物理と数学:老人のつぶやき

物理とか数学とかに関した、気ままな話題とか日常の生活で思ったことや感じたこと、自分がおもしろく思ったことを綴る。

雷の音は?

2015-05-05 13:14:32 | 日記
「雷の音はなぜ鳴るのか」という説明を新聞で見かけた。これは5月2日の朝日新聞である。

負の電気と正の電気がどうしてうまく分離するのかの説明はよくはわからなかったが、雷の音の出る理由はわかった。

それによると、電流が雲と地上の間で流れるときに電流が流れているところの空気が1万度以上になり、周囲の空気が高熱で爆発的に膨らんで空気が震えるのだという。

それがゴロゴロだとかバリバリだとかの音として聞こえるのだという。大体空気は不良導体だから、空気中を電流が流れるには上空の雲と地上の間にとても大きな電圧差がなければならない。

如何に不良導体でも電圧がとても大きかったら電流は流れる。誘電体というのは一般には電流が流れないと言われているが、それとてあまりにも大きな電圧がかかれば、高電圧破壊をして電流が流れる。

E大学の定年前の10年くらい電気電子工学科に所属していたので、そういう材料を研究している研究室の学生の卒論発表を聞く機会が何回かあった。

教育ビッグデータ

2015-05-05 11:43:47 | 日記
今日の朝日新聞によれば、ビッグデータの活用が教育の分野にも及んでいるらしい。これは中学校や小学校でどういうところで子どもたちがつかえているかをデータとしてつかみ、その人に適した学習法を提案するという方法が開発されているという。

それがどのくらい成功を収めているのかはまだ未知数だが、そういうことが教育関係の企業の関心事であるらしい。

それについて私がなんでも利益に向けるというその考えに私がそういうのは嫌だと言ったら、妻が言うにはまだそれくらいなら許せるのではないかという。

というのは、すぐに戦闘機を買ったり、兵器を売ったりすることで利益を得ようとしているではないかという。確かに教育分野でのビッグデータの活用には私などにはアレルギーがあるが、それは軍事産業の繁栄だとか利益を得ることに比べればまだ許容範囲であろう。

資本主義というのはあくまでも利益を得ることを目的とする。それがたとえ社会の軍事的な安定に反対のものであったとしても。