片貝孝夫の IT最前線 (Biz/Browserの普及をめざして)

Biz/Browserの黎明期からかかわって来ました。Bizを通じて日常を語ります。

父は汗っかきだった

2012年09月04日 | 子供時代の思い出
父は、いつも手ぬぐいを首に巻いて、ひと結びしていた。
畑仕事や山仕事をして、大汗をかいて、手ぬぐいで拭っていた。
父の手ぬぐいはびしょ濡れで臭かった。
しかし嫌いではなかった。家族を守る臭いだった。
だから私も小学校で手ぬぐいを首に巻いていた。

小学校4年の時だ。
担任の浦野先生が、突然、みっともない格好するな!と私に注意した。
何のことか分からなかった。
きょとんとしていると、手ぬぐいを首に巻くのはやめろと言う。
その時、先生の大学時代の友人が都会から遊びに来て、教室の出入り口に居た。

ああそうなのかと思った。
こんな田舎の子の教師をしているのが恥ずかしかったのかと。

大好きな先生だった。
しかし、情けない教師だと思った。

なぜ今日そんなことを思い出したのか分からない。




最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (妹より)
2013-01-04 13:15:46
そうそう、とっても汗かきな父でした。家族のために働き続けた父でした。
返信する

コメントを投稿