(ニワハンミョウ 2012/5/5 山梨県 α300/TAMRON SPAF90)
富士の近くの尾根道で道教えに会いました。
少し青っぽいですがやはりニワハンミョウでしょうね。
道の上など草の無い地面にいて、人が歩いて近づくと少し飛んでは先の地面に舞い降ります。
そこへ近づくとまた飛んでは少し先の方へ・・・。
で、道教えと名が付いたそうな。
昔は郊外へ行けば里山まわりなどにけっこういたんですけどね。
最近は山道も裏道も細道もどこへ行っても舗装道路なったせいか、この虫も見かけなくなりました。
ハンミョウの幼虫は地面に穴を掘って、頭だけ出して通りかかる虫を捕って食べるのですよ。
ですから虫の歩く地面が少なくなると、この虫もいなくなってしまいます。
まだまだ舗装道路なんて街の中心部だけだった頃は道路にも虫が沢山いたものです。
道を歩けば道教えが先へ行き、水溜りには何匹もの蝶が吸水し、
道端の馬糞や牛糞の下にはセンチコガネが輝いていました。
えっ、いつ頃の話かって?、まだトトロがいた頃の話ですよ。
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きょうは久しぶりに風の谷のナウシカを見てウルウルしていました。