経営コンサルタントへの道

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■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】 8月第3週 総集編 

2013-08-20 13:27:57 | 知り得情報

■■【経営コンサルタント竹根の起業日記】 8月第3週 総集編 



 【小説・経営コンサルタント竹根の起業日記】は、10年のサラリーマン生活をしてきた竹根好助35歳の経営コンサルタントとしての独立起業日記です。
 これから経営コンサルタントとして独立起業しようと考えている人の参考となることを願い、経営コンサルタントとしての実践を経験的に語るつもりです。

【 注 】
 ここに記載されていることは実在の企業とは何ら関係ありません。


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 経営コンサルタント起業日記を読むポイント

 日記を書いている竹根は、35歳の商社マンです。産業機械部第一課課長、2013年4月1日に経営コンサルタントとしての独立起業を考えています。はたして、最近、部長とぶつかることが多い中、課長の竹根は、サラリーマンを辞めるのでしょうか、それとも、別な道があるのでしょうか。
                   
【発行】
 毎日20時30分頃お届けしています。一部のブログでは、翌朝になることがありますが、ご容赦ください。


 8月第3週 総集編 

八月十一日 気持ちの好悪                     

 日曜日、いつも通り、妻の買い物の支援をした。暑さが続き手入るにもかかわらず、昨日の感動が、余韻として繰り返し押し寄せてきた。何となく、俯瞰的に見ると言うことが実感できたことと、自分が経営コンサルタントとして走り出してきたように思えた。

                     会社の女性社員である平葉さんの協力が、私をその様にしてくれたように思え、彼女に対する感謝の気持ちが強まった。おそらく、私の顔が緩んでいたのだろう、妻が顔を覗き込んだ。その経緯を簡単に話すと、自分のことのように喜んでくれた。

                     その直後、部長の理解のなさを彼女が口にするや、会社の規則に対する不満のような気持ちが高まってきた。


八月十二日 グラフで見えてくるもの

 お盆休みで車の渋滞や新幹線・飛行機が満席・混雑など、相変わらずこの時期のニュースを長々とやっている。

                     自部門の売上分析のために、パソコンに向かう。部長が渋々許可してくれたデータの持ち出しであるだけに、実際に使い物になる資料作成をしなければならないと自分に言い聞かせた。

                     商品分類別のデータを数値で見ているときには、変動がある程度にしか見えなかった。ところがそれをグラフにして見ると、いままで気がつかなかった傾向に気がつく。売れている商品と思った商品群が横ばい状態であり、それを補うようにマイナーな商品がいくつかあることがわかった。ウェブ・マーケティングのロングテールという現状であることが気になる。


八月十三日 妻の実家

                     交通渋滞のニュースがテレビを賑わせている。

                     私は長男、妻は長女であるので両方の親の面倒を見ている。私の母親とは同居をしており、妻の両親は都内に住んでいる。お盆休みの渋滞とは、あまり縁もない。妻と子供を連れて、妻の実家へ向かった。

                     久しぶりに妻の両親に会う。年を取ってしまったのが、何となく淋しい。

                     義父は、私の仕事のことを気にしている。部長に対する不満をちらつかせたら、心配顔である。お役所勤務をしているだけに、上司とのもめ事は心配なのだろう。

                     今日のブログは、セミナー案内である。八月二四日の土曜日にオリエンテーションがあるという。メールでも新規入会者向けに案内が来ていた。早速受講申込をした。


八月十四日 経営コンサルタント自身の実力養成

 今朝の経営士ブログは、【わかりやすい解説】というタイトルで、経営コンサルタントの視点から解説したWebサイトページの紹介記事である。「反面教師」という言葉を使った謙虚な言い回しが気に入った。

                     「経営コンサルタント資格を取ろう」というブログでは、経営コンサルタント自身の実力養成のポイントが書かれていた。実践経験をつんだ人の話を聴くことの大切さが書かれていた。

                     一日中妻の実家にいるのも芸がないので、両親を連れてディズニーランドへ行った。行く前から予想をしていたとはいえ、混雑は予想を遙かに超えていた。それでも長女は大喜び、それを見る義父母は嬉しいそうで、ムダではなかったような気がする。

                     夜、何となく疲労感を覚えながらも、売上データの分析を続けた。

八月十五日 背筋がぞくっとして鳥肌が立つ

 今日は終戦記念日である旨を経営士ブログの【今日は何の日】で知った。

                     戦争経験のある義父母は、朝から厳粛な顔をしていた。戦争を知らない、我々にはわからない何かがあるのであろう。

                     妻が義父母と子供達を連れてデパートへ出かけた。私は、売上データ分析に専念できた。商品分類別の売上データと地域別分類のマトリックスで見始めた。何か見えないものが、ザワザワとしている。ゾクゾクするような気持ちでパソコンの画面に見入った。

                     ライフサイクルの問題が、浮き彫りになってきた。このままでは、産業機械部の将来はないように感じて、先ほどのゾクゾク感が、背筋を寒くする不安のようなものに一気に置き換わった。鳥肌が立つような思いである。このままではいけない!

                     二泊の義父母宅での生活に終止符を打って、自宅に帰った。

八月十六日 キャンプ

 以前からの約束で、子供達をつれてキャンプに行くことになった。秋川渓谷のキャンプ場に、テントを張り、母を含めて誤認のキャンプは、二張りのテントでは少々狭めであった。

                     子供達は、流れのある水が始めは怖かったようであるが、次第に慣れると川の流れのある方に行きたがった。深みの話、低層流の話などを事前にしてある。

                     川の怖さを教える意味でも、比較的安全な場所を選んで、実際に娘を深い方に誘導した。こわごわと私の手を握っていたのが、次第に強くなり、躰にしがみつくようになってきた。彼女の胸のあたりまで入ったときには、半べそをかいていた。

                     夕食は、バーベキューである。あちらこちらの家族が、競争のように始めた。平素はあまり食べられない量をぺろっと平らげた。

                     夜は、キャンプ場主催のキャンプファイヤーに参加して、山の歌を歌った。若き日のことを思い出した。
                     一時間ほどしてから、家族だけで花火をした。平素、街中では花火はできなくなっているので、三連発、五連発という大きな花火も買ってきて打ち上げた。他の家族も楽しんだようである。

八月十七日 鍾乳洞

 東京にもこのような場所があるのかと思うような静閑な山奥、子供達は体験したことのない環境を満喫。

                     東京には有名な鍾乳洞が二つあるという。その一つ、養沢の鍾乳洞は、小さい方であるが、中に入るとひんやり、別世界。四歳の長男は、怖いらしく、母親にべったり。七歳の長女は、怖さと新体験の入り交じった気持ちなのか、私の手を離さず、しかし、自分の興味ある場所に私を引っ張ってゆく。

                     企業経営者も、同じような気持ちで、経営コンサルタントを頼りにしているのだろうか、とフッと思った。

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