神田の学士会館で、ドラッカー学会の第3回総会があった。「源氏物語を読んだら、ほかの小説を読む気がしないように、ドラッカーに出会ったら他の経営学者の本を読む気がしなくなる」と、「ジャン・モネとドラッカー」で講演された近藤健彦氏が言われていたが、そのような方々の集まりだ。ドラッカーの本をほとんど翻訳されている上田惇生さんが代表理事だ。名刺交換させていただいた。
株式会社日本香堂会長の小仲正久氏は、1986年と1996年の二度ドラッカーを招いて、お世話になっているお客様に講演していただいたという。その中でのドラッカーのことば。「オーナー企業が、企業としてベストだ。分析と決断をすばやくできるからだ。但し経営者の目が親族ではなく社会に向いている場合に限る。」と。日本は国土が狭く資源がない、だから勤勉に働くしかないと日本人は子供の頃から何度も聞かされて育った。今は人類全体が狭い地球の中でどう生きるかであえいでいる。いまこそ日本人は「有限の世界で生きるための普遍的な価値観」を提唱し、世界に発信すべきだという。
元リクルートでHot Pepperを立ち上げた平尾勇司氏は、ほとんどが3年契約の契約社員で構成される2000人近い組織を熱血集団に育て上げ、絶大な成果を挙げた方。その講演には深く考えさせられるものがあった。その最大のものは「プチコン」だ。公告を取る営業マンがお客様の良い点をみつけ、そこを伸ばすための公告のコピーなどをお客様と一緒に考えるのだという。
ドラッカー学会に参加できたことは、今後の人生にかなり影響しそうだ。
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