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綜絖終わり

2020-06-14 | 機織り

昨日からずっと雨です。

時々強く降る。

きょうは1万歩は中止して、綜絖を終わらせました。

計算では糸が少し余る予定でしたが、2本足りないだけで何とか収まりました。

途中で3本足して、最後で1本余ったので、2本足りない計算ですよね????

最後の1本はついでに通しました。

初めの数え間違いと思われますが、何事も現場合わせの私、これで行きたいと思います。

緯糸は以前に使った残り。メーカーは別です。

黄色に合う色が難しい。けど手持ちの糸で。

数年前に織ったオーバーショット。

懐かしいなあ。

教室が解散になっても、先生と会ったとき、つぎこれやりなさいと織り方のメモ、いただいたのでした。

組織図のいい本がないので、Pinterestでせっせと探していた日々。

これが一番難しかった。間違ってもなかなか気が付かず、だいぶ織ってからほどくことも何度か。

機織りって、いいのが織れたら嬉しい自己満足の世界でしょうか。時間が潰せるのは確か。

本読んだり、機織りしたり、って一人でできることばかりしている私。



姑様のアジサイ、いただいてきました。

去年は施設に届けたのに、とりあえず7月末までは面会禁止。そのあとは7月末に決めるそうです。

認知症が進んでいるので、寂しがってはないと思いますが、私はともかく夫のことは憶えていてもらいたいものです。

昔、祖母が「気の強い姑に8年も辛抱した」と話すと、母が「私はもう13年も一緒にいる」と突っ込んでいました。

姑様と私の御縁は延々47年になります。長寿社会もここまで。

姑様の住んでいた4階、いまだほとんど片付いていません。たまに行ってその様子を見るとテンション下がるけど、夫も義妹もまだ生きているのに捨てるのは忍びないのでしょう。世の中、理屈で割り切れることばかりではないので仕方ないですよね。


本日の小ネタ。

先日、掃除機を二階へもって上がる労力を半分にする画期的な方法を考えつきました。

それはこうです。

階段をホウキで掃き下ろし、一階を掃除機かけて、二階に運び上げ、二階を終えたらそのまま置いておく。

次には二階→一階と掃除機掛けて一階に置いておく。

いかがでしょうか。

毎回掃除機持っての一往復が、二回で一往復。労力は半減しました。

私ってなんて頭いいんだろうって、嬉しくなって夫に自慢したら、相手、きょとんとしていました。言ってることの意味が分からなかったのかも。まあいいわ。

小さなことに喜べる人生でありたいって、お釈迦様も言ってなかった?言ってなかったかも。

小ネタつながりで、バナナを吊るして保存するのはやめました。

ある時、皮の一部を残して熟したバナナが自重で落下、現場見たわけではないけど、すぐ下に落ちていたのできっとそのはず。夫に笑われ、かつ呆れられた。

以後バナナは普通にそこらへんに置いています。

明日は雨が上がるそうで。期待しています。

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縮緬と縮

2020-06-14 | 断想

さっき、ある方のブログを拝見していたら、近所の男性が縮緬の下着上下を着て、畑仕事をしていた・・・とあった。昭和のスタイルだと。

これ、前後の流れから縮のことだと思うけど、わざわざ指摘するのは遠慮した。

縮緬はほとんどが絹織物というか、絹以外には殆どしない織り方と思う。

経糸は撚りをかけず、緯糸は左巻きに強く撚りをかけた糸(強撚糸)と、右巻きを平織りで交互に織り込み、あと薬品で処理したら、布が縮んで独特のしぼのできる織物。だそうです。

おとなしい縮緬は地方によって式服にもするけど、おしゃれ着にも。とろんとした風合いで体によくなじみ、女性っぽい。竹久夢二の絵の女性は縮緬のイメージ。

縮は絹や麻でも織るらしいけど、下着なら木綿でしょうね。撚りのかかった緯糸で平織り、夏用に肌にまとわりつかない織り方。

そう、昭和のお父さんたち、この縮の上下を愛用していましたね。家の中のくつろぎ着だけど、ちょっと近所なら許されていた。

自転車の後ろに農具(名前はちょっと思い出せない。長い柄の先に泥をすくう幅の広い刃の着いたもの)を括り付けて、田んぼの水の見回りなら、当然OK。麦わら帽子は必須。

そのうち、作務衣風、夏の甚平セットが出回るようになってすたれたと思いますが。

昭和40年ころ、この縮の上下の上に兵児帯締めて、カンカン帽かぶり、足元は革靴だったか、下駄だったか聞き漏らしましたが、宇高連絡船に乗る人を見たと父が申しておりました。よそ行きのつもりかな~?と。

下着を小物で強引によそ行きにする・・・すごいなと思いました。

とは言え、女性も当時は家ではスリップ姿=シミューズがなまったシミズ姿、ブラジャーなしでいましたよね。

直木賞受賞作、「青春デンデケデケデケ」では主人公のおかあさんが、自宅でお茶教えるのもシミズ姿とあります。昭和感満載。

だから、その時の感覚で言うなら、すぐそばの畑だし、縮の上下でも今の時代にもぎりぎり許容範囲かなと私は思います。

というか、いまだにそのスタイルの人がいることに連綿と続く夏の普段着の歴史を感じるのでした。

これぞ夏の定番スタイル。植木等、縮上下で踊りまくる。https://www.youtube.com/watch?v=Y-_AKuZefSM

 

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