■ 臨床試験のモニタリング支援サービスで医療業界に参入 9612
システム開発が主力のIT技術者集団を自認するセントラルシステムズ(横浜市中区)は、昨年10月に立ち上げた初の本格的なサービス事業ブランドとなる臨床試験のモニタリング支援システムを鋭意展開している。多くのシステム開発受託で培った経験や市場調査などから構築した経営戦略に基づいて開発した、医療業界参入の突破口となる独自システムだ。
臨床試験は新たな医薬品や医療機器、医療技術の開発に不可欠で、得られたデータは新規医薬品や医療機器などの有効性と安全性を評価するために活用される。試験結果の影響は、臨床試験に参加した被験者とすべての患者に及ぶことから臨床試験の科学的な品質とデータの信頼性を担保することが必要。モニタリングはこれらを法律に則って確保・管理する手段となる。
同社が新たに開発した臨床試験モニタリング支援システムは、モニタリング担当者が確認結果などを所定の用紙に手で書き込む従来方式の代わりに、結果などを入力することで試験や研究の効率化が期待できる生産性向上ツール。施設や被験者別の実施状況、結果や次に実施すべき工程などをビジュアルで表示することでモニタリング担当者をサポートする。モニタリングの通知機能も備えており、設定した期日に実施を促す通知を発信する。特記事項なども記載できるため、責任者は全体状況を適切に把握できる。モニタリングの実施記録や報告書の概要を時系列表示し、エクセル形式でダウンロードも可能だ。承認担当者はオンラインでレビューし、承認や再チェックを要請できるなど多彩な支援機能を搭載している。
同機と競合する類似システムは、モニタリングを含む臨床試験業務全体をカバーする高価な高機能製品だが、導入企業からは機能の絞り込みや、さらなる利便性を求める声もあるという。田中洋史代表取締役は「モニタリングに特化した極めてニッチなシステムを適正価格で提供するサービス型ビジネスは、当社の医療業界参入という事業拡大と社会貢献に繋がる」とサービス事業ブランド立ち上げの理由を語る。
同社は、中小機構の「地域活性化パートナー」企業の1社であるUBMジャパンなどが今年3月に主催し、経済産業省などが後援した「国際医薬品開発展」に同システムを出展した。営業本部の上山順子主任は「製薬会社、医療機器メーカーや大学病院などに販促し、医療業界に積極的に参入していきたい」とPRに努めた。島村和義常務取締役は「出展は想定を上回る情報収集の機会となった。成果は、国内外を問わずユーザーに喜ばれるサービスの拡充策に反映する」と海外展開も視野に入れた販売戦略強化への意気込みをうかがわせるなど新規事業のけん引役に徹していた。同機は三重大学医学部附属病院などが早くも導入。出足は好調のようだ。
出典: e-中小企業ネットマガジン掲載承認規定に基づき作成
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11 | 米:CPI |
12 | AIIB年次総会、中国貿易統計 |
詳細は、こちらの当協会ホームページをご確認願います。
http://www.jmca.or.jp/seminar/indexseminar.htm
主テーマ |
基礎八科目研修会 Webゼミナール |
副テーマ |
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開催日 |
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開催時間 |
15時 ~ 16時30分(90分) |
開催地 |
Skype |
講師名 |
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主催者 |
日本経営士協会 本部 |
講習区分 |
研修会(見なし講習会) |
対象科目 |
営業・マーケティング |
取得単位 |
0.5単位 |
詳細情報 |
Webゼミナール開講のお知らせ |
主テーマ |
首都圏支部主催研修会『新知修塾』 |
副テーマ | 『小規模M&Aから経営コンサルティングに結びつける手法 |
開催日 |
7月18日(木) |
開催時間 |
18時30分 ~20時15分 (105)分 |
開催地 |
十思スクエア2F 協働ステーション中央会議室 (小伝馬町駅4番出口徒歩3分) |
講師名 |
経営士 斎藤由紀夫 |
主催者 |
日本経営士協会 首都圏支部 |
講習区分 |
研修会 |
対象科目 |
コンサルティング技術 |
取得単位 |
0.5単位/回(講師が認定講師の場合には1単位) |
詳細情報 | 日本経営士協会首都圏支部 |