KAZのおさんぽ

移り行く季節の中で美しい表情を見せる花や虫たち
みんなに会いにきょうもおさんぽです

川辺の蝶たち

2009年04月23日 | 2009年のブログ
日曜日にミヤマチャバネセセリを探した川原の道沿いには、他にも何種類かの蝶が見られました。
もう既に春も盛りを過ぎ、そろそろ若葉の季節。
春一番の蝶のなかにはそろそろ終焉を迎える蝶も出てきます。


(ツマグロヒョウモン♀ 2009/4/19 千葉県 SONY DSC-R1)
数年前から関東に勢力を伸ばした温暖化の旗手は、もうこんなに早い時期から元気いっぱいです。
この分じゃ南房総あたりはもうすぐサンゴ礁かな。


(ツマグロヒョウモン♀ 2009/4/19 千葉県 SONY DSC-R1)
そうは言いながらも、見れば見るほど綺麗なヒョウモンですね、ほれぼれします。


(ツマキチョウ♀ 2009/4/19 千葉県 SONY DSC-R1)
今年もツマキチョウの♂とは相性の悪いままでした、なかなか♂の綺麗な写真が撮れません。


(ツマキチョウ♀産卵 2009/4/19 千葉県 SONY DSC-R1)
ツマキチョウの♀が卵を産んでいました。
幼虫は様々なアブラナ科の蕾・花・実を食べて育ち初夏には蛹になって夏・秋・冬を蛹で過ごします。
桜と共に舞い始めたツマキチョウもそろそろ終焉、春の儚い命です。


(ウラギンシジミ♀ 2009/4/19 千葉県 SONY DSC-R1)
こちらは成虫越冬のウラギンシジミ、ウラギンシジミはこれから藤の花などに卵を産みます。
ウラギンシジミは多化性で、6月頃には次の成虫が出てきます。


(ツバメシジミ♂ 2009/4/19 千葉県 SONY DSC-R1)
小さな青いシジミチョウも飛んでいました、青いシジミチョウを見るのは久しぶりです。
後翅に小さな尻尾が付いていますからツバメシジミですね。

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ミヤマチャバネセセリなどの希少種については詳しい地名の記述は差し控えます。
同日撮影の本日アップ分も念のため同じ標記といたしました。