KAZのおさんぽ

移り行く季節の中で美しい表情を見せる花や虫たち
みんなに会いにきょうもおさんぽです

ミスジチョウ

2009年06月14日 | 2009年のブログ
梅雨入り早々梅雨の中休みとかで13日の千葉は晴れ。
気象庁も訳の分らない事を言うなあ~なんて思いながらも撮影が出来るので大歓迎。
ちょうど今が見頃のミスジチョウを探しに、千葉市の郊外へ行ってみました。

街中でも見られるコミスジは5月から9月頃にかけて3回程度発生しますが、ミスジチョウは1回だけ。
平地から山地にかけてのカエデの多い渓流沿いなどに、6月から7月頃に姿を見せます。
ただ個体数が少ないうえに樹上性ですから、なかなか撮影チャンスに恵まれない蝶です。


(ミスジチョウ 2009/6/13 千葉市 α300/TAMRON AF55-200)
千葉市でも中心部から10kmも離れた郊外まで出かければ、カエデの梢を飛ぶミスジチョウに出会います。


(ミスジチョウ 2009/6/13 千葉市 α300/TAMRON AF55-200)
毎年上を見上げて指をくわえて見ている事が多いのですが、今年はそばまで下りてきてくれた個体がいました。


(ミスジチョウ 2009/6/13 千葉市 α300/TAMRON AF55-200)
コミスジにそっくりですが、一回り大きく、1本目と2本目のラインが綺麗に環状に繋がって見えます。
またコミスジに比べて、特に前翅が横に長い印象を受けます。


(ミスジチョウ 2009/6/13 千葉市 α300/TAMRON AF55-200)
コミスジは草原の花に良く来ますが、ミスジチョウはいつも高い梢を飛んでいます。
ただ、暑い日の午後などに、こうやって木陰の地面などに吸水に降りて来ることがあります。


(コミスジ 2009/5/18 千葉県君津市 α300/TAMRON AF55-200)
比較のためコミスジの写真をアップしておきます。
1本目と2本目のラインは途中で切れている様に見え、1本目は!型をしています。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

コミスジの食草はマメ科、ミスジチョウはカエデ類です。