山梨 ちょこっとドライブ その１ （ 法喜山 上沢寺 ）

　娘が、東京に遊びに出かけてしまったので、だんなさんと二人でちょこっとドライブです。
「今年は、まだ紫陽花を見に行ってないね～。」
ということで、いつも息子のところに行くときに通るだけで、ゆっくり訪れたことが無かった山梨県で紫陽花のたくさんあるところを探しました。
山梨では紫陽花のお寺で有名な”小室徳栄山　妙法寺”に行くことにしましたが、途中でこの道を通るたびに話題になる”さかさ銀杏”のお寺”上沢寺”にも立ち寄ることにしました。
上沢寺は、「文永十一年(一二七四)初夏、日蓮聖人巡錫のとき身代りとなった白犬供養のために、聖人身延入山のときに手にして来たイチョウの杖を墓印に立てたのが現在のお葉つきさかさイチョウであると伝えられている。国の天然記念物の銀杏七本の中の一本である。
　よく繁茂して葉に結実し、中には犬歯に似たものもある。毒消しイチョウとして信仰者に頒っている。」（身延町ホームページより）



　　　
　　　これ以外にもいくつか看板が出ています。

　息子のところ（長野県）に富士市から行くのには、朝霧高原を通って、精進湖バイパスを抜けて、甲府南ＩＣから中央高速に乗るコースか富士川橋を渡り、芝川を通って、５２号線を北上、増穂ＩＣから双葉、中央高速に乗るコースのどちらかで行くのですが、私は、精進湖バイパスのクネクネ坂道が苦手、５２号線の洞門（山からのがけ崩れや落石を防ぐためのものらしい？）が好きということから、この道を走ることが多いのです。（距離的には、精進湖バイパスを通るほうが短いらしい？）

　　　　　
　　　洞門通過中　等間隔の柱の間から外の景色や光が目に飛び込んできます

　まるで、走馬灯のような感じがとても好きです。春には、芝川から５２号線に出るまでの間には、見事なしだれ桜に出会えますし、身延辺りでも美しいしだれ桜に出会えるお気に入りの道です。でもいつもこの道を通る時は、朝早くか夜遅くのことが多いので、なかなかこの”さかさ銀杏”を見ることが出来ませんでした。


　　　
　　　法喜山　上沢寺　　


　　　
　　　本堂

　このお寺は、植木は床屋さんに行ったばかりのようで、お庭全体もぴちっと整然としていて、優等生のようでした。梅の木、桜の木、ツツジ、紫陽花、ノーゼンカズラ、百日紅・・・と折々の季節のお花が楽しめそうなお寺でした。


　　　　


　　　
　　　オハツキイチョウ　樹齢・伝承年　７００年　　幹周　６．８ｍ　　樹高　２３．０ｍ　

　とても大きな木です。


　　　
　　　葉っぱもいっぱい、元気な感じ


　　　
　　　お守りするのは、小さめだけど、逞しい狛犬くんたちです。


　　　　
　　　普通のイチョウは葉と実が別々ですが、このイチョウは葉の上に実が付くそうです


　　　
　　　秋に色付いた銀杏を見たことがありますが、まだ青い実を見るのは初めて
　


　　お寺紹介　　法喜山　上沢寺　（ほうきざん　じょうたくじ）
　　　　　　　　山梨県南巨摩郡身延町下山　２７６
　　　　　　　　℡　０５５６６－２－５１１８


　秋になって紅葉したところも見てみたいです。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　その２につづく