その頃はお舅様の法事や墓参りなどがよくあったけど、お姑様が私を当てにすることは全くなく、嫁に出した娘を前日から呼んで準備するので、ものすごく戸惑っていた。そのことを縷々書いている。
おやおや、また愚痴になっていますね。
でもまあこういうことはその家、その家のやり方があり、それで通っていくのも事実。手伝いはおろか挨拶に行っても嫌がられるので(手で追い払われたり)近寄らないようにしていたけど、思い出すといまだに悔しい。そんなに嫌わなくても。ねぇ。
私には娘がいないので、里帰りした娘がどんなにかわいいか、残念ながら実感できない。
話のついでに、夫にそのことを言わざるを得なくなり、突然大泣きしたのもこのころ。この私としたことが。でも泣いたのはその一回だけ。それ以後はその話もしない。それは私のささやかなプライド。実家の親にも、泣き言は一度も言ってません。
庭の半夏生はんげしょう、よく見るともう花が咲き始めて、特徴のある白い葉も。ドクダミの仲間です。
しかし、もう、びっくりです。
夏が来るのが早すぎ。
半夏とは二十四節気の一つ夏至から数えて11日目からの数日、七十二候の一つだとか。
今年は半夏の始まりは7月1日でその頃咲くので半夏生。気候がひと月も早い。
子供のころ、母が「半夏する」というのをよく聞いていた。
半夏はその日までに田植えを終えるべき目安で、田植えの打ち上げの意味があった。と言っても、昔の質素な暮らしでは宴会するわけでもなく、ランチに行くこともなく、昼間からちょっと横になって骨休めできるくらいの意味だったと思う。
でもこの半夏という言葉には、無事田植えが終わってほっとした季節の感じがする。
稲はまだ植えたばかりで田んぼの水面が見え、ツバメが急降下して虫とったり。家の周りが二週間くらいで麦畑から一面の水田になるので見た目も涼しく、実際に涼しくてすがすがしい季節でした。
下校時、ずっと向こうまで見通せるのもすっきりした気分。
子供のころは全然見ない花でしたが。湿った林の縁などにあるらしい。半日日影の我が家は適地ですね。日差しが強すぎると弱るらしい。
今年はどの花も半月くらい早かったけど、ここに来て一か月近く早い。どうなりますやら。
マンション、最上階角部屋に引っ越した息子、暑いでしょと聞いても大丈夫との返事。風通しがいいのでまだ暑くないのかも。
我が家は涼しい家なので、家にいる限り、真夏でも私一人ならエアコンなしで過ごします。
窓をすべて開け放して風を通す。風、大好き。風に吹かれると生き返った気がする。
連日出歩いていたので、きょうは一念発起、家にいて寝ている部屋の整理した。夫が腰を痛めてベッドに寝なくなってから、七畳、床の間付き(床の間は改築して窓付きの物置の場所)という狭いのか広いのかわからない部屋に私一人で寝ている。
人を通さない部屋なので、ついいろいろなものを置いて、見ないふりしていたけど、梅雨前に片付けることにした。
マットレスはレジャーシート敷いて外で干した。障子も外してベッドの後ろに隠していたけど、障子紙外して洗い、素通しで元の場所に入れる予定。
そして要らないものは捨てる。
20年くらい前の日記帳が出てきた。子供は大学生、高校生、中学生。
愚痴や心配事、人の悪口ばかり書いている。そこに書いて気持ちの整理していたとしても、読み返して、私ってなんて感じ悪い人間だろうと気分が悪くなった。
心が貧しいというか、毎日の暮らしに喜ぶことを知らないのはせっかく生きていて時間がもったいない感じ。
・・・・・・
時間がいろんなことを解決してくれるのだなあと、きょうは思った。昔の嫌な思い出はもう振り返らない。今とこれからを楽しく。
ちょっとした心配事はいつもあるけれど、健康で、人と仲良くやっていればそれでよし。
そのことに気づかせてくれた古い日記帳。私自身に急に何かあってもいけないのでもう捨てましょう。
本日の歩数は5,624歩。残念。マスク着けて歩くのも暑い。
・・・・の部分は書いて気が済んだので下書きへ移動しました。アクションくださった方、お詫びします。