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■ 高齢者運転免許更新を体験から語る上手にやる法 4-4 高齢者の運転適性検査 実車指導 車庫入れ

2019-08-26 17:19:08 | 高齢者運転免許更新体験記

 高齢者運転免許更新を体験から語る上手にやる法 4-4 高齢者の運転適性検査 実車指導 車庫入れ

 

 70歳を超えますと運転免許証の更新方法が異なり、高齢者に時間講習を受講しないと免許更新ができなくなりました。

 近年、ブレーキとアクセルを踏み違えたり、高速道路を逆走したりと、高齢者による交通事故が急増しています。その防止策の一環として、75歳以上には認知機能検査と講習が3年毎に義務づけられました。

 認知症検査に合格する自信がないので、免許を返納しようかと迷っている人、実は私もそうでした。でも、自信を持っていえることは、事前準備をしておけば、心配するほどのことはないという、体験談をご紹介します。

 東京都における75歳以上の高齢者の場合を例に、自分の経験をもとにまとめてみましたので、ご参考にして下さると幸いです。

【これまで】

 1 高齢者の運転免許更新の流れ

  1)認知機能検査の受検

  2)高齢者講習受講

  3)更新手続き

 2 認知機能検査とは

  1)受付 認知機能検査はこの時点で始まっている

  2)認知機能検査検査用紙の記入

  3)問題用紙1 「時間の見当識」検査

  4)問題用紙3 「手がかり再生」の準備

  5)問題用紙2 数字選択検査

  6)問題用紙3 「手がかり再生」(自由回答)

  7)問題用紙4 「手がかり再生」(手がかり回答)

  8)問題用紙5 時計描写

 3 認知機能検査の判定はどのように行われるか

  1)認知機能検査の採点方法

  2)総合点と結果の判定

 4 高齢者の運転適性検査 実車指導

  1)出発前

  2)右折とレーン変更

  3)一時停止・徐行

 

 高齢者の運転適性検査 実車指導

 

 認知機能検査で第3分類の人は、実車指導を受けます。第2分類の人は、実車指導の他、運転時の映像に基づいて個人指導も行われます。

 私の場合は、第3分類でしたので、第2分類の人を対象とした講習がどのようなものであるのかは実体験していません。ここでは第3分類の人のために、まとめてみました。

 

 前回までは、認知機能検査の判定法についてお話してきました。今回からは高齢者の運転免許更新の実車指導について、体験を基にお話します。

 実車指導は、自動車教習所が代行していますので、認知機能検査を受けた人は、最寄りの教習所に予約を入れます。

4)車庫入れ

 

 車庫入れは、苦手としている人が多いですが、最初に検査員がコース案内するときに、車庫入れの見本を示してくれます。それをよく観察しておきますと、自分が車庫入れするときの参考になります。

 車庫の手前で、「障害物なし」と声を出しました。私の時には、車庫が右手にありましたので、車庫の手前で車庫側に、ハンドルを少し右に切り、車庫に車を寄せ気味にしました。車庫前で逆方向にハンドルを切り、止まる直前でハンドルを戻しておきます。このときにできるだけ車を前に進めてから止めます。それにより車が車庫に対して斜めとなり、車庫入れがスムーズにできます。

 バックを始める前に、周囲確認をします。特に後方確認はミラーだけではなく、後方確認のゼスチャーをオーバーに行います。ギアを入れ替えてから、ゆっくりとバックをしますが、その時に車の左側の頭が、出っ張りますので、「左前よし」と声を出して、そこに障害がないことを確認したことを検査員にアッピールします。

 後方に身体を充分ひねって確認したり、バックミラーや、サイドミラー、特に左のサイドミラーで障害物がないこと、左側に車庫の壁に充分余裕があることを確認したりします。

 車庫後部に充分近づけていること、車が車庫に対して平行であることなどを確認します。車の一によっては、車庫山車の時に右前の障害物にぶつからないようにするために、必要に応じて幅寄せを行います。

 車庫入れがキチンとできたら、ギアを入れ替えて前進・左折しますが、上述のように、車の右前が障害物にぶつからないように、左後輪が接輪したり、左側の障害物を擦ったりしないように注意しながら車庫山車をします。

 私の場合には、車庫出しして、直ぐに右折する指示が出ましたので、車庫出し後、左寄りにハンドルを切り、右折しやすくして、一旦停止した上で、二段階停止後右折しました。

 心配していた車庫入れを何とか終了しましたので、ホッとしましたが、気の緩みを戒めて、検査を進めました。

 

■ もくじ

 

1.高齢者の運転免許更新のながれ

2.認知機能検査とは

3.認知機能検査の判定

4.運転適性検査と座学

5.まとめ

 

 

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