My Song My Foolish Heart

4月に12年の単身赴任が終わりました!、山が好き、キースジャレットが好き、街道歩きが好き、2012年中山道を完歩しました

阪急電車 有川浩

2008-02-18 10:15:36 | 読んだ本

本のタイトルを見ただけで、無条件で買うことにした本です、TVで紹介があってまちがいなく買いにいこうと・・・

読んでみるとおもしろい・・・一気に一冊を読んでしまいました。

阪急電車、関東でいえばちなみに東急という感じでしょうか・・・山手の高級住宅街を走るイメージのある電車です、ちなみに南海が京成 阪神電車は京急 近鉄が・・東武+西武 泉北高速は北総公団鉄道と・・

阪急は一番縁のある電車だろう、なんといっても買った家は阪急京都線長岡天神駅徒歩15分(今は人に賃貸中ですが・・・)大阪の会社に通勤で阪急特急を毎日、千里山の親戚にも阪急、甲子園球場にいくのも梅田まで阪急、そこから阪神乗換え、就職活動も阪急で、

今回の物語は宝塚から西宮北口までの今津線、幼い頃の記憶の断片に逆瀬川から父親と電車にのって神戸にいった記憶があります、たぶん3歳4歳ぐらいだろうと思いますが、その時に乗った今津線の車窓が記憶にしっかり残ってます、たぶん小林から仁川のすこし田舎的な風景がひろがる・・・その車窓がなぜか頭にこびりついてます。






ものがたりは、西宮北口にむかう電車の中のたった15分のものがたり、それぞれの駅でのってくる客の人生をものがたりに、またでてくる人物が電車内でうまくからまってるところがものすごく面白い。

本は西宮北口までは15分じゃなくて一時間読むのにかかりますが(笑)

西宮北口発宝塚いきの折り返し電車で、登場人物のその後の姿が、また複雑に駅ごとにからまっていく、おもしろさ・・・・

それにしても、関西では阪急といえばやはり、ええとこの電車、おしゃれな電車、一番わかりやすいのは神戸に行くときにのる阪急・・・ 芦屋川  岡本 六甲 夕方の社内はお嬢様学校の制服を着た女子中学生や高校生、六甲では松蔭のお嬢様 岡本でもお嬢様・・・・おしゃれな奥様・・・

反対に阪神電車は尼崎センターープールの競艇 甲子園競輪   

恋のはじまり、別れの兆し、そして途中下車

征志・・・・運命の女性に出会う(宝塚駅)

翔子・・・呪いの願をかける(宝塚南口駅)

時江・・・犬を飼おうと思う(逆瀬川駅)

翔子・・小林駅で途中下車(小林駅)

ミサ・・・別れの覚悟をする(仁川駅)

悦子・・年上の彼の話を披露(甲東園駅)

圭一・・初めての恋の予感(門戸厄神駅)

そして電車はおりかえす!(西宮北口駅)

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