岩波書店月刊誌 世界3月号の特集は経済安保の裏側と維新の政治改革の幻惑
経済安保て?いままで聞いたこともない概念、なぜかここにきて政治テーマとして浮上している。
経済と安全保障がどのように結びつくのか、推進のための一括法案が国会に上程されてる段階にも
関わらず、その概念も、政策の内容も目的もつかみにくい。
ナショナリズムの論理を経済分野まで及ぼそうとするものではないか。
アカデミズムや企業の研究技術開発を軍事に動員しようとするものではないか
経済分野でも軍拡競争にひた走るということでいいのか・・・特集では検証をしている。
ルポで青木理氏が町工場VS公安警察としてルポ大河原化工機事件をとりあげている、いわゆる公安警察
によるでっち上げ事件 中国への部品輸出の一部が生物化学兵器の製造に転用可能だとしてこじつけの
でっち上げ、結局裁判で勝訴になった、卑劣きわまりない事件
あとは 動員される科学技術と研究者 官僚たちの経済安保-自国ファーストの影で
なぜ資源・食料の自給を語らないのか?
第二の特集は維新
維新がやってきた大阪府政 市政を検証する内容 特に教育現場での維新の姿勢の不条理なことが目立ち
摘発している、子供も 学校も 地域もばらばらにする維新の教育方針
身を切る改革といいながら・・・抜け道だらけ。そこまで身を切る改革というなら政党助成金を受け取るな
といいたい、ちまちました経費だけを削減しろといいながらいかにも身を切ると見せかける手法、国民は
身を切る改革 自分は肥やす改革というのが正しいのではないかと思える。
また維新の議員の犯罪の多さが異常に多いのが驚く事態、パワハラ 恐喝 など多数・・
それでもなぜ大阪で維新が支持されるのか・・・これは自論ですが、東京から戻ってきて感じたのは
維新の吉村や松井 橋下がやたら在阪テレビ局の番組に出ている、コロナ1年目は吉村が毎日テレビに
でてきてぶら下がり会見などをやって、いかにもやってる感を演出している、このマスコミの露出が大きい
のと大阪の東京にはまけないという変なコンプレックスを刺激してるのではないかと思う、たしかに自分も
東京で仕事するまでは自分は関西人だという変な意識があったように思えるし東京に負けないという意識も
あったように思える、そのあたりの意識をうまくくすぐるのではなかと思う、まあ横山ノックを知事にする
ぐらいだから仕方がないといえば仕方がないが・・・
最後に維新は野党ではないゆ党である。