さて、私たちの佐渡島旅行、最後の挑戦?は、「たらい舟」です。小木港近くで「たらい舟」に乗れるのは、「小木港 力屋観光汽船」と「矢島・経島 矢島体験交流館」の2ヶ所です。私たちは、宿根木からの帰り道、後ろに赤い橋の見える「矢島・経島 矢島体験交流館」で「たらい舟」に乗ることにしました。
『 矢島・経島
矢島は良質の竹を産した所で、源頼政が紫宸殿で怪物「ぬえ」を退治した時の矢は、ここの竹であったと伝えられる。
経島は、日蓮上人の赦免状を持って佐渡に渡ろうとした弟子の日朗が漂着し、読経をして一夜を明かした所で頂上には日朗の石像が安置されている。』(頂いたパンフレットより)
日朗が静養された寺の跡地に建てられた「日朗塔」
受付けで、山のお花を見にいらしたという姉妹とお話をしていたら、その方たちは、
「ここは入り江で、波も穏やかなので・・・。」
とおっしゃっていました。流石「山ガール」、きちんと天候などのことも考えているなあと感心しながら、美しいお花の写真をたくさん見せて頂きました。
複雑な入り江で、ワカメ・サザエ・アワビなどを採るために、実際の漁に使われている「たらい舟」
もちろん、この舟は、観光用のものですが、笠を被り、絣の上着を着た女性が操るとスイスイと自在に進みます。
海は澄んでいて、底の魚や貝などを見ることができます。(真ん中がガラスになっています。)
山の緑も、海の緑もとても綺麗でした。
面白い形の「枕状溶岩」
緑のこんもりした小さな島「矢島(右)・経島(左)」
船頭さんの女性は、たらい舟を器用に操りながら、様々なお話をしてくださいました。佐渡情話の元になったお光さんのお話も興味深く聞きました。
入り江の周囲には遊歩道が整備されていて、ぐるーっと一周することができます。
「矢島」の由来となった「鵺退治」のお話ですが、静岡県にも関係する地名が残っています。興味のある方は、以前のご紹介のページ を見てね。「鵺(ぬえ)」の文字を見た時に、何故かうなぎが食べたくなってしまったのは、このときのイメージが残っていたためか・・・?
施設紹介 矢島体験交流館 新潟県佐渡市小木 365-1番地
☎ 0259-86-2992
帰りは「小木港」から「直江津港」まで、高速カーフェリー「あかね」に乗って、1時間40分の船の旅です。
だんなさんは、宿根木海岸でも矢島・経島でも小木港のフェリー乗り場でも海の荒れ具合を気にかけていた様なのですが、私は全然気にしていなくて、この「あかね」の先頭のお席に座って初めて
「揺れたらどうしよう・・・?」
とドキドキしました。新潟港から両津港に向かう船のじゅうたん席の「地元の方の酒盛り」の情報ばかり気にして、帰りの船も1等椅子席(ちなみに2等も椅子席でした💦)にランクアップしたのでした。
何故か?船の先頭の眺めの良い1等席は、私たち二人だけ・・・💦
がら~ん!
その上、白いジャケットを着た乗務員の方が私たちのところに来て
「今日は海が荒れています。このお席はこの船で一番揺れてしまうお席ですが、ご気分が悪くなったら、後ろのソファで横になってください。」
とおっしゃいました。だんなさんは、この手の揺れには自信があるようで、へっちゃらぴーの涼しい顔をしていますが、私はこのお話だけで血の気がすーっとひいてしまいました。
こんなに船って揺れるのかと思うほど揺れました! 私は気を紛らわすため、島内で買った「かたいかりんとう」を食べ続けてこの難関を乗り切りました。
🎵 海は荒海 向こうは佐渡よ🎵 (ほんとに荒海だわ~。)
もう少しだけ つづく
『 矢島・経島
矢島は良質の竹を産した所で、源頼政が紫宸殿で怪物「ぬえ」を退治した時の矢は、ここの竹であったと伝えられる。
経島は、日蓮上人の赦免状を持って佐渡に渡ろうとした弟子の日朗が漂着し、読経をして一夜を明かした所で頂上には日朗の石像が安置されている。』(頂いたパンフレットより)
日朗が静養された寺の跡地に建てられた「日朗塔」
受付けで、山のお花を見にいらしたという姉妹とお話をしていたら、その方たちは、
「ここは入り江で、波も穏やかなので・・・。」
とおっしゃっていました。流石「山ガール」、きちんと天候などのことも考えているなあと感心しながら、美しいお花の写真をたくさん見せて頂きました。
複雑な入り江で、ワカメ・サザエ・アワビなどを採るために、実際の漁に使われている「たらい舟」
もちろん、この舟は、観光用のものですが、笠を被り、絣の上着を着た女性が操るとスイスイと自在に進みます。
海は澄んでいて、底の魚や貝などを見ることができます。(真ん中がガラスになっています。)
山の緑も、海の緑もとても綺麗でした。
面白い形の「枕状溶岩」
緑のこんもりした小さな島「矢島(右)・経島(左)」
船頭さんの女性は、たらい舟を器用に操りながら、様々なお話をしてくださいました。佐渡情話の元になったお光さんのお話も興味深く聞きました。
入り江の周囲には遊歩道が整備されていて、ぐるーっと一周することができます。
「矢島」の由来となった「鵺退治」のお話ですが、静岡県にも関係する地名が残っています。興味のある方は、以前のご紹介のページ を見てね。「鵺(ぬえ)」の文字を見た時に、何故かうなぎが食べたくなってしまったのは、このときのイメージが残っていたためか・・・?
施設紹介 矢島体験交流館 新潟県佐渡市小木 365-1番地
☎ 0259-86-2992
帰りは「小木港」から「直江津港」まで、高速カーフェリー「あかね」に乗って、1時間40分の船の旅です。
だんなさんは、宿根木海岸でも矢島・経島でも小木港のフェリー乗り場でも海の荒れ具合を気にかけていた様なのですが、私は全然気にしていなくて、この「あかね」の先頭のお席に座って初めて
「揺れたらどうしよう・・・?」
とドキドキしました。新潟港から両津港に向かう船のじゅうたん席の「地元の方の酒盛り」の情報ばかり気にして、帰りの船も1等椅子席(ちなみに2等も椅子席でした💦)にランクアップしたのでした。
何故か?船の先頭の眺めの良い1等席は、私たち二人だけ・・・💦
がら~ん!
その上、白いジャケットを着た乗務員の方が私たちのところに来て
「今日は海が荒れています。このお席はこの船で一番揺れてしまうお席ですが、ご気分が悪くなったら、後ろのソファで横になってください。」
とおっしゃいました。だんなさんは、この手の揺れには自信があるようで、へっちゃらぴーの涼しい顔をしていますが、私はこのお話だけで血の気がすーっとひいてしまいました。
こんなに船って揺れるのかと思うほど揺れました! 私は気を紛らわすため、島内で買った「かたいかりんとう」を食べ続けてこの難関を乗り切りました。
🎵 海は荒海 向こうは佐渡よ🎵 (ほんとに荒海だわ~。)
もう少しだけ つづく
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