IBMユーザ会が箱崎事業所であった。
講師のお一人が東京海上日動システムズの横塚社長。
横塚さん、声高らかに「SEが日本復活のトリガーを引く」と力説する。
会社を横断的にみてビジネスプロセスを書けるのは情報システムのSE。
製造業には設計部門があるが、サービス業にはまともなものがないサービス設計部というのはない。
サービスをビジネスプロセスとして確立することで、初めてお客様の期待に応えられるという。
日本はまれに見るきめ細やかなサービスのできる社会。
それを気働きだけではなく、ビジネスプロセスとして定義することが重要と、実際に体験した事例を挙げながら説く。
そして、それができるのはSEだという。
なぜSEかというと、会社を横断的に見られる、現場から距離を置いているので冷静に見られる、業務フローを書くのに慣れている、などを挙げている。
同様な内容が日経コンピュータの最新号に書いてある。
講師のお一人が東京海上日動システムズの横塚社長。
横塚さん、声高らかに「SEが日本復活のトリガーを引く」と力説する。
会社を横断的にみてビジネスプロセスを書けるのは情報システムのSE。
製造業には設計部門があるが、サービス業にはまともなものがないサービス設計部というのはない。
サービスをビジネスプロセスとして確立することで、初めてお客様の期待に応えられるという。
日本はまれに見るきめ細やかなサービスのできる社会。
それを気働きだけではなく、ビジネスプロセスとして定義することが重要と、実際に体験した事例を挙げながら説く。
そして、それができるのはSEだという。
なぜSEかというと、会社を横断的に見られる、現場から距離を置いているので冷静に見られる、業務フローを書くのに慣れている、などを挙げている。
同様な内容が日経コンピュータの最新号に書いてある。
会社を横断的に見られるのはSEでなく経営者自身ではないでしょうか。
偉そうなことは全くいえませんが、情報システムは単に効率化の問題だけでなく
将来的な経営のあり方を見据えた「概念モデル」が存在すると思います。
したがって、To-Beモデル、新たな事業モデルなどを外部のコンサルやSEなどに
頼む経営者はだめで、事業モデル、組織、プロセスそのものはその企業 の生命線であり
それを考え、決めることが経営者の使命だということを最近学びました。
そこは外部の経営コンサルタントにもSEにもできないことだと思います。
それが日本の情報システムの課題だと感じています。
現場で生起する物事の上位層には物事をまとめるための何らかの 抽象概念が絡んできます。
その最上位には「経営の視点」があります。
1)概念というのはすごい力を持っている、
2)いくらTOBEモデルを分析しても新たなシステムの設計には役立たない、
3)視点とか概念というのは結局それより下位の層のに存在する雑多に存在する物事をどう意味付けるか、という意味付け作業である。
4)現場(下位層)の事実をいくら集めても上位概念の視点にはならないが、一方その状況を知らないで上位概念の視点はできない。
これら抽象化された新しい視点は限られた特殊な能力と意欲を持った人
でなければ創造することはできないでしょうが、それはSEでなく、トップとその能力ある人が
作ってゆくことだと思います。SEに依存することから脱出する必要があるのだと思います。
私はCIOなどいらない、経営トップが自ら考えよ!という考えですので、まったく同感です。
横塚さんの本心は、SEにエールを送りたかったのだと思います。
自ら経営者になったつもりで頑張れと。
業務改革を断行する経営者の下に、志あるSEが集まってやればできるということと理解したのですがいかがでしょうか。
ともあれ、素晴らしいご意見ありがとうございました。
気持ちが晴れます。