片貝孝夫の IT最前線 (Biz/Browserの普及をめざして)

Biz/Browserの黎明期からかかわって来ました。Bizを通じて日常を語ります。

活気あふれるシグマクシス

2008年08月29日 | Biz/Browser
倉重さん。シグマクシスの社長。日本IBMの副社長から、プライスウオーターハウスの社長、日本テレコムの社長などを歴任して、もう悠々自適の世界に入るかと思いきや、65歳にして初めて起業。なぜ起業したかというと、遣り残した仕事があるから。日本のIT産業は人月商売になってしまっている。価値を売っていない。だから成功報酬型ビジネスを自ら実践し、ITの仕事は楽しいのだ、夢を与える仕事なのだということを証明してみせたいのだという。
私は、9月1日から新装オフィスで営業開始という8月29日、現在のオフィスにアポイントもなく飛び込んだ。倉重さんに会うためだ。赤坂のオフィスは、入ったとたん、広々としたスペースにテーブルがたくさん置いてあり、たくさんの人々が活き活きと、きびきびとした立ち居振る舞いをしていた。仕切るものが何もないのだ。受付の電話も、エレベータホールから入ったところに申し訳程度の衝立があり、その前にある。電話しようと思って手を出しかけたとき、遠くに、社員となにやら立ち話している倉重さんが見えた。私がお辞儀をすると30mくらい先にいたが気がつかれて、にこにこしながら寄ってきた。私はBiz/Browserの事例集に、私の思いを込めた手紙をつけてお渡ししてきた。倉重さんは私に「ありがとう」と言ってくれた。よい仕事をするにはよい道具も必要だから。

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