たまに買って読む岩波書店の月刊誌 世界 大学生のころによく読んでいた。
世界の編集長の安江良介さんが大学で講演をされたのも聴きにいった、ちょうどそのころは
韓国の光州事件のころでその話だった。
特集 抵抗の民主主義
今日がそうであるように、明日もそうであるに違いない。
そのように私たちは考えがちだ。だって昨日もそうだったのだからと
しかし表現の自由やへ平準化された医療サービス、安定した気候 そして民主主義 当たり前に
思っていた存在が、よく見てみると、異なる相貌に変わりつつある。
民主主義の核心である政治的決定への参加や自己統治への浸食が世界的に拡がるとともに
ポピリズムも権威主義への支持も拡大した。
だが民主主義の後退に抵抗し、さらにその過程で民主主義を獲得しなおす行動もまた」拡大の
兆しを見せる。今日とは違う明日 よりリベラルで民主主義を構想する。
リベラル・デモクラシーをいかに維持するか ヤシャ・モンク
批判なき時代の民主主義 山本圭
気候危機の時代における、資本主義VS民主主義 斎藤幸平
文明転換への挑戦 佐々木 寛
統一30年 危機と対峙するドイツ市民 梶村太一郎
新たな規範を打ち立てる市民の力 目加田説子
世界と暮らしをつなぐこと 核兵器廃絶に向けた地方自治体の可能性 中村桂子
醜悪で滑稽な覇権志向 多国間主義を忌避する日本
ルポで斎藤貴男さんのコンビニ絶望経営(上)
あるオーナー店長の死 東日本橋一丁目店の悲劇
ほんとにめちゃくちゃな本部 ドミナント戦略で周辺出店強化で売り上げ低下
バイト代を減らしオーナー家族で働く長時間、息子は自殺し、オーナーは行方不明
北海道で発見されてその後死亡・・いかにコンビニは非人間的かというのがよくわかる
ルポ・・