける人配なのではないでしょうか。
 なんとまあ、今ある、この一瞬において、それをすぐ実行しようとすることというのは、大変に困難なことなのでしょう。悲しいかな、これが大半の人間に共通なことなのです。
【 コメント 】
 テニスをプレーする人は、サーブをするときに、二個のボールを持っています。最初のボールを打つときに、他方のボールがあるので、是が失敗しても、もう一本打てるという気持ちでサーブをする人はいないでしょう。
 弓道の世界でも、矢を二本もって的に対峙することを、素人とでも知っています。
 しかし、弓道の試合などに出るような経験者であれば、上述のようなことを考える人はいないでしょう。ところが、初心者であるうちには、兼好が記述していますように、多くの人が、自分では気がつかないうちに、そのように考えているのかもしれません。
 もし、ここに登場する弓道の先生が、「諸矢」という弓道において当然なことを、当然として考えれば、「初心者には一本の矢しか持たせない」という指導法を思いつかないでしょう。
 常識を疑うというクリティカル・シンキングの基本的な発想法は、ビジネスの世界でもいえます。
 だれもが、「明日がある」と信じているでしょう。そのために、怠け心から、「これは明日やろう」と先延ばしをすることがあるのではないでしょうか。
 多くお人が、その様に考えるでしょうから、「今日なすべきことを明日に回すな」という箴言が存在するのです。
 私のように、高齢で、持病を持っていますと、「明日の朝が来るのだろうか」と日々思いながら布団に入ります。
 日中は、「今を大切に生きる」ということを心がけます。
 ところが、多くの人は、「今を大切に」ということを誤解して、「莫迦な行為をできるのは若いうちだけだから、今を楽しもう」と自分の懈怠心を正当化し、愚行とも思えることに走ってしまいます。
 私は、「残された人生をいかに過ごすか」という目標をもとに、充実した人生を送るには、一時一時を、それに向かって努力をするようにしています。黄泉の国に発つときに、「晩年は、一時を大切に生きられた。幸せであった」と思えるようにしたいと考えて、毎日を送るようにしています。
* 
■ バックナンバー

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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 9月11日 お節介焼き精神とギブ・アンド・テイク B110 26

2024-09-12 08:03:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記


  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 9月11日 ◇お節介焼き精神とギブ・アンド・テイク ◇ナインイレヴン 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

9月11日(水)
 「ナイン・イレブン」の日ですが、NHKのニュースではひと言も触れられませんでした。
 もう、過去の出来事として消えてしまったのでしょうか。
■【今日のおすすめ】
 米不足で、国民が右往左往。
 国の米政策の失策といっても良いのでしょうか。
 備蓄米は温存しながら、このようなことが発生したときに対応できるようにすべきです。
 平素、お米の輸出に力を入れ、万一、現在のような事態が発生した場合には、一時的に輸出をストップして国内消費に回すなどの方策も必要です。
 有名大学出身の官僚さん達、保身ばかりを考えないで失敗を怖れず、新たなチャレンジの提案をしては如何ですか。
 昨年の今ごろ、静岡県の三島に行ったことを思い出しました。
 その後、久しぶりに三嶋大社をお詣りしたり、聚楽園や白滝公園などの庭園めぐりや梅花藻を見たりしました。
 梅花藻の花は、盛りの時期を過ぎてしまっていましたが、まだ、名残の花を見ることができました。
 富士山の伏流水で、きれいな水の豊かな街は、涼しげですね。
 TVで秋吉台の下の街も、秋芳洞のおかげで涼しいのだそうで、真夏日になることがないと報じられていました。
  高千穂神社については紹介しましたが、ここでは高千穂神社の境内の様子をお届けします。

 竹根に経営を委ねた自社のクライアントの社長の友人が経営する企業で、社員に講話をお願いしたいと言われていました。

 今日が、その日だったので、出かけてゆきました。

 十人強の社員が全員、熱心に耳を傾けてくれました。

■26 お節介焼き精神とギブ・アンド・テイク B110

 経営コンサルタント業に40年余をそそいできました。この仕事に従事する前は、商社マンでしたが、そのころに、悩める中小企業の社長さんと接する機会が多く、彼等の愚痴を聞いていました。

 彼等の愚痴は、愚痴というよりも、「こうありたい」という希望なのだということに気づきました。これが、私がもともと持っている「お節介訳精神」に火を点けてくれたのです。

 サラリーマン経験10年に区切りを付け、第二の人生を歩み出しました。

 爾後、「先生のおかげで会社が良くなりました」といわれることに快感を覚えるようになりました。この言葉が欲しいがために、一所懸命にやります。それが結果として出てきますと、この言葉に繋がるのです。

 ところが、自分では、一所懸命にやっているつもりですが、なかなか、この言葉をいただけません。自分なりに「成果が出ている」と見えるだけに、「なぜだろう?」とwhyを何十回も繰り返します。

 クライアントさんにとっては、まだ、満足の域に達していないので、この言葉に繋がらないのです。

 その様なときに、思い出すのが吉田松陰の言葉です。

    至誠にして動かざるものは
    未だこれあらざるなり

 すなわち、自分では、一所懸命にやっているつもりですが、これは「つもり症候群」(○○しているつもりの自己満足)であって「至誠」ではないのです。

 知恵と経験から、あの手・この手でアイディアを懲らし、「これでもか」「これでもか」と工夫と努力をしますと、ついにこの言葉にたどり着けるのです。

 ギブ・アンド・テイクという言葉がありますが、私にとっては、努力と工夫という「ギブ」には、この言葉が「テイク」なのです。

 ところが、世の中には、「相手に何かをしてあげたら、その見返りがあって当然」という考え方の人がいます。

 何かをしてあげても、相手が、その価値を評価してくれなければ、見返りはありません。見返りがなければ、寂しさに襲われるだけです。

 幸い、私は、生来のお節介焼きですので、人様に何かして差し上げることに対して、ホンネのところでは、「喜んで欲しい」という期待をしているのですが、「見返りを求めない」という気持ちでいます。

 一方、自分としては、何かしていただいたら、それが、妻や子供であっても「ありがとう」という言葉を発するようにしています。

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

 この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

◆梅雨と秋の長雨の比較に驚きが 911 

 秋と言いますと、すかっと晴れ渡った透き通るような青空をイメージします。

 昔から「秋の長雨」という言い方もあります。

 梅雨の時期と秋を比べますと、確かに日照時間は秋の方が長いです。

 ところが、降雨量を比較しますと、どちらが多いとお思いでしょうか 

 私は、しとしとと降る梅雨の時期かと思いましたが、なんと秋の方が降水量は多いのですね。

 考えてみますと、台風で大雨が降るというのは、近年、あたり前のようになってきてしまっています。

 その結果、自然災害に見舞われて、苦しむ方が多いのです。

 各地で洪水・氾濫が起こっても直ぐに立ち上がることは困難で、避難所生活を余儀なくされることも多い昨今です。


 世の中、いろいろなことが起こります。

 そのために、過去のことの記憶は次第に薄れてしまいがちです。

 世の中の変化を時系列的に見ますと、規則性があったり、変化に法則性が見出せたり、と結構いろいろなことが見えてきます。

 短期的に一週間を振り返えるだけでも、記憶が新たになります。

 それが記憶として蓄積されます。

 それがブログ原稿になったり、話材となったりして人脈に津軽のです。

■【小説】 竹根好助の経営コンサルタント起業

 私は、経営コンサルタント業で生涯現役を貫こうと思って、半世紀ほどになります。しかし、近年は心身ともに思う様にならなくなり、創業以来、右腕として私を支えてくれた竹根好助(たけねよしすけ)に、後継者として会社を任せて数年になります。
 竹根は、業務報告に毎日のように私を訪れてくれます。二人とも下戸ですので、酒を酌み交わしながらではありませんが、昔話に時間を忘れて陥ってしまいます。それを私の友人が、書き下ろしで小説風に文章にしてくれています。
 原稿ができた分を、原則として、毎週金曜日に皆様にお届けします。
【これまでお話】 バックナンバー
 

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

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■バックナンバー
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db
 


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■【今日は何の日】 9月12日 ■ 宇宙の日 日本のロケット開発 ■ 福岡筥崎宮の放生会

2024-09-12 00:03:00 | 【今日は何の日09月】

 

  【今日は何の日】 9月12日 ■ 宇宙の日  ■ 宇宙の日 日本のロケット開発

 一年365日、毎日が何かの日です。

  季節を表す日もあります。地方地方の伝統的な行事やお祭りなどもあります。誰かの誕生日かも知れません。歴史上の出来事もあります。セミナーや展示会もあります。

  これらをキーワードとして、私たちは自分の人生に、自分の仕事に、自分自身を磨くために何かを考えてみるのも良いのではないでしょうか。

  独断と偏見で、エッセー風に徒然のままに書いてみました。皆様のご参考にと毎日続けていこうと・・・というよりも、自分自身のために書いてゆきます。

   詳細 ←クリック

今日は何の日インデックス】  日付を指定して【今日は何の日】を閲覧できます

■ 福岡筥崎宮の放生会

 筥崎宮(はこざきぐう)は、福岡市東区にある神社で、筥崎八幡宮とも呼ばれています。京都府八幡市の石清水八幡宮、大分県宇佐市の宇佐神宮とともに、神社本庁の別表神社にリストされる、三大八幡宮の一つでもあります。。

 筥崎宮では厄払い、必勝祈願、初宮参り、七五三など各種ご祈願、神前結婚式が行われます。

 四季を通じ多くのお祭りが開催されますが、9月に開催される「放生会(ほうじょうえ)」は、春の博多どんたく、夏の博多祇園山笠とならび、博多三大祭りに数えられています。

「万物の生命をいつくしみ、殺生を戒め、秋の実りに感謝する」お祭りです。

 その起源は「合戦の間多く殺生すよろしく放生会を修すべし」という御神託によるもの(公式サイトより)で、千年以上続く最も重要な神事なのです。

  http://www.hakozakigu.or.jp/

 私が始めて筥崎宮を訪れたときは、学生時代で、その格式の高さを知りませんでした。近年訪れたときは、冬の寒い日でしたが、近くに牡丹園があったことを記憶しています。

■ 宇宙の日 日本のロケット開発

 1992(平成4)年9月12日、毛利衛さんがスペースシャトル「エンデバー」に乗って宇宙へ飛び立ちました。科学技術庁(現在の文部科学省)と文部省宇宙科学研究所が1992(平成4)年に、日付を公募した結果、この日を「宇宙の日」として制定しました。

 9月1日~9月30日を宇宙月間としています。

 私達経営コンサルタントの仲間に一人がJAXAで活躍中です。

  図 JAXA

  https://www.jaxa.jp/

図 1_378

■ 【今日は何の日】その他
◇ 二十六夜存

◇ 福岡筥崎宮放生会

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【成功企業・元気な会社・頑張っている社長】  農業の労働生産性をどう高めるか 3308-4912

2024-09-12 00:03:00 | 【経営】 成功企業・元気な会社

■【成功企業・元気な会社・頑張っている社長】  農業の労働生産性をどう高めるか 3308-4912

 経営コンサルタントを半世紀にわたってやってきた経験から、すこしでも皆様のご参考になればとお届けしています。

 成功企業・元気な会社・頑張っている社長】は、皆様から寄せられたり、私が支援したり、見聞したりした企業の事例を紹介していますが、お陰様で、毎回拍手をいただいています。

 また、あなたのクライアント・顧問先やお知り合いの会社で、ここで紹介したい企業・団体等がありましたら、是非ご連絡ください。

■   農業の労働生産性をどう高めるか 3308-4912

 第1次産業である農林水産業が製造・加工 (第2次産業)・流通・販売(第3次産業)を担い、収益性の高い経営を展開する「6次産業化」は、衰退する日本農業再生の大きなカギを握る取り組みだ。農家の所得を引き上げ、新規雇用にもつながる。ひいては、地域の活性化にも貢献できる。まさに「1×2×3」の相乗効果が期待できる。

 青森県弘前市でりんご園を経営するM園は、6次産業化にチャレンジし、大きな成果を上げている株式会社だ。りんご栽培の傍ら、摘果した実を有効利用したりんごのアルコール飲料「テキカカシードル」の製造を2017年にスタート。品評会で国産銘柄初の大賞を受賞するなど高い評価を受け、今では年間3000万円もの売り上げを生む商品に成長させた。もともと摘果した実はそのまま畑に捨てられて、肥やしになってしまうもの。「無」から「有」をつくるビジネスを生みだした。

 事業にチャレンジしたのは、代表取締役のM氏。「農林水産業の労働生産性をみると、1時間・1人当たりで1500円くらい。全産業平均の3分の1もない。これでは農業は淘汰されてしまう」。そんな危機感からだったそうだ。100年以上の歴史を持つりんご園の経営を2015年に父から引き継ぎ、法人化した。園で栽培されているりんごの木すべての収穫量や作業内容を調べ上げ、デジタル技術を活用してデータ化。すると、非効率な作業の実態が浮き彫りになった。「手入れに手間がかかり、それなのに収穫の少ない品種に何時間も労働力を浪費していた。正直、ぞっとした」と振り返る。

 この取り組みをきっかけにM氏は労働生産性の高い農業経営を追求。りんご園の品種構成の見直しに着手する一方、新たな事業の創出を目指した。テキカカシードルを軌道に乗せるまでの話は実に興味深かった。ビジネスのアイデアをコンテストに提案。準グランプリのお墨付きを獲得し、資金調達につなげて事業化する。ここまでのシナリオはスムーズに進んだが、大きな壁にぶつかる。販路が見つからない。社員が全国を行脚して販路を開拓。地道な営業が実を結んだ。

 テキカカシードルの事業化で、M園の労働生産性は飛躍的に向上。目標とする全産業平均の金額に一歩一歩近づいている。さらなる高みを目指し、旧来型のりんご栽培とは一線を画した新たな栽培法にも試験的に取り組んでいる。

【 コメント 】

 DXという言葉が姿勢にありますが、M氏のデータのデジタル化は、本人はDXを意識していないかも知れませんが、まさに農業のDXに取り組んだ結果の現状認識だと言えます。

 また、摘果した果物は、これまでははいきをしていたものを、商品化しました。「無」から「有」をつくるビジネスを生みだしたと既述しましたが、その観点では原材料は「無料」と言っても過言ではありません。利益率の高い商品開発ができたと言えます。

 M氏のチャレンジをみますと、ビジネスの舞台は農業ですが、都会で起業を志すスタートアップしている人や起業の姿がシンクロするように思えます。起業・創業のノウハウをいかに身に着けるかが、6次産業化成功の重要なポイントと考えられます。

  出典: e-中小企業ネットマガジン

 
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